
はじめに|東京都内でもハクビシン被害は身近な問題に

夜中に天井裏からドタドタと足音がする

庭の果物が食べられている

ベランダや屋根の近くにフンのようなものがある
こうした異変がある場合、東京都内でもハクビシン被害が起きている可能性があります。
実際に世田谷区では、ハクビシンやアライグマが区内すべての地域で目撃され、数も増えていると案内されています。さらに中野区でも、区内でハクビシンなどの外来生物による被害が増えているとして注意喚起が行われています。
ハクビシンは山の動物と思われがちですが、都内の住宅街でも生息しやすく、屋根や塀、電線、庭木を伝って住宅に近づきます。さらに、外壁の継ぎ目や通風口、軒下などの小さな隙間から侵入し、天井裏や床下に住み着くことがあります。

この記事では、東京都内でハクビシン被害が増えている理由、被害のサイン、自分でできる予防策、相談すべきタイミングをわかりやすく解説します。
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東京都内でハクビシン被害が増えている理由

住宅街にもエサが多いから
ハクビシンは雑食性で、特に果実を好みます。東京都内の住宅街には、庭木の果実、家庭菜園の野菜、生ゴミ、屋外に置いたペットフードなど、エサになるものが多くあります。
新宿区でも、被害対策として果実を早めに収穫すること、落下した果実や生ゴミを放置しないこと、ペットのエサを屋外に置かないことを呼びかけています。エサがある場所は、ハクビシンに何度も狙われやすくなります。
天井裏や空き家がねぐらになりやすいから
ハクビシンは、人目につきにくく雨風をしのげる場所を好みます。住宅の天井裏、床下、物置、倉庫、空き家などは、ねぐらにされやすい場所です。
世田谷区では、外壁の継ぎ目、縁の下、通風口、屋根付近などの小さな隙間から屋内へ侵入すると案内しています。築年数の古い住宅や、換気口まわりに隙間がある建物は注意が必要です。
高い場所を移動できるため都心部でも侵入しやすいから
ハクビシンは木登りが得意で、庭木や柱を登り、屋根や電線を伝って移動します。水路や側溝を通って近づき、電柱、庭木、壁などを使って建物に侵入することもあります。
そのため、都心部や住宅密集地でも安心はできません。庭木が屋根に接している家や、隣家との距離が近い住宅では、侵入リスクが高くなります。
放置すると被害相談が増えやすいから
東京都区部の研究では、23区内のハクビシン相談件数が2009年の52件から2012年には175件へ増加し、2014年も154件と高い水準でした。
最初は「天井裏で音がする」程度でも、放置すると糞尿による悪臭、天井のシミやたるみ、害虫の発生などにつながることがあります。被害が大きくなる前に、侵入口の確認やエサの管理を行うことが大切です。
ハクビシンとは?東京都内でも見られる夜行性の野生動物

ハクビシンは、顔の中央に白いすじがあるのが大きな特徴です。中野区では、成獣の体長は50〜60cm程度、尾が長く、足が短い動物として紹介されています。木登りが得意で、8cm四方程度の隙間にも入り込むと案内されています。
また、ハクビシンは夜行性・雑食性で、果実を好み、複数のねぐらを持ちながら家屋や屋根裏に棲みつくことがあるとされています。
東京都内で多いハクビシン被害のサイン

天井裏から足音がする
もっとも多いサインの一つが、夜中の天井裏の足音です。ハクビシンはネズミより大きいため、「カサカサ」という軽い音ではなく、「ドタドタ」「バタバタ」といった重めの音として感じられることがあります。
被害研究でも、家屋侵入の初期段階では、天井裏を動き回ることによる騒音被害が起こると指摘されています。
屋根・ベランダ・天井裏にフンがある
ハクビシンは同じ場所に糞尿をためることがあり、これが悪臭や汚損の原因になります。世田谷区でも、屋内に棲みつくと、溜め込んだ糞尿による悪臭やしみ汚れ、ダニやノミなどの害虫発生につながると案内されています。
庭の果物や野菜が食べられている
ハクビシンは果実を好むため、柿、びわ、ぶどう、みかん、トマトなどが狙われやすくなります。夜間だけ被害が出る場合や、果実が何度も食べられる場合は注意が必要です。
天井のシミや獣臭がある
天井裏で糞尿をされると、天井板にシミが出たり、室内に獣臭が広がったりします。中野区でも、屋内に住み着かれると、建物の破損、悪臭や汚損、ダニの発生が起こると案内されています。
ハクビシン被害を放置するとどうなる?
ハクビシン被害は、放置するほど被害が広がりやすくなります。
まず、夜間の足音や物音が続くことで、睡眠不足やストレスの原因になります。その後、糞尿がたまることで悪臭やシミが発生し、天井材や断熱材が傷むおそれがあります。さらに、最悪の場合には天井のたるみや崩落、病虫による健康被害にまで発展する可能性があります。
「少し音がするだけだから」と様子を見るのではなく、早めに対処することが重要です。
自分でできるハクビシン対策
生ゴミを外に放置しない
生ゴミや廃棄果実を屋外に置いたままにすると、ハクビシンを呼び寄せます。ゴミはフタ付き容器に入れ、収集日まで放置しないようにしましょう。
庭の果実を早めに収穫する
熟した果実や落下した果実は、そのままエサになります。新宿区も、成熟したらすぐ収穫し、落下した果実を放置しないことを推奨しています。
ペットフードを屋外に置かない
犬や猫のエサの出しっぱなしは、ハクビシンにとって格好のエサ場です。夜間は必ず片付け、食べ残しも残さないようにしましょう。
屋根にかかる枝を剪定する
庭木の枝が屋根やベランダに接していると、侵入の足場になります。建物に面した枝は定期的に剪定し、切った枝も庭に放置しないようにしましょう。
侵入口になりそうな隙間を確認する
軒下、換気口、外壁、縁の下、配管まわりなどに隙間がないか確認します。北区では、ハクビシンは8cm四方前後の穴から侵入できると案内しています。
ただし、すでに屋内にいる可能性がある場合は、自己判断でふさがないようにしましょう。
ハクビシン対策でやってはいけないこと

無許可で捕獲する
ハクビシンは野生鳥獣であり、許可なく捕獲することはできません。中野区や北区でも、捕獲は法律に基づいて実施されると案内されています。
天井裏に自分で入る
天井裏は足場が不安定で、転落や踏み抜きの危険があります。さらに、糞尿やダニ、ノミに触れるリスクもあるため、無理に確認しない方が安全です。
中にいる状態で侵入口をふさぐ
ハクビシンが中にいるまま侵入口をふさぐと、閉じ込めてしまい、建物内で暴れたり、別の場所を壊して出ようとしたりする可能性があります。
忌避剤だけで済ませる
忌避剤や燻煙剤で一時的に離れても、侵入口やエサ場が残っていれば再発しやすくなります。根本対策には、侵入経路の確認、追い出し、清掃、封鎖、再発防止まで必要です。
ハクビシン駆除・対策を専門業者に相談すべきケース
- 天井裏から毎晩のように足音がする
- 屋根やベランダにフンがある
- 天井にシミや悪臭がある
- 庭の果実が何度も食べられている
- 侵入口らしき隙間がある
- 小さな子どもや高齢者、ペットがいる
- 自分で対策しても再発する
- 空き家や古い住宅で被害が疑われる
被害状況によっては、自治体が現地調査や箱わなの設置を案内していることがあります。たとえば北区では、被害が生じている場合、専門業者による現地調査と箱わなの設置を行っていますが、清掃・消毒や侵入口補修は行っていないと明記されています。
東京都内でハクビシン被害に困ったときは自治体にも相談を
自治体によって対応内容は異なりますが、相談窓口が用意されている区もあります。
自治体の制度で対応できる範囲と、民間業者に依頼すべき範囲は異なるため、まずは住んでいる地域の案内を確認するとスムーズです。
よくある質問

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ハクビシンは東京都心にも出ますか?
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はい。世田谷区では、ハクビシンやアライグマが区内全域で目撃され、数も増えていると案内されています。
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天井裏の足音だけでハクビシンと判断できますか?
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足音だけで断定はできません。ネズミやアライグマなどの可能性もあるため、フン、臭い、侵入口の位置などもあわせて確認する必要があります。
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ハクビシンは自分で駆除できますか?
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無許可での捕獲はできません。自分でできるのは、エサを減らす、枝を切る、建物外周を点検するなどの予防策が中心です。
まとめ|東京都内のハクビシン被害は早めの対策が重要
東京都内でも、ハクビシンは住宅街で目撃され、天井裏や床下に住み着く被害が起きています。特に、庭の果実、生ゴミ、屋外のペットフード、屋根にかかる枝、建物の隙間がある住宅では注意が必要です。
被害は、最初は小さな足音やフンだけでも、放置すると悪臭、天井のシミ、ダニ・ノミ、建物被害へ広がるおそれがあります。夜中の足音、フン、獣臭、天井のシミに気づいたら、まずはエサ場を減らし、枝の剪定や建物の点検を行いましょう。そして、屋内侵入の疑いがある場合は、無理に捕獲や封鎖をせず、早めに専門業者や自治体へ相談することが大切です。
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