
はじめに

朝になると屋根から鳩の鳴き声が聞こえる

ベランダや車に落ちるフンが増えた
このような場合、太陽光パネルの下に鳩が入り込んでいるかもしれません。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。
なぜ太陽光パネルの下に鳩が入り込むのか

太陽光パネルと屋根の間には、設置用の架台によって隙間があります。
上部はパネルで覆われているため、
雨や直射日光を避けやすく、人やカラスなどの外敵からも見つかりにくい環境です。
もともと建物の隙間や棚状の場所を巣として利用するドバトにとって、
パネル下は休憩場所やねぐら、子育ての場所として条件がそろっています。
最初は屋根の上で休んでいるだけでも、次第にパネル下へ入り込み、枝や枯れ草を運び始めることがあります。
ドバトは一年を通して繁殖でき、特に春から夏は繁殖が活発になるため、季節を問わず注意が必要です。
太陽光パネルに鳩が住み着いたサイン

太陽光パネルの奥は地上から見えにくいため、巣が完成するまで気づかないケースもあります。
次のような変化が見られたら、鳩がパネル下を利用している可能性があります。
・毎日、同じパネルの端から鳩が出入りしている
・早朝や夕方に屋根から鳴き声や羽音が聞こえる
・ベランダ、玄関、庭、車に落ちるフンが増えた
・雨どいに枝、枯れ草、羽毛がたまっている
・掃除しても数日で同じ場所が汚れる
・パネルの端から巣材の一部が見えている
屋根に鳩が一羽止まっているだけでは、すぐに巣があるとは限りません。
ただし、つがいで行動している、枝をくわえている、一定の場所へ何度も潜り込むといった様子があれば、巣作りが進んでいる可能性があります。
太陽光パネル下の鳩を放置すると起こる被害
フンによる汚れや悪臭
鳩が太陽光パネルの下を巣やねぐらとして使うと、同じ場所へ繰り返しフンを落とすようになります。
フンが溜まる場所
・屋根や雨どい
・軒先や外壁
・ベランダや玄関
・庭や駐車場
雨が降るとフンの汚れが流れ、外壁に筋状の跡が残ることもあります。
生活への影響
・臭いが気になり窓を開けにくい
・洗濯物を外へ干しにくい
・玄関や車を何度も掃除する必要が
・衛生面と住宅への影響
フンの量が増える前に、鳩の出入りや巣の有無を確認しましょう。
パネル表面の汚れと発電設備への影響
考えられる影響
・パネル表面が汚れ、日光が遮られる
・発電量が低下する可能性がある
・配線や架台の状態を確認しにくくなる
・設備の破損や外れを見落としやすくなる
ただし、発電量は天候や季節によっても変化します。
前年同月の数値と比較し、急な低下やエラー表示がないか確認しましょう。
異常が見られた時の注意点
・パネルや配線へむやみに触れない
・自分で屋根へ上がらない
・太陽光発電の販売店や専門業者へ点検を依頼する

鳩対策とあわせて設備の状態も確認してもらうと安心です。
雨どいの詰まり
巣に使われた枝、枯れ草、羽毛、フンが雨どいへ流れ込むと、水の通り道をふさぐことがあります。
雨どいから水があふれれば、軒天や外壁へ繰り返し水がかかり、住宅の汚れや劣化を招く原因になります。
落ち葉が少ない時期なのに雨どいから水があふれる場合や、屋根の一部分だけ水の流れがおかしい場合は、パネル下の巣材が影響していないか確認が必要です。
鳩の巣を見つけたときにやってはいけないこと

卵やヒナがいる巣を勝手に撤去する
野生の鳥や鳥の卵は、鳥獣保護管理法の対象です。
巣だけで、卵やヒナがいないことが明らかな場合は撤去できますが、
卵やヒナを許可なく捕獲したり、処分したりすることは原則として禁止されています。
太陽光パネルの奥は暗く、地上から巣の中まで確認するのは困難です。
卵やヒナがいる可能性を否定できないときは、自分で巣を引き出さず、自治体や専門業者へ相談しましょう。
自分で屋根へ上る
二階屋根や傾斜のある屋根での作業には、転落の危険があります。
太陽光パネルが設置されていると足を置ける範囲が限られ、誤ってパネルを踏んで破損させる可能性も否定できません。
また、市販のネットや金具を取り付けるために、パネルのフレームや屋根材へ穴を開けることもおすすめできません。
施工方法によっては、雨漏りや設備保証への影響が生じることがあります。
設置会社やメーカーの保証条件も確認し、太陽光パネル周辺での作業経験がある業者へ依頼しましょう。
鳩へ向けて強い薬剤を使用する
パネル下へ殺虫剤などを大量に吹き込んでも、侵入できる隙間が残っていれば根本的な解決にはなりません。
薬剤が屋根や設備に付着したり、鳩が予期しない方向へ飛び出したりすることも考えられます。
鳩を傷つける方法ではなく、巣の有無を確認したうえで、清掃と物理的な侵入防止を組み合わせることが重要です。
自分でできる確認と応急的な対策
太陽光パネルの下に鳩が入り込んでいる可能性がある場合は、無理に屋根へ上がらず、安全な地上やベランダから状況を確認しましょう。
確認ポイント
・鳩が出入りしている場所
・鳩が現れる時間帯
・出入りしている鳩の羽数
・フンが落ちている場所と範囲
・枝や枯れ草、羽毛などの巣材が見えるか
・鳴き声や羽音が聞こえるか
鳩の出入りやフンの状態は、写真や動画で記録しておくと、専門業者へ相談するときに状況を伝えやすくなります。
フンを掃除した日も記録しておきましょう。
数日後に同じ場所へ新しいフンが増えていれば、現在も鳩がパネル下を利用している可能性があります。
自分でできる応急的な対策
・手の届く場所のフンの除去
・ペットフードや生ゴミ、穀物を屋外に放置しない
・フンや鳴き声が増えていないか定期的に確認する
反射テープ、カラスの模型、超音波機器などの鳩よけグッズは、一時的に鳩を警戒させることがあります。
ただし、時間がたつと慣れられる可能性があり、パネル下への侵入を防ぐ根本的な対策にはなりません。
すでに巣を作られている場合は、鳩よけグッズを置くだけで解決する可能性は高くありません。
巣やフンを取り除いたうえで、パネル周囲の隙間をふさぐ再侵入防止対策が必要です。
鳩のフンを掃除する手順

用意するもの
・使い捨てマスク
・ゴム手袋または使い捨て手袋
・長袖の服、長ズボン
・水を入れたスプレーボトル
・中性洗剤または消毒用エタノール
・キッチンペーパー
・ゴミ袋を2枚以上
子どもやペットを近づけず、窓も閉めておきます。
使い捨てマスクとゴム手袋を着け、肌の露出をできるだけ避けましょう。
水や薄めた中性洗剤をかけ、乾いたフンが舞い上がらないようにします。
その上からキッチンペーパーをかけ10分ほど放置します。
湿らせたフンを静かに取り除き、使用したペーパーは袋へ入れて密閉してください。
汚れていた場所を再度拭き、作業後は手や腕を石けんでよく洗います。
・乾いたフンをほうきや掃除機で除去しない
・清掃中にフンを素手で触らない
・パネルや配線へ水や洗剤を直接かけない
鳩対策を業者へ相談したほうがよいサイン
業者へ相談したほうがよいサイン
当てはまる項目をタップしてください。3つ以上該当する場合は、早めの業者相談をおすすめします。
- 毎日同じ場所から鳩が出入りしている
- 掃除しても短期間でフンがたまる
- パネル下から枝や羽毛が見えている
- 卵やヒナがいる可能性がある
- 鳴き声や悪臭が続いている
- 雨どいに巣材が流れ込んでいる
- 発電モニターにエラーや急な変化がある
- 二階屋根など安全に確認できない場所である
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。
太陽光パネルの鳩被害に関するよくある質問(FAQ)
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太陽光パネルの下にある鳩の巣は自分で撤去できますか?
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巣の中に卵やヒナがいなければ、巣だけを撤去することに特別な許可は必要ありません。
ただし、卵やヒナを含む巣を許可なく撤去することは原則として禁止されています。
パネル下は内部を確認しにくく、高所作業にも危険が伴うため、判断できない場合は自治体や専門業者へ相談してください。
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鳩の巣ができやすい時期はいつですか?
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ドバトは一年を通して繁殖できますが、特に春から夏にかけて活発になります。
秋や冬でも巣を作る可能性があるため、「春を過ぎたから大丈夫」とは限りません。
同じ場所への出入りが続いている場合は、季節を問わず確認しましょう。
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CDや反射テープを設置すれば鳩は来なくなりますか?
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鳩を一時的に警戒させる可能性はありますが、危険がないと判断されると再び近づくことがあります。すでに太陽光パネル下へ巣を作っている場合は、反射物だけで解決するのは難しいでしょう。
巣材やフンを取り除き、パネル周囲の隙間を物理的にふさぐ必要があります。
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防鳥ネットを設置すると発電量に影響しますか?
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パネル表面を覆わず、通風や排水、設備点検を妨げない方法で施工すれば、防鳥ネットによる発電への影響は通常避けられます。
ただし、パネルの上にネットをかぶせたり、フレームへ不適切な金具を固定したりすると、設備を傷つけるおそれがあります。太陽光パネル周辺の施工経験がある業者へ依頼しましょう。
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鳩対策はどの業者へ相談すればよいですか?
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巣やフンの撤去、防鳥ネットの設置については、太陽光パネル周辺での施工経験を持つ害鳥対策業者へ相談します。
発電量の急な低下、エラー表示、パネルやケーブルの破損が疑われる場合は、太陽光発電の販売店やメンテナンス会社による設備点検も必要です。鳩の侵入対策と電気設備の点検を分けて考えましょう。
まとめ 鳩が出入りし始めた段階で早めに確認しよう
太陽光パネルの下は、鳩にとって雨風や外敵を避けやすく、巣を作りやすい場所です。
住み着かれると、フンや悪臭、雨どいの詰まり、パネル表面の汚れなど、屋根以外にも被害が広がる可能性があります。
巣を取り除くだけでは、侵入口が残っている限り再発を防げません。
一方、卵やヒナがいる巣を勝手に撤去したり、自分で屋根へ上ったりすることには、法律面と安全面の両方で注意が必要です。


