
はじめに
春になると、戸建て住宅で「夜中に天井から足音がする」「屋根裏から物音がする」といった相談が増えることがあります。その原因の一つが、アライグマです。
神奈川県では近年、住宅街でアライグマの目撃や被害が増えており、特に春は活動が活発になる時期として注意が必要です。
この記事では、神奈川県でアライグマが増えている背景や、春に被害が増える理由、さらに横浜市・川崎市で多い被害例や対策について解説します。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。
神奈川県でアライグマが増えている背景

アライグマはもともと北米原産の動物で、日本にはペットとして輸入された個体が逃げたり、捨てられたりしたことで野生化しました。
現在は「特定外来生物」に指定されており、飼育や放出は禁止されています。
神奈川県ではすでに広い地域で生息が確認されており、
• 横浜市
• 川崎市
など都市部でも分布が広がっています。
都市部で増えやすい理由として、次のような環境が挙げられます。
- 公園や河川などの緑地が多い
- 生ゴミや家庭菜園など食べ物が豊富
- 屋根裏や床下など隠れられる場所がある
こうした条件がそろう住宅地では、アライグマが住みつきやすくなります。
春にアライグマ被害が増える理由
アライグマによる住宅被害は、特に春(3月〜5月)に増える傾向があります。
その大きな理由が「繁殖・子育て」です。
春はアライグマの出産シーズンで、メスは安全な場所を探して屋根裏や床下に侵入することがあります。
屋根裏は雨風をしのげて外敵も少ないため、子育て場所として選ばれやすいのです。
その結果、戸建て住宅では次のようなトラブルが発生しやすくなります。
• 夜間に天井から足音がする
• 屋根裏で鳴き声が聞こえる
• 天井にシミや臭いが発生する
この時期に放置すると、子育てのため長期間住みついてしまうケースもあるため注意が必要です。
横浜市・川崎市で多いアライグマ被害

神奈川県内でも、特に 横浜市 や 川崎市 などの都市部では、住宅街でアライグマによる被害が報告されています。
これらの地域は戸建て住宅が多く、公園や河川などの自然環境も点在しているため、アライグマが住みつきやすい環境が整っているといわれています。
ここでは、横浜市・川崎市の戸建て住宅で実際に起こりやすい被害例を紹介します。
屋根裏に住みつく

住宅被害で最も多いのが、屋根裏への侵入です。
アライグマは手先が非常に器用で、わずかな隙間からでも侵入することがあります。屋根の隙間や換気口、外壁の劣化部分などを足がかりにして屋根裏へ入り込み、そのまま住みついてしまうケースも少なくありません。
屋根裏に入り込むと、人の生活スペースのすぐ上で活動するため、夜間に異変を感じることが多くなります。例えば次のような症状が見られることがあります。
• 夜中に天井から足音や物音がする
• 断熱材を荒らされる
• 糞尿による悪臭が発生する
特に春は繁殖期のため、屋根裏を子育ての場所として利用するケースもあり、放置すると長期間住みついてしまう可能性があります
糞尿による悪臭や天井シミ

アライグマは、屋根裏などの限られた場所で生活すると、同じ場所に繰り返し糞尿をする習性があります。
そのため、屋根裏に長期間住みつかれると衛生面の問題が発生することがあります。
例えば次のような被害です。
• 天井にシミができる
• 家の中に強い臭いが広がる
• 室内に害虫が発生する
糞尿による湿気が断熱材や木材に染み込むと、住宅の劣化につながる可能性もあります。被害が進行すると、天井の張り替えや消臭作業などが必要になる場合もあるため注意が必要です。
ペットや庭の被害

屋根裏被害だけでなく、庭や敷地内での被害も発生することがあります。
アライグマは雑食性で、人の生活圏にある食べ物を狙うことがあるためです。住宅街では次のような被害が報告されています。
• 金魚や鯉などの池の生き物が食べられる
• 家庭菜園の野菜や果物が荒らされる
• ゴミ袋が破られる
特に生ゴミや果実の匂いはアライグマを引き寄せやすく、繰り返し住宅地に現れる原因になることもあります。
横浜市や川崎市では住宅街でアライグマの目撃情報も増えており、戸建て住宅では屋根裏だけでなく庭や敷地周辺でも注意が必要です。
横浜市・川崎市では自治体に相談できる?
アライグマは外来生物であるため、多くの自治体では捕獲や相談窓口を設けています。
横浜市の場合
横浜市では、アライグマやハクビシンなどの生活被害に関する相談を受け付けています。
主な対応
• 生息情報の受付
• 捕獲事業(条件あり)
• 被害対策の案内
川崎市の場合
川崎市でもアライグマの捕獲を進めており、近年は捕獲数が増加しています。
過去には
• 2016年度:11頭
• 2020年度:102頭
と捕獲数が大きく増え、住宅被害への注意が呼びかけられています。
見かけた場合は、市の担当窓口や動物愛護センターへ相談することが推奨されています。
戸建てでできるアライグマ対策

アライグマ被害を防ぐためには、侵入しにくい環境づくりが大切です。
主な対策は以下の通りです。
- 屋根や通気口の隙間を塞ぐ
侵入経路になりやすい場所を点検する。 - ゴミを屋外に放置しない
食べ物の匂いはアライグマを引き寄せます。 - 庭にエサになるものを置かない
ペットフードや果実などは要注意。 - 早めに専門業者へ相談する
屋根裏に住みつくと自力での対処は難しい場合があります。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。
よくある質問(FAQ)
-
横浜市や川崎市ではアライグマの相談はできますか?
-
はい、自治体でもアライグマに関する相談窓口が設けられています。
例えば
• 横浜市
• 川崎市では、アライグマなどの生活被害に関する相談や対策の案内を受けることができます。
ただし、屋根裏への侵入や住宅被害については、専門の害獣駆除業者に相談するよう案内されるケースもあります。
-
アライグマを自分で追い出すことはできますか?
-
アライグマは攻撃性があるため、無理に追い出そうとするのは危険です。
また、アライグマは外来生物として法律の規制があるため、勝手に捕獲することができない場合もあります。
屋根裏などに住みついている可能性がある場合は、自治体や専門業者へ相談することが推奨されています。
-
アライグマを寄せ付けない対策はありますか?
-
アライグマ被害を防ぐためには、侵入しにくい環境づくりが大切です。
例えば次のような対策があります。
• 屋根や換気口の隙間を点検する
• 生ゴミを屋外に放置しない
• ペットフードを外に置かない
• 庭の果実や家庭菜園を管理する
まとめ

神奈川県では近年、住宅街でもアライグマの生息が広がっており、特に春は繁殖シーズンのため被害が増えやすい時期です。
とくに
• 横浜市
• 川崎市
の戸建て住宅では、屋根裏侵入や糞尿被害などの相談が増えています。
「夜中に天井から音がする」「屋根裏に何かいる気がする」と感じた場合は、放置せず自治体や専門業者に相談することが大切です。

