春に増える害鳥被害とは?種類別の特徴と効果的な対策方法を徹底解説

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    目次

    春の害鳥対策|まず知るべきこと

    春の害鳥被害増加は、繁殖期による営巣活動ヒナの子育て期間が主な原因です。

    被害ピーク: 3月〜6月(営巣・抱卵・育雛期)
    主な害鳥: ハト・カラス・ムクドリ・スズメ
    推奨対応: 営巣前の予防対策+早期発見+専門業者による適法対処


    「ベランダに鳩が巣を作り始めて洗濯物が干せない

    「カラスに頭を狙われて怖くて外を歩けない」

    「毎朝早くから鳥の鳴き声で起こされる」



    春から初夏にかけて、こうした鳥による被害の相談が急増します。

    特に3月から6月は、多くの鳥類が繁殖期を迎えるため、営巣・子育てによる被害が集中します。
    一度巣を作られると、糞害、騒音、衛生環境の悪化、さらにはダニなどの二次被害まで、日常生活に深刻な支障をきたします。

    本記事では、ROY株式会社の累計3万件を超える駆除実績から得た知見をもとに、春の害鳥被害の実態と、効果的な対策方法を徹底解説します。

    ROY株式会社 害獣駆除 栃ノ心アンバサダー

    春に害鳥被害が増える理由

    なぜ春だけ鳥の被害が急増するのでしょうか。その背景には、鳥類の生態が深く関係しています。

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    繁殖期による営巣活動の活発化

    春、特に3月から6月は、ハト、カラス、ムクドリ、スズメなど多くの鳥類にとって繁殖シーズンです。この時期、鳥たちはつがいを形成し、安全な営巣場所を探して活発に動き回ります。

    野生環境では樹木や崖に巣を作る鳥も、都市部では人間の建物に営巣場所を求めます。
    ベランダ、軒下、屋根裏、換気扇の中、室外機の裏、看板の隙間など、雨風をしのげて天敵から身を守れる場所が選ばれます。

    繁殖期には縄張り争いも激化します。特にカラスは縄張り意識が強く、自分のテリトリーに侵入する者には威嚇や攻撃を行います。この行動が、人間への威嚇・攻撃被害として現れるのです。

    営巣場所が一度決まると、鳥はその場所に強い執着を示します。特にハトは帰巣本能が強く、一度営巣した場所に翌年も戻ってくる習性があります。

    ヒナの子育てによる行動変化

    卵が孵化しヒナが生まれると、親鳥の行動はさらに変化します。

    まず、警戒心と攻撃性が大幅に増加します。ヒナを守るため、巣に近づく人間や動物に対して激しく威嚇し、時には攻撃してきます。カラスの繁殖期における攻撃被害の多くは、この時期に集中します。

    また、ヒナへの餌運びのため、親鳥は頻繁に巣と餌場を往復します。一日に何十回も出入りを繰り返すため、人間の生活空間との接触機会が増え、騒音や糞害も深刻化します。

    ヒナが成長すると、糞の量も急増します。営巣場所の真下は糞で汚れ、悪臭が発生し、衛生環境が著しく悪化します。乾燥した糞が風で舞い上がると、病原菌を含む粉塵を吸い込むリスクもあります。

    春の気候条件が鳥に最適

    春の気候は、鳥の繁殖に最適な条件が揃っています。

    気温は15〜25℃と温暖で、ヒナの体温維持に適しています。真冬の厳しい寒さや真夏の酷暑は、ヒナの生存率を下げるため、春が最も繁殖に適した季節なのです。

    また春は、昆虫や植物の新芽が増える時期でもあり、餌が豊富です。ヒナを育てるには大量の餌が必要ですが、春はその条件が満たされています。

    さらに、営巣材料となる枯草、小枝、ビニール紐なども容易に入手できます。都市部では、公園や街路樹、庭木から材料を集めて巣を作ります。

    都市環境が営巣地として好まれる理由

    近年、都市部での害鳥被害が増加している背景には、都市環境そのものが鳥にとって魅力的な営巣地になっていることがあります。

    都市には、猛禽類などの天敵が少なく、安全です。また、建物の構造が複雑で、雨風をしのげる場所が豊富にあります。ベランダの室外機裏、換気扇、屋根の隙間など、野生環境にはない絶好の営巣場所が提供されています。

    さらに、都市部では人間が出すゴミや、善意の餌やりにより、安定した食料源が確保できます。公園のゴミ箱、飲食店の裏、コンビニのゴミ捨て場などは、鳥たちの格好の餌場です。

    こうした条件が揃った結果、本来は自然環境に生息するはずの鳥が、都市に定着し繁殖するようになったのです。

    春に被害を起こす代表的な害鳥の種類

    ハト(ドバト・キジバト)

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    外見の特徴
    ドバトは全体的に灰色で、首元に緑や紫の光沢があります。キジバトは茶褐色で、首に白黒の縞模様があります。体長は30〜35cm程度です。

    主な被害
    糞害が最も深刻です。ハトの糞は強い酸性で、建物の外壁や金属部分を腐食させます。乾燥した糞にはクリプトコッカスという真菌が含まれ、吸い込むと肺炎を引き起こすことがあります。また、トリサシダニなどの寄生虫を運び、人間を刺すこともあります。
    早朝からの鳴き声による騒音被害も深刻で、「デデッポーポー」という鳴き声で睡眠を妨げられる人も少なくありません。

    営巣場所
    ベランダ、室外機の裏、屋根の軒下、雨どいの内部、看板の上など。平らで少し囲われた場所を好みます。

    繁殖力の高さ
    ハトは年に5〜6回も繁殖できる驚異的な繁殖力を持っています。一度に2個の卵を産み、約18日で孵化、さらに約1ヶ月でヒナが巣立ちます。つまり一度営巣を許すと、年間を通じて被害が継続します。

    カラス(ハシブトガラス・ハシボソガラス)

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    外見の特徴
    全身が黒く、体長は50〜60cm。ハシブトガラスはくちばしが太く上に反っており、都市部に多く生息します。ハシボソガラスはくちばしが細く、農村部に多く見られます。
    非常に知能が高く、道具を使ったり、人の顔を覚えたりする能力があります。

    主な被害
    ゴミ袋を破って中身を荒らす被害が代表的です。生ゴミを散乱させ、周辺を汚します。
    繁殖期(3月〜7月)には、巣に近づく人間を威嚇・攻撃します。後方から低空飛行で接近し、頭部を脚で蹴るように攻撃してきます。特に7〜8月の巣立ち期は最も危険で、毎年多くの人が被害に遭っています。
    早朝の大きな鳴き声も騒音被害として問題になります。

    営巣場所
    高木の枝、電柱、鉄塔、公園の樹木など、高い場所を好みます。ただし、ベランダの大型植木や、屋上に営巣することもあります。

    繁殖期の攻撃行動
    カラスの攻撃は段階的です。まず、じっと見て警戒→威嚇鳴き→接近→人を追跡→低空飛行→攻撃という順序を踏みます。威嚇の段階で遠ざかれば攻撃には至りませんが、気づかずに近づき続けると攻撃されます。

    ムクドリ

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    外見の特徴
    体長24cm程度、全体的に黒褐色で、くちばしとあしが黄色い鳥です。集団で行動する習性があり、数百羽から数千羽の群れを作ることもあります。

    主な被害
    集団営巣による大量の糞害と騒音が深刻です。夕方になると「ねぐら」に集まるため、その場所となった街路樹や建物周辺は、糞で真っ白になり、悪臭が漂います。
    また、早朝と夕方の鳴き声による騒音被害も大きく、地域全体の生活環境を悪化させます。

    営巣場所
    建物の隙間、換気口、看板の裏、街路樹など。小さな隙間でも侵入し、集団で営巣します。

    数百羽規模の集団営巣
    ムクドリは社会性が高く、繁殖期でも集団で行動します。一つの建物や街路樹に数百羽が営巣すると、その被害は個人レベルでは対処不可能なレベルに達します。自治体が行政対策に乗り出すケースもあります。

    スズメ

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    外見の特徴
    体長14cm程度の小型の鳥で、茶色と黒の縞模様、頬に黒い斑点があります。人間の生活圏に適応しており、都市部でも普通に見られます。

    主な被害
    換気扇内部への営巣が最も多い被害です。換気扇が使えなくなり、巣材や糞が排気口を塞ぎます。また、戸袋、屋根瓦の隙間、雨どいなどにも営巣します。
    体は小さいですが、鳴き声は意外と大きく、早朝の騒音被害もあります。

    営巣場所
    換気扇、戸袋、屋根瓦の隙間、雨どいなど。わずか3〜4cmの隙間があれば侵入できます。

    小さな隙間から侵入
    スズメは体が小さいため、一見「鳥は入れないだろう」と思われる隙間からも侵入します。換気扇のフードと壁の隙間、通気口のカバーの破損部分など、見落としがちな場所が侵入口になります。

    その他の害鳥

    ツバメ
    ツバメは益鳥とされ、鳥獣保護管理法でも特に保護される傾向があります。しかし、玄関先や軒下に営巣されると、糞害が発生します。法的に対処が難しく、営巣前の予防が唯一の方法です。営巣期は3月から7月です。

    ヒヨドリ
    主に植物への食害を起こします。家庭菜園の野菜、果樹、花の芽などを食べてしまいます。また、早朝の大きな鳴き声による騒音被害もあります。

    コウモリとの混同注意
    換気口や屋根裏に侵入する小動物として、コウモリも混同されることがあります。コウモリは鳥類ではなく哺乳類ですが、同様に法的保護を受けており、対処方法が異なります。正確な識別が重要です。

    春の害鳥被害の実例と深刻なリスク

    健康被害のリスク

    鳥の糞には、多くの病原菌や寄生虫が含まれています。

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    クリプトコッカス症
    ハトの糞に含まれる真菌が原因で、吸い込むと肺炎や髄膜炎を引き起こします。免疫力の低い高齢者や子供は特に注意が必要です。

    鳥インフルエンザ
    野鳥が鳥インフルエンザウイルスを保有していることがあります。直接接触しなくても、糞を介して感染するリスクがあります。

    アレルギー性鼻炎・喘息
    乾燥した糞が粉塵となって空気中に舞い、それを吸い込むことでアレルギー症状を引き起こします。

    寄生虫(ダニ・トリサシダニ)
    鳥の巣にはダニが大量に発生します。巣立ち後、餌がなくなったダニは屋内に侵入し、人間を刺します。夜間に刺され、激しいかゆみと発疹に悩まされます。

    建物・設備への被害

    鳥の糞は強い酸性で、建材を劣化させます。

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    外壁・ベランダの劣化
    糞が付着したまま放置すると、塗装が剥がれ、コンクリートや金属部分が腐食します。美観を損なうだけでなく、建物の寿命を縮めます。

    排水溝の詰まり
    糞や巣材が排水溝に堆積すると、雨水が流れなくなり、水漏れの原因になります。

    換気扇・エアコン室外機の故障
    スズメが換気扇内部に営巣すると、モーターに負荷がかかり故障します。室外機の隙間に巣を作られると、熱交換効率が低下し、エアコンの効きが悪くなります。

    ソーラーパネル下への営巣
    近年増えているのが、屋根上のソーラーパネルの下への営巣です。パネルと屋根の隙間が鳥にとって絶好の営巣場所となり、配線を傷つけたり、発電効率を低下させたりします。

    生活環境の悪化

    被害は物理的なものだけではありません。

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    早朝からの鳴き声による睡眠障害
    ハトやムクドリの鳴き声は、早朝4時頃から始まります。毎日続くと、慢性的な睡眠不足に陥り、健康を害します。

    洗濯物への糞害
    ベランダに営巣されると、干した洗濯物に糞が付着します。何度洗い直しても、また被害に遭うという悪循環に陥ります。

    ベランダ・庭が使えなくなる
    鳥の存在と糞害により、ベランダや庭に出ることが憂鬱になります。せっかくの快適空間が使えず、生活の質が著しく低下します。

    悪臭の発生
    糞や巣の腐敗による悪臭は、窓を開けられないほどになることもあります。特に夏場は深刻です。

    経済的損失

    鳥害による経済的損失も無視できません。

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    清掃・修繕費用の累積
    糞の清掃、外壁の補修、設備の修理など、被害が長期化すればコストは累積します。

    設備の早期劣化
    換気扇、エアコン、ソーラーパネルなどの設備が早期に故障すれば、交換費用が発生します。

    不動産価値の低下
    マンションやアパートで鳥害が深刻な場合、物件の評判が下がり、入居率低下や資産価値の下落につながります。
    店舗・施設の客離れ
    飲食店や商業施設で鳥害が発生すると、衛生面のイメージ悪化により客足が遠のきます。

    春の害鳥対策|営巣前にできる予防方法

    物理的な侵入防止策

    鳥を物理的に寄せ付けない方法が最も確実です。

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    防鳥ネットの正しい設置方法
    ベランダ全体を防鳥ネットで覆う方法が効果的です。網目は25mm以下のものを選び、隙間なく張ることが重要です。中途半端に張ると、隙間から侵入されます。ネットは定期的に点検し、破れや緩みがあれば補修します。

    剣山・トゲトゲシートの効果的配置
    鳥が止まりそうな場所に剣山やトゲトゲシート(バードスパイク)を設置します。ベランダの手すり、室外機の上、屋根の軒先などに配置します。ただし、隙間があると効果が薄れるため、隙間なく設置することが大切です。

    ワイヤー・テグスの張り方
    手すりや軒先に、ステンレスワイヤーやテグス(釣り糸)を張る方法もあります。鳥が止まろうとしても不安定で止まれないため、忌避効果があります。10cm間隔で複数本張ることで効果が高まります。

    隙間の封鎖
    換気口には専用のカバーや細かいネットを取り付けます。屋根瓦の隙間、外壁のひび割れ、排気口など、3cm以上の隙間があれば鳥は侵入できます。コーキング材や隙間充填材で塞ぎましょう。

    鳥が嫌う環境づくり

    鳥が「ここは居心地が悪い」と感じる環境を作ります。

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    反射素材・目玉風船の活用
    CDやアルミテープなどの反射素材を吊るすと、光の反射で鳥を驚かせます。また、目玉模様の風船も一定の効果があります。ただし、鳥は慣れるため、定期的に位置を変えたり、他の方法と併用したりすることが重要です。

    超音波・鳥忌避音の効果と限界
    超音波発生装置や、猛禽類の鳴き声を流す装置も市販されています。一定の忌避効果はありますが、完全に防げるわけではなく、鳥が慣れてしまうこともあります。補助的な手段として活用しましょう。

    忌避剤・忌避ジェルの使用方法
    鳥が嫌う臭いや触感の忌避剤を、止まり木になりそうな場所に塗布します。ジェル状のものは、鳥が触れるとベタベタして不快に感じるため、寄り付かなくなります。ただし、雨で流れたり効果が薄れたりするため、定期的な再塗布が必要です。

    餌場を作らない
    ゴミは袋を破られないようネットをかけ、指定時間に出します。餌やりは絶対にやめましょう。善意のつもりでも、結果的に鳥を呼び寄せ、地域全体の被害を拡大させます。

    定期的な点検とメンテナンス

    予防対策は「設置したら終わり」ではありません。

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    ベランダ・屋根の月1回点検
    月に一度は、ベランダ、屋根、軒下を点検します。小枝や羽根が落ちていないか、ネットや剣山が壊れていないかを確認します。

    巣材の早期除去
    小枝や枯草が集まり始めているのを発見したら、すぐに除去します。これは営巣の初期段階です。まだ卵やヒナがいない段階なら、法的に問題なく除去できます。

    糞の速やかな清掃
    糞を見つけたら、すぐに清掃します。糞があると、「ここは安全な場所だ」と鳥が認識し、営巣場所として選ばれやすくなります。

    小枝・羽根の発見は営巣前兆
    小枝が数本落ちている、羽根が散乱しているといった兆候は、営巣の下見段階です。この段階で対策を強化すれば、営巣を防げます。

    マンション・集合住宅での対策

    集合住宅では、個人だけの対策では限界があります。

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    管理組合との連携
    マンションの共用部に営巣されている場合、管理組合に相談しましょう。共用部は個人で勝手に対策できないため、組合として対応してもらう必要があります。

    共用部の一斉対策の重要性
    一部の住戸だけが対策しても、他の場所に営巣されれば被害は続きます。マンション全体で一斉に対策することで、効果が飛躍的に高まります。

    住民全体での意識統一
    餌やりをしない、ゴミ出しルールを守るなど、住民全体で意識を統一することが重要です。一人でも餌やりをすると、マンション全体に鳥が集まります。

    専門業者による定期管理契約
    大規模マンションでは、専門業者と定期管理契約を結ぶことも有効です。年に数回、専門的な点検と対策を実施してもらうことで、被害を未然に防げます。

    すでに営巣されてしまった場合の対処法

    鳥獣保護管理法と法的制約

    日本では、野生の鳥獣は「鳥獣保護管理法」により保護されています。

    • 野生鳥獣は原則捕獲・駆除禁止
      法律上、野生の鳥は原則として捕獲・駆除が禁止されています。これはハトもカラスもスズメも同様です。
    • 卵・ヒナがいる巣は撤去不可
      巣に卵やヒナがいる場合、その巣を撤去することは法律で禁止されています。撤去すると、結果として鳥や卵を傷つける行為になるためです。
    • 違反した場合の罰則
      違反すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。善意でも、知らなかったでも、法律違反になります。
    • 許可が必要なケースと申請方法
      どうしても駆除が必要な場合は、都道府県または市町村に許可を申請する必要があります。ただし、許可が下りるのは、農作物への深刻な被害や、公衆衛生上の重大な問題がある場合に限られ、一般家庭の被害では許可されないことが多いのが現実です。

    自分でできる範囲と限界

    • 営巣初期(卵・ヒナなし)なら撤去可能
      巣作りが始まったばかりで、まだ卵やヒナがいない段階なら、巣を撤去しても法律違反にはなりません。この段階での早期発見・早期対応が重要です。
    • 巣立ち後の巣の撤去
      ヒナが巣立った後、空になった巣を撤去することは問題ありません。ただし、すぐに再び営巣される可能性があるため、撤去後は予防対策を施すことが重要です。
    • 親鳥が不在時の確認方法
      巣に卵やヒナがいるかどうかは、数日間観察すれば分かります。親鳥が頻繁に出入りしている、巣の中から鳴き声が聞こえるなどの兆候があれば、卵やヒナがいると判断できます。
    • 判断に迷ったら専門家に相談
      自分では判断がつかない場合、専門業者に相談しましょう。現地調査の上、適法な対処方法を提案してくれます。

    すべてが違法というわけではありません。
    まずは卵やヒナがいないかを確認し、迷う場合は自治体や専門業者に相談して、安全第一で対応しましょう。

    業者に依頼すべきケース

    以下のような状況では、専門業者への依頼をお勧めします。

    • すでに卵やヒナがいる(適法な対応のアドバイスが必要)
    • 高所や危険な場所に巣がある(安全面のリスク)
    • 複数箇所に営巣されている(広範囲の対策が必要)
    • 糞害が深刻で衛生対策が必要(病原菌・寄生虫の駆除)
    • 毎年繰り返し営巣される(根本的な環境改善が必要)

    専門業者は、法令を遵守しながら、巣立ちまでの間の一時的対策や、巣立ち後の本格的な予防対策を提案できます。

    緊急時の一時対応

    • 糞の安全な清掃方法
      清掃時は必ずマスク、ゴム手袋、長袖の服を着用します。糞を直接触らず、ほうきとちりとりで集めてビニール袋に密閉します。水で流す際も、粉塵を吸い込まないよう注意します。
    • 消毒・除菌の手順
      清掃後は、アルコール消毒液や次亜塩素酸水で消毒します。糞に含まれる病原菌を死滅させるためです。
    • 二次被害(ダニ)の防止
      巣の周辺には、ダニ駆除スプレーを散布しておきます。巣立ち後、ダニが屋内に侵入するのを防ぎます。
    • 近隣への配慮
      営巣による被害は、近隣にも及ぶことがあります。鳴き声や糞害について、一言お詫びしておくと、トラブル防止になります。

    ROY株式会社の害鳥駆除サービス

    ROY株式会社は、東京・神奈川・埼玉・千葉をはじめとする関東圏、静岡、愛知、大阪、福岡など全国24都府県で、累計3万件以上の害虫・害獣駆除実績を持つ専門業者です。

    法令遵守の適切な対応

    鳥獣保護管理法を熟知したスタッフが、適法な範囲で最善の対処を行います。営巣状況に応じて、「今すぐできること」「巣立ちを待ってからできること」「行政手続きが必要なこと」を明確に提案します。

    必要に応じた行政手続きの代行や、一級建築士事務所としての建築知見を活かした構造的な対策提案も可能です。

    再発を防ぐ総合的な施工

    営巣場所の徹底調査を行い、なぜその場所が選ばれたのかを分析します。侵入経路の物理的封鎖、防鳥ネット・剣山の専門設置、環境改善アドバイスまで、トータルでサポートします。

    施工後も、季節ごとのフォローアップや、お客様からの相談に随時対応。単発の駆除ではなく、「快適な住環境の回復と維持」を目指します。

    衛生面への配慮

    糞や巣の撤去は、病原菌や寄生虫のリスクを伴います。専門的な防護具を着用し、安全に撤去します。撤去後は、消毒・除菌処理を徹底し、ダニなどの二次被害も防ぎます。

    悪臭が染み付いている場合は、専用の消臭剤で処理します。

    安心の保証制度と料金

    最長10年間の保証をご用意しています。施工後に再び営巣された場合も、無償で対応いたします。

    料金は4,730円からの明瞭な体系で、調査・見積もりは完全無料。追加費用は一切発生せず、ご納得いただいてからの施工となります。
    最長10年間の保証をご用意しています。施工後に再び営巣された場合も、無償で対応いたします。

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      よくある質問(FAQ)

      ツバメの巣は撤去できますか?

      ツバメも鳥獣保護管理法の保護対象です。卵やヒナがいる巣の撤去は違法です。ただし、営巣前の予防対策や、巣立ち後の空の巣の撤去は可能です。ツバメは益虫を食べる益鳥でもあるため、可能であれば共存を検討することが推奨されます。どうしても困る場合は、巣立ち後すぐに巣を撤去し、翌年の営巣を防ぐ対策を施すことが現実的です。

      カラスに威嚇されて怖いのですが対処法は?

      繁殖期のカラスは縄張り意識が強く、巣の近くを通る人を威嚇・攻撃します。対処法として、①その場所を避ける、②どうしても通る場合は帽子や傘で頭を守る、③威嚇されたら速やかに離れる、が基本です。カラスの攻撃は後方からなので、時々振り返って確認することも有効です。繁殖期が終われば攻撃性は収まります。自治体によっては、危険な巣の撤去を行っているところもあるので、相談してみましょう。

      ハトの糞は病気の危険がありますか?

      はい、危険があります。ハトの糞にはクリプトコッカスという真菌が含まれており、乾燥した糞を吸い込むと肺炎や髄膜炎を引き起こす恐れがあります。また、サルモネラ菌などの病原菌も含まれています。清掃時は必ずマスクと手袋を着用し、水で湿らせてから掃除することで、粉塵の吸入を防ぎましょう。大量の糞がある場合や、長期間放置されている場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。

      防鳥ネットは自分で設置できますか?

      ベランダ程度の広さなら、DIYでも設置可能です。ホームセンターで防鳥ネットと固定用の部材を購入できます。重要なのは、隙間なく張ることです。少しでも隙間があると、鳥は侵入します。高所や広範囲の場合、転落の危険や、きちんと張れないリスクがあるため、専門業者に依頼する方が安全で確実です。

      害鳥駆除の費用はどれくらいかかりますか?

      被害状況や施工範囲によって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。ベランダの巣の撤去と予防対策:30,000円〜80,000円、建物全体の防鳥施工:100,000円〜300,000円。ROY株式会社では、無料調査の上、お見積もりを提示します。状況に応じた最適なプランをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。

      マンションの場合、個人で業者を呼べますか?

      専有部分(ベランダ内部など)であれば、個人で業者を呼んで対策できます。ただし、共用部分(外壁、屋上、廊下など)は管理組合の許可が必要です。共用部に営巣されている場合は、まず管理組合に相談し、組合として業者を手配してもらうことをお勧めします。

      まとめ|春の害鳥対策は営巣前の予防が鍵

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      春から初夏にかけては、鳥類の繁殖期にあたり、営巣による被害が集中します。一度営巣を許してしまうと、糞害、騒音、衛生環境の悪化、さらには法的制約により駆除も困難になります。

      最も効果的な対策は、営巣される前の予防です。防鳥ネット、剣山、隙間の封鎖などの物理的対策と、定期的な点検・清掃により、鳥を寄せ付けない環境を作ることが重要です。

      万が一営巣されてしまった場合は、鳥獣保護管理法を遵守した適法な対応が求められます。卵やヒナがいる場合は撤去できないため、専門業者に相談し、巣立ち後の本格的な対策を計画しましょう。

      ROY株式会社は、3万件を超える実績と、一級建築士事務所としての専門知識で、あなたの住まいを守ります。法令を遵守した適切な対処、再発防止の総合的な施工、安心の保証制度で、快適な住環境を取り戻すお手伝いをいたします。

      無料調査、明瞭な料金、最長10年保証。安心して、まずはお問い合わせください。

      春の訪れを、害鳥被害の不安ではなく、心地よく迎えられる住環境を、一緒に守りましょう。

      山田 太郎

      この記事の作成者

      若松川 匠

      害虫害獣駆除センター 研究員

      害虫・害獣の生態や効果的な忌避方法を専門に研究する害虫害獣駆除センターの研究員です。 本記事では、自社試験調査の結果や国内外の学術論文に基づくデータをもとに、 信頼性の高い情報をお届けしています。

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