【2026年】今年は蚊が多い?家に入る原因と網戸・ベランダ対策を解説

目次

はじめに

夏が近づくと、家の中やベランダで蚊を見かける機会が増えてきます。

「今年は蚊が多い気がする」
「網戸を閉めているのに部屋に入ってくる」
「ベランダや庭で刺されやすくなった」


このように感じている方も多いのではないでしょうか。
蚊は、気温の上昇や雨による水たまりなど、身近な環境の変化によって発生しやすくなります。

この記事では、今年の蚊の発生傾向をふまえながら、
家に蚊が入る原因や、網戸・ベランダまわりでできる対策をわかりやすく解説します。

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今年は蚊が多くなる可能性がある?

今年の蚊の発生について考えるうえで、ポイントになるのが「気温」と「」です。

蚊は気温が高くなる時期に活動が活発になりやすく、さらに雨によって小さな水たまりが増えると、そこでボウフラが発生しやすくなります。

特に注意したいのは、梅雨から初夏にかけてです。

梅雨の時期は、ベランダや庭、建物まわりに雨水が残りやすくなります。
植木鉢の受け皿、バケツ、ジョウロ、排水口、側溝などに少量の水がたまっているだけでも、蚊の発生源になることがあります。

一方で、「猛暑だから蚊が必ず増える」と単純に言い切れるわけではありません。

気温が高い時期は蚊が発生しやすい条件がそろいやすいものの、真夏の強い日差しの下や極端に暑い時間帯は、蚊の活動が鈍ることもあります。
そのため、日中よりも朝夕、雨上がり、日陰、草むら、室内などで刺されやすくなるケースがあります。

つまり、今年の蚊対策では、

「暑くなる前から水たまりを減らす」
「雨上がりにベランダや庭を確認する」
「網戸や窓まわりの隙間を点検する」

この3つが重要です。

2026年夏の天気予想データ

2026年夏の天気予想データ

2026年の夏は、全国的に気温が平年より高い予想が出ています。蚊の発生を考えるうえでは、気温だけでなく、梅雨時期の雨や雨上がりの水たまりにも注意が必要です。

項目
2026年夏の見通し
気温
6月〜8月は全国的に平年より高い予想
降水量
3か月平均では全国的にほぼ平年並みの見込み
梅雨
梅雨期間の雨量は地域によって平年並み〜多めの予想
大雨
梅雨前線の活動により、強い雨や大雨に注意が必要

ポイント: 2026年の夏は高温傾向が予想されています。降水量は全国的にほぼ平年並みの見込みですが、梅雨時期の雨や雨上がりには、ベランダ・排水口・植木鉢の受け皿などに水が残りやすくなります。

蚊が活発になる気温は何度?活動しやすい温度の目安

気温の目安蚊の活動状態注意したいポイント
10℃以下ほとんど活動しない冬場は活動が大きく低下しやすい
15℃前後活動はかなり鈍い暖かい場所では動くこともある
20℃前後活動が目立ち始める春先や梅雨前から対策を始めたい
25〜30℃最も活動しやすい吸血・繁殖が活発になりやすい
30℃超やや活動が鈍る日中より朝夕・日陰で注意
35℃以上日中の活動は鈍りやすい屋内・日陰・夕方以降は引き続き注意

蚊が増える主な原因とは?発生しやすい場所・対策

蚊が増える原因は、気温の高さだけではありません。
家のまわりに、蚊が発生しやすい環境があるかどうかも大きく関係します。

特に注意したいのが、水がたまりやすい場所です。

植木鉢の受け皿

植木鉢の受け皿は、蚊が発生しやすい代表的な場所です。
水やりのあとや雨のあとに水が残ったままになると、ボウフラが発生する原因になります。

受け皿の水はこまめに捨て、汚れがたまっている場合は洗い流しましょう。
特に梅雨時期は雨水もたまりやすいため注意が必要です。

ベランダの排水口

ベランダの排水口も、見落としやすい場所です。
落ち葉やホコリ、泥などがたまると水はけが悪くなり、雨水が残りやすくなります。

マンションやアパートでも、排水口のまわりに水が残っていれば蚊の発生源になる可能性があります。
定期的にゴミを取り除き、水がスムーズに流れる状態にしておきましょう。

バケツ・ジョウロ・空き容器

屋外に置いたバケツ、ジョウロ、空き缶、ペットボトル、収納ボックスなどにも注意が必要です。

使っていない容器は、少し傾いているだけでも雨水がたまることがあります。

使わないものは室内に片付けるか、雨が入らないように伏せて置きましょう。

側溝や雨どい

家のまわりの側溝や雨どいも、蚊の発生源になることがあります。

落ち葉や泥が詰まっていると水が流れにくくなり、たまり水ができやすくなります。

特に戸建て住宅では、庭や建物まわりだけでなく、雨どいの詰まりにも注意しましょう。

庭の雑草や草むら

蚊は、強い日差しや乾燥した場所よりも、湿気があり日陰になっている場所を好みます。

庭の雑草、植え込み、物置の裏、室外機の周辺、ベランダのすみなどは、蚊が潜みやすい場所です。

水たまり対策とあわせて、草刈りや剪定を行うと、蚊が居つきにくい環境づくりにつながります。

網戸があるのに蚊が入る原因

「網戸を閉めているのに、なぜか蚊が入ってくる」この悩みは意外と多いです。
網戸を使っていても、隙間や破れ、窓の開け方によっては蚊が室内に入り込むことがあります。

網戸に破れや穴がある

網戸に小さな破れや穴があると、そこから蚊が侵入することがあります。

大きな破れであればすぐに気づきますが、小さな穴や端のほつれは見落としがちです。

特に古い網戸は、紫外線や経年劣化によって網が弱くなっている場合があります。

蚊が増える前の時期に、網戸全体を確認しておきましょう。

網戸とサッシの間に隙間がある

網戸自体に破れがなくても、サッシとの間に隙間があると蚊が入り込むことがあります。

特に注意したいのが、網戸の端についているモヘアと呼ばれる毛状の部材です。

モヘアが劣化して短くなったり、つぶれたりしていると、サッシとの間に隙間ができやすくなります。

網戸を閉めても隙間が見える場合は、モヘアの交換や網戸の調整を検討しましょう。

窓の開け方で隙間ができている

網戸の位置と窓の開け方によって、蚊が入りやすくなることがあります。

一般的な引き違い窓では、窓の開け方によって網戸とガラス戸の間に隙間ができる場合があります。

「網戸は閉めているから大丈夫」と思っていても、実際には横から蚊が入り込める隙間ができていることもあります。

窓を開けるときは、網戸と窓枠の間に隙間ができていないか確認してみましょう。

蚊はフィラリアや感染症を媒介することもある

蚊の被害は、刺されたときのかゆみだけではありません。
すべての蚊が病原体を持っているわけではありませんが、蚊は日本脳炎やデング熱、ジカウイルス感染症などを媒介することがあります。
また、犬や猫、フェレットなどを飼っている家庭では、蚊を介して感染するフィラリア症にも注意が必要です。特に室内飼いのペットでも、蚊が家の中に入れば刺される可能性があります。

分類関係する動物・虫ポイント
媒介する虫フィラリアを運ぶ主な媒介者
主な宿主犬フィラリア症の代表的な宿主
感染することがあるペット猫・フェレット室内飼いでも蚊が侵入すれば注意が必要
野生動物キツネ・オオカミ・コヨーテなど地域によって保有宿主になる可能性がある
人間まれに感染例はあるが、一般的には動物のフィラリア症とは扱いが異なる

なお、人間がフィラリアに感染するケースもまれにあります。
ただし、犬や猫から直接うつるのではなく、感染した動物を吸血した蚊に刺されることで感染する可能性があります。日本では一般的なリスクは高くありませんが、蚊に刺されない対策は大切です。

蚊が媒介する主な感染症と症状の目安

蚊が媒介する感染症には、日本脳炎・デング熱・ジカウイルス感染症などがあります。
すべての蚊が病原体を持っているわけではありませんが、発熱や発疹、頭痛などの症状が出る場合もあるため、蚊に刺されない対策が大切です。

感染症名主な症状補足
日本脳炎高熱、頭痛、吐き気、嘔吐、意識障害、けいれんなど感染しても多くは発症しませんが、発症すると重症化することがあります。主に日本脳炎ウイルスを持つ蚊に刺されることで感染します。
デング熱急な発熱、発疹、頭痛、関節痛、筋肉痛、吐き気、嘔吐など多くは数日で回復しますが、まれに重症化することがあります。海外渡航時や蚊の多い場所では注意が必要です。
ジカウイルス感染症軽い発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛など症状は比較的軽いことが多いとされていますが、妊娠中の感染には特に注意が必要です。

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よくある質問(FAQ)

今年は本当に蚊が多いのですか?

2026年の夏は平均気温が平年より高い傾向と予想されており、蚊が活動しやすい気温になる可能性があります。ただし、蚊の多さは気温だけでなく、雨の降り方や水たまりの有無にも左右されます。特に梅雨時期や雨上がりは、家のまわりの水たまりに注意しましょう。

網戸を閉めているのに蚊が入るのはなぜですか?

網戸に破れがある、サッシとの間に隙間がある、網戸のモヘアが劣化している、窓の開け方によって隙間ができているなどの原因が考えられます。網戸本体だけでなく、窓枠との接点も確認することが大切です。

蚊を減らすには何から始めればいいですか?

まずは、家のまわりの水たまりをなくすことから始めましょう。
植木鉢の受け皿、バケツ、ジョウロ、ベランダの排水口、側溝などに水が残っていないか確認し、週1回を目安に掃除や水の入れ替えを行うのがおすすめです。

まとめ

蚊対策は、刺されてからではなく発生源を減らすことが大切です。
気温が高い時期や雨上がりは、網戸の隙間、ベランダの排水口、植木鉢の受け皿などを確認しましょう。
蚊を家に入れない・増やさない環境づくりが、家族やペットを守ることにもつながります。

山田 太郎

この記事の作成者

鈴木 海斗

害虫害獣駆除センター 研究員

害虫・害獣の生態や効果的な忌避方法を専門に研究する害虫害獣駆除センターの研究員です。 本記事では、自社試験調査の結果や国内外の学術論文に基づくデータをもとに、 信頼性の高い情報をお届けしています。

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