フローリング張り替え工事の費用相場はどのくらい?安くするコツも紹介

- フローリング張り替え工事を検討している
- フローリングが劣化していて心配
- 歩くとフローリングがきしんだり、沈む感覚がある
*お問合せの際は「フローリングの記事を見た」とお伝えいただくとスムーズです。
フローリング張り替え工事の費用相場を解説します!

「床が古くなってきたし、そろそろ張り替えようかな」
「部屋の雰囲気をガラッと変えたい!」
そんなきっかけから、フローリングの張り替えを考える方は少なくありません。
工事を考えた場合、気になるのはやはり費用なのではないでしょうか。
この記事では、フローリング張り替えの費用相場を知るために重要な「工法」「素材」「広さ」という3つの項目について詳しく解説します。
また、費用を安く抑えるコツや補助金について、工事の流れや工期の目安など、他にも知っておくべきポイントをまとめました。
この記事を読めばフローリング張り替え工事の費用の目安がわかります!
初めての方でも安心して読める内容ですので、ぜひ参考にしてください!
フローリング張り替え工事の費用は何で決まる?
「費用は〇〇円です!」とは一概に言えずに、お客様の住まいの状況や求めるものによって大きく変わってきます。
費用を左右する要因として
「工法」「素材」「広さ」
の3つが重要になってきます。
ここからは、2種類の工法や床材の種類、お部屋の広さの目安について紹介します!
フローリング張り替え工事の2種類の工法について解説します!
フローリング張り替え工事には、施工の目的が全く異なる2種類の工法があります。
- 全面張り替え工法
既存の床材を全面撤去して、新しい床材に変える工法 - 重ね張り(上張り)工法
既存の床材の上に新しい床材を重ねて貼る工法
どちらの工法で行うかは、フローリングの張り替え工事を行う目的によって異なります。
それぞれメリット・デメリットがあり、家の状態や予算、求める仕上がりに応じて適切な工法を選ぶことが非常に大切です。
ここでは、それぞれの工法について詳しく解説します。
全面張り替え工法とは?

全面張り替え工法は、既存のフローリング材をすべて撤去し、新しいフローリング材を一から張り直す工法です。
特に下地や床下に問題がある場合に適している工事で、同時に改善工事を行うことができます。
例えば、歩くと沈む・きしむことがあったり、フローリングが浮いている場所があると、下地や床下に問題がある場合が高いです。
全面張り替え工法は床材を全て取っ払うため、必要に応じて下地材(合板や根太)も補修したり、床下にシロアリ被害がないかなど、床下の状況を確認し、必要に応じて修繕することができます。
費用は高いですが、安全を確保できると同時に、新築同様の仕上がりになり、心機一転できるというのが最大のメリットです。
重ね張り工法とは?

重ね張り工法は、既存のフローリングを撤去せず、その上から新しい床材を貼るというリフォーム方法になります。
比較的新しい住宅や、特段問題や被害がないフローリングで、見た目を新しくしたいというケースに多く使われます。
特にリフォーム費用や工期を抑えたいという方にはおすすめで、比較的安価で見た目を一新することができます。
どちらの工法を選ぶべき?比較表でチェック
比較項目 | 全面張り替え | 重ね張り(上張り) |
---|---|---|
費用 | 高め(材料・工賃・廃材処分含む) | 安価(解体なしで手軽) |
工期 | 長め(3〜5日程度) | 短め(1〜2日程度) |
下地の補修 | 可能 | 不可(下地はそのまま) |
耐久性 | 高い(新築同等の性能) | 中程度(下地に左右される) |
適した状態 | 床鳴り・沈み・腐食がある場合 | 軽度な汚れ・見た目の劣化 |
床の高さ | 変化なし | 床材の分高くなる |
下記の記事では、フローリング張り替えのタイミングや工事の種類の詳細、張り替えのメリット、そして長持ちさせるコツまでを、初めての張り替えを検討している方でも理解していただけるように、詳しくわかりやすく解説しています。
合わせて読むとより理解が深められますのでぜひご一読ください!

よく使用される2種類の床材について紹介!

全面張り替え工法でよく使用されている床材は2種類あります。
- 複合フローリング
- 無垢フローリング
ここではそれぞれ異なる特徴や費用、メリット・デメリットを紹介します。
床材選びの助けになれば幸いです。
複合フローリング

複合フローリングは、ベニヤ板(合板)などの基材の上に、薄くスライスした天然木(化粧単板)や特殊シートを貼り合わせて作られる床材です。
見た目は天然木そのものに見えるものも多く、高級感を持ちながらも、構造的には安定性とコストパフォーマンスを兼ね備えた実用性の高い床材です。
内部が多層構造になっていることで、湿度や温度の変化による膨張や収縮を最小限に抑えることができ、反りや割れが起こりにくいという大きなメリットがあります。
また、製品の種類が非常に豊富で、木目のデザインや色味、仕上げの質感、表面加工(抗菌・UVコートなど)など、機能面でも近年進化しています。
このような理由から、複合フローリングは戸建住宅からマンションまで幅広く使われる主流の床材となっています。
価格の目安
価格は1㎡あたり約5,000円〜10,000円前後です。
メリット・デメリット
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メリット
- ・見た目は本物の木材で高級感があり、デザインも豊富
-
表面には薄くスライスされた天然木が貼られているため、木目の風合いや色合いが美しく、高級感があります。
オーク、ウォールナット、チェリーなど、さまざまな樹種・色味から選べるため、インテリアとの相性を考えやすいです。
- ・安定性に優れ、反りや割れが少ない
-
内部が何層もの合板で構成されているため、湿度変化や温度差による木の膨張・収縮が抑えられます。
これにより、施工後に床材が浮いたり、隙間ができるリスクが少なく、安定して使用できます。
- ・床暖房対応製品も多く、機能性が高い
-
多くの製品が床暖房に対応しており、冬場でも暖かく快適に過ごせます。
また、ワックス不要の製品や、キズ・汚れに強い加工が施された商品もあります。
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デメリット
- ・表面の木材が薄く、再塗装や研磨ができないことが多い
-
表面の天然木が1mm程度しかないため、キズがついても本格的な補修が難しく、削って再生するようなメンテナンスはほとんど不可能です。
経年劣化が進むと張り替えが必要になります。
- ・湿気や水に弱く、内部が膨れることがある
-
表面のコーティングが劣化した部分から水分が侵入すると、内部の合板が膨れたり剥がれたりすることがあります。
特にキッチンや洗面所などの水回りでは注意が必要です。
- ・質感や香りは無垢材には及ばない
-
表面は天然木ですが、中身は合板のため、木の自然な香りや、無垢材特有の経年変化といった楽しみはありません。
自然素材にこだわりたい人にとっては、少し物足りなく感じることもあるでしょう。
無垢フローリング

無垢フローリングは、一本の天然木を切り出して加工した自然素材そのものの床材で、合板や樹脂といった人工的な素材を含まない点が最大の特徴です。
素材にはスギやヒノキ、オーク、ウォールナットなどの樹種が使われ、それぞれが持つ色合いや木目、香り、硬さなどが空間に独自の個性をもたらします。
無垢材は調湿性や断熱性に優れ、湿気の多い日本の気候に適した素材でもあります。夏はサラッと涼しく、冬はほんのり暖かさを感じるなど、肌触りの快適さは他の床材では得られない魅力です。
また、木の香りによるリラックス効果や、自然素材である点が人気の理由となっています。
床材にこだわりたい人や、長く愛着を持って住まいを楽しみたい人に向いている高級志向の床材です。
価格の目安
価格は1㎡あたり約10,000円〜20,000円前後です。
メリット・デメリット
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メリット
- ・自然素材ならではの風合いや手触りを楽しめる
-
1枚の木から削り出された無垢材は、合板では出せない独特の風合いを持っています。
素足で歩いたときの温もりや木の香りは、住む人に安心感と癒しを与え、ナチュラル志向の方に特に人気です。
- ・湿度を調整し、快適な室内環境を保つ
-
木には吸湿・放湿性があり、室内の湿度をある程度自動で調節してくれる作用があります。
夏場のジメジメを和らげ、冬は乾燥を防ぐ効果が期待できるため、健康的な住環境づくりに役立ちます。
- ・経年変化により風合いが増し、長く楽しめる
-
使い込むことで色合いや艶が変化し、年数とともに「味」が出てくるのが無垢材の大きな魅力です。
時間の経過がデメリットにならず、むしろ愛着が増していく点は、他の床材にはない特徴です。
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デメリット
- 初期費用・施工費が高く、コストがかかる
-
無垢材は希少価値が高く、加工や施工にも手間がかかるため、他の床材に比べて費用がかさみます。
さらに、反りや割れを防ぐための定期的なメンテナンスも必要になるため、長期的に見るとコスト面で負担が大きくなることも。
- 湿度変化によって反りや割れが生じやすい
-
自然素材ゆえに、環境の影響を受けやすく、梅雨時期には膨張し、乾燥期には収縮することがあります。
室内の湿度管理を怠ると、目地の隙間や床鳴り、ひび割れが起きやすくなるため注意が必要です。
- キズや汚れがつきやすく、神経質な人には不向き
-
無垢材は比較的柔らかい木が多く、椅子を引いたり物を落としたりすると、すぐに凹みや傷がついてしまいます。
シミにもなりやすいため、汚れが気になる方は、こまめなワックス掛けやオイルメンテナンスが欠かせません。
どちらの工法を選ぶべき?比較表でチェック

複合フローリング | 無垢フローリング | |
---|---|---|
価格(目安) | 約5,000〜10,000円/㎡ | 約10,000〜20,000円/㎡ |
素材構造 | 合板+化粧材(木材orシート) | 天然木をそのまま使用 |
デザイン性 | 木目調の種類が豊富でリアル | 自然な木目と風合いが魅力 |
耐久性 | 比較的強く加工もされている | 傷がつきやすいが補修や再塗装が可能 |
メンテナンス | 日常清掃のみでOK | 定期的なオイル・ワックスが必要 |
その他の特徴 | 安定性があり反りにくい | 経年変化で風合いが深まる |
床材選びは、予算・使用する部屋・ライフスタイルによってベストな選択が異なります。
- デザイン性と機能性のバランスを重視 → 複合フローリング
- 自然素材にこだわり、木の温もりを大切にしたい → 無垢フローリング
一長一短あるため、理想の住空間を思い描きながら選ぶことが重要です。
施工業者と相談しながら、自分たちの暮らしに合った床材を見つけましょう。
重ね貼り工法で使用される5種類の床材について紹介!

重ね貼り工法でよく使用されている床材は主に5種類あります。
それぞれ素材や見た目が異なり、お客様の住まいの状況によって適切な床材を選ぶことが重要です。
ここではそれぞれ異なる特徴や料金、メリット・デメリットを表形式で紹介します。
- フローリング材(複合・突板)
- クッションフロア(CF)
- フロアタイル(塩ビタイル)
- カーペットタイル
- 畳風フロア(置き畳・和紙畳など)
↓↓横にスクロールできます↓↓
床材の種類 | 1㎡あたりの参考価格 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
フローリング材 | 約7,000〜9,000円 | 合板の表面に天然木の薄板(突板)を貼り付けた床材で、天然木の風合いを持ちながら反りや割れに強く、リフォーム用に厚さ6mm前後の薄型タイプもあります。色合いや木目の種類も豊富で、ナチュラルからモダンまで幅広いテイストに対応可能です。 | 本物の木を使用しているため、高級感があり、見た目が美しい。耐久性や耐摩耗性も優れており、長期間使える床材として人気。施工後の満足度が高く、資産価値の向上にも貢献します。 | 木材のため湿気や水に弱く、キッチンや洗面所などの水回りにはやや不向き。表面が傷つくこともあり、ペットの爪や重い家具には注意が必要。価格もやや高めで施工にも手間がかかることがあります。 |
クッションフロア | 約3,000〜4,000円 | 表面はビニール製で、中間層にクッション性のある素材が入ったシート状の床材。柄や色のバリエーションが非常に豊富で、木目調やタイル調、大理石調などのデザインを再現できます。厚さは1.8mm〜3.5mm程度と薄く、重ね貼りに最適です。 | 施工が簡単でコストも非常に安価。防水性が高く、掃除がしやすいため、キッチン・洗面所・トイレなどの水回りにも安心して使用できます。弾力性もあるため、足腰への負担が少なく、小さなお子様や高齢者にも優しい素材です。 | ビニール素材のため、傷が付きやすく、重い家具の跡が残ることもあります。高級感には欠けることがあり、広い空間やリビングなどに使うと安っぽく見えてしまうことも。紫外線により色褪せることもあるため、日当たりのよい部屋では注意が必要です。 |
フロアタイル | 約5,000〜7,000円 | 硬質の塩化ビニル素材でできたタイル状の床材。木目や石目などをリアルに再現した高いデザイン性が魅力。サイズも自由度が高く、部分的な張り替えも可能。表面が硬く、しっかりとした踏み心地です。 | 非常に耐久性が高く、土足にも耐えられるため店舗やオフィスでも多く使われます。水や汚れに強く、掃除も簡単。デザイン性に優れ、高級感のある空間づくりができます。部分補修ができる点も長所です。 | 素材が硬いため、冬場は冷たく感じやすく、衝撃を吸収しにくいという側面もあります。クッション性がないため、長時間立ち仕事をする場所には向かないことがあります。施工には接着剤や下地処理が必要で、技術力も求められます。 |
カーペットタイル | 約4,000〜6,000円 | 正方形や長方形にカットされたカーペットをタイル状に敷くタイプの床材。裏面に滑り止めが付いていることが多く、置くだけで設置できる手軽さが魅力。デザインや色を自由に組み合わせることも可能です。 | 保温性・遮音性が高く、特にマンションなどでの音対策に効果的。足触りも柔らかく、冬でも冷たくなりにくい。汚れた部分だけを取り外して洗えるなど、メンテナンス性にも優れています。 | ダニやホコリが溜まりやすく、こまめな掃除が必要です。水濡れに弱く、湿気が多い場所ではカビや臭いの原因になることも。家具の跡も残りやすいため、頻繁にレイアウトを変える部屋には不向きです。 |
畳風フロア | 約6,000〜8,000円 | 現代風の和室に人気の畳風素材で、ユニット式で簡単に設置できる置き畳タイプや、カラー畳・和紙製畳などの新素材もあります。重ね貼りでも対応しやすく、和の雰囲気を演出できます。 | 足触りがよく、裸足でも快適に過ごせます。防音性や断熱性もあり、くつろげる空間づくりに最適。軽量で取り外しも簡単なので、季節に応じて模様替えも可能です。 | 水や湿気に弱く、カビやダニの発生源になることも。重い家具の跡が残ったり、表面が傷みやすかったりするため、長期間の使用には注意が必要です。汚れや日焼けも起こりやすい傾向があります。 |
ご自身の自宅の家の広さ・部屋の広さを知ろう

フローリング張り替え工事の費用は家の広さ、部屋の広さによって大きく変わってきます。
基本的にフローリング張り替え工事は1㎡あたりの値段で料金が決まるため、料金の目安を知るためには家の延べ床面積を知ることが必須になってきます。
建物の延べ床面積を調べたいときは、法務局にて登記簿謄本(全部事項証明書)を取得すると確認することができます。
また、建物購入時の重要事項説明書や売買契約書にも記載されているので、書類を確認してみましょう。
1畳は何㎡(平米)??
建物購入時の重要事項説明書や売買契約書がない場合で、今すぐ料金の目安を知りたい方や、特定の部屋だけをフローリング張り替え工事を行う場合は、畳数から何㎡あるか計算することをおすすめします。
畳数 | 平方メートル(㎡)の目安 |
---|---|
1畳 | 約1.62㎡(関東間)~1.82㎡(京間) |
※一般的な住宅では「1畳 ≒ 約1.62㎡」で計算されることが多いです(江戸間・中京間基準)。地域によって多少異なります。
家全体の面積イメージ(参考)
- 30㎡(約18畳):1人暮らし向けの1Kまたは1LDK程度
- 50〜70㎡(約30〜43畳):2LDKや3DKのコンパクトなファミリータイプ
- 80〜100㎡(約49〜61畳):一般的な3LDK〜4LDKの戸建てサイズ
- 120㎡以上(約74畳〜):二世帯住宅やゆとりのある注文住宅サイズ
※1畳=1.62㎡で計算
フローリング張り替えにかかるその他の費用
フローリングの張り替え工事は材料費だけでなく、その他にも費用がかかる項目があります。
下記のような費用がかかります。
- 既存床の撤去費
- 廃材処分費
- 下地補修費
- 家具の移動費
- 出張費・諸経費
フローリング張り替えにかかる「その他の費用」一覧
費用の目安 | 施工内容 | |
---|---|---|
既存床の撤去費 | 1㎡あたり1000〜2,000円 | 古いフローリング材や下地の剥がし・撤去にかかる費用。 |
廃材処分費 | 一式 5,000〜20,000円程度 | 撤去した床材やゴミの運搬・処分にかかる費用。 量や自治体の処分費によって変動。 |
下地補修費 | 1㎡あたり1,000〜3,000円(程度により変動) | 床のたわみや劣化、傾きなどがある場合に行う下地の補修作業の費用。 |
家具の移動費 | 一式 5,000〜15,000円程度(部屋の広さ・家具量による) | 重たい家具を業者が移動・保護する場合の作業費。 |
出張費・諸経費 | 一式 3,000〜10,000円程度(地域・業者により異なる) | 職人の交通費や工事保険、養生費などの雑費。 |
フローリング張り替え費用の目安を紹介!

ここでは、全面張り替え工法と重ね貼り工法の費用の目安の内訳を紹介します。
全面張り替え工法は重ね貼り工法と比べ「既存床材撤去費」 と「下地調整費」「廃材処分費」がかかるため費用が高くなります。
先ほど確認・計算したご自宅の延べ床面積をもとに、費用の目安を計算して見ましょう。

(材料費 + 既存床材撤去費 + 下地調整費)
× 床面積 + 施工費
内訳
- 材料費:5,000~20,000円/㎡
- 複合フローリング:約5,000〜10,000円/㎡
- 無垢フローリング:約10,000〜20,000円/㎡〜
- 既存撤去費:500~1,500円/㎡
- 下地補修費:1000~3,000円/㎡
- 施工費
- 家具の移動費:5,000〜15,000円/一式
- 出張費・諸経費:3,000〜10,000円
- 廃材処分費:5,000〜20,000円/一式
など・・・
フローリング張り替え費用計算ツール
※計算には上記内訳の費用目安のおおよそ中央値を使用しています。

(材料費)× 床面積 + 施工費
内訳例
- 材料費:5,000~8,000円/㎡
- 施工費
- 家具の移動費:5,000〜15,000円/一式
- 出張費・諸経費:3,000〜10,000円程度
など・・・
床材別張り替え費用計算ツール
※計算には上記内訳の費用目安のおおよそ中央値を使用しています。
フローリング張り替えを安くするコツ

フローリング張り替え工事は決して安い工事ではありません。そのため、値段で工事を躊躇する方もいると思います。
そこで、ここでは少しでも施工の費用を安くするためのコツを紹介します。
重ね貼り工法を選ぶ
既存の床材を剥がさずにそのまま上から新しいフローリングを施工する方法。
撤去費・廃材処分費がかからず、工期も短縮できてコスト削減になります。
複合フローリングを選ぶ
無垢フローリングよりも安価で丈夫な複合フローリングを選ぶと、価格を抑えることができます。
しかし安いからといって選ぶと後悔する可能性があります。そうならないためにも本記事で紹介している全面張り替え工法で使用される2種類の床材の比較の表やメリット・デメリットをご確認ください。
相見積もりを取る
施工を決めたら、必ず2〜3社以上から相見積もりを取りましょう。
費用や対応に大きな差がある可能性が非常に高いため、ご自身が最も納得ができる、最適な業者を選ぶためには必須です。
工事のタイミング
3〜4月、9〜10月は一般的に繁忙期と言われています。
そのためこの時期は料金を高く設定している業者が多く、この時期を避けると、比較的安くなるケースがあります。
自分でできる作業はやっておく
家具の移動など、自分でできる作業は事前に済ませておきましょう。
作業工数が減り費用が抑えられます。
補助金を活用
自治体によってはバリアフリー化や省エネリフォーム化に関連した補助金が出ることもあります。
(詳細は下記参照)
地方自治体のリフォーム補助金を活用しよう

多くの自治体では、省エネリフォームやバリアフリー化に関連した補助金制度を実施しています。
省エネリフォームやバリアフリー化に関連する補助金制度は、住宅の性能向上や高齢者・障がい者の生活支援を目的として、国や自治体が提供する支援制度です。
これらの制度を活用することで、リフォーム費用の一部が補助され、経済的負担を軽減できます。
自治体によって補助金の有無や補助の内容や条件が異なりますので、詳細は各自治体の公式ホームページを確認しましょう。
こちらを確認 国土交通省が発表している住宅リフォームの支援制度は
補助金を活用する際のポイント
補助金を活用する場合、以下のことを押さえておきましょう。
- 最新情報の確認
補助金制度は年度ごとに内容が変更されることがあります。必ず最新の情報を確認しましょう。 - 申請手続きの確認
補助金の申請には、工事着手前の申請が必要な場合が多いです。事前に申請手続きや必要書類を確認し、計画的に進めましょう。 - 専門家へ相談
リフォーム業者やケアマネージャーなどの専門家に相談することで、適切な補助金の活用方法についてアドバイスを受けることができます。まずはご確認ください。
フローリング張り替え工事の期間と流れ
床材の種類や状態を確認し、工事計画を具体化します。現地調査では床下の状態や湿気状況を詳しく点検し、正確な見積もりを提示します。お客様のご要望を伺い、最適な施工方法を決定します。
家具や家電の移動は専門スタッフが丁寧に行います。工事中のほこりや傷を防ぐため、床や壁に養生シートを設置します。お客様が安心して生活できるよう細心の注意を払います。
古いフローリングを慎重に撤去し、床下の損傷や腐食などがないかを丁寧に確認します。必要に応じて下地の補修や補強作業を実施します。
床材を選び、丁寧かつ迅速に施工します。接着剤や釘の使用量など細部までこだわり、長期間使用しても問題がないよう仕上げます。
施工後はきれいに清掃を行い、お客様と一緒に仕上がりを確認します。施工品質に問題がないかを細かくチェックし、アフターフォロー体制についても説明します。
施工期間の目安
3~5日
解体作業や下地の補修が必要になるため。全面張り替えは施工期間が長くなります。
1~3日
重ね張りは解体などが無く、張り替えるだけなので工期が短くなっています。
信頼できる業者の選び方とチェックポイント

フローリング張り替え工事は、専門知識と技術が必要な工事であるため、信頼できる業者選びが重要になってきます。
業者によって施工品質や価格が異なるため、慎重に比較検討することをおすすめします。
良い業者を見極めるためのポイントを以下に挙げます。
- 見積もり内容が明確である
見積書の内容が細かく記載され、「材料費」「処分費」など、内訳が細かくが明記されているかを確認しましょう。追加費用が発生する可能性がある場合、その条件を事前に明確に説明してくれる業者が信頼できます。 - 相見積もりをする
価格や対応内容を正しく把握するには、1社だけでなく複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」が有効です。費用だけでなく、現地調査の対応スピード、説明の丁寧さ、提案力なども重要な比較ポイントとなります。 - 保証内容とアフター対応も確認
施工後の不具合や再発に備えるためには、保証やアフターサービスが整っているかを必ず確認しましょう。工事保証がある業者であれば、一定期間内の不具合に対して無料で対応してもらえるケースが一般的です。また、修理後に定期点検を行ってくれる業者であれば、継続的な安心を得ることができます。信頼できる業者は、保証内容を明文化し、口頭ではなく書面でしっかり説明してくれるため、トラブル防止にもなります。
一級建築士事務所であるROY株式会社は、多くの施工経験を持つプロのスタッフがしっかり丁寧にお客様のご自宅のフローリングを張り替えさせていただきます。
相見積もりも大歓迎ですので、工事をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
フローリングの張り替え工事はROY株式会社におまかせ!
ROY株式会社は多くの施工経験を持つ建築のプロが、お客様のご要望に合わせた点検・工事をご提案させていただきます。
意識している人が少ないだけで、床というのは非常に大切なものです。
私たちの生活を支えてくれているかけがえのないものです。
だからこそ、床に何かあった際はいち早く修繕を行いましょう。
放置すれば、大きな被害につながってしまう恐れがありますし、より大きな修理費用がかかってしまうこともあります。
大切な住まいを守るために早めに対応しましょう。
フローリングの張り替え工事を行う上で以下のことが大切になってきます。
- 自宅の状況に応じて、全面張り替え工法を行うか重ね張り工法を行うか判断しよう
- きしみや沈みの症状がある場合は、全体張り替え工事を行おう
安心安全の施工をしてくれるプロの専門業者にお願いすることを強く推奨します。
一級建築士事務所のROYでは建築のプロが施工を行いますので安心しておまかせください。
工事をご希望な方は下記のバナーからご連絡ください。
ROYの施工の流れ

ご相談は無料なので、点検をご希望の場合や、不具合を見つけたらお気軽にお問い合わせください。詳しい状況をお伺いします。
最短当日のご訪問も可能です。

経験豊富なプロが調査を行い、原因箇所を見つけます。
また最新機器を使った調査で、確実に原因を特定します。
弊社では、赤外線カメラを搭載した ドローン を使用した調査も行っております。
ドローン調査は、通常の作業員による確認作業に比べて、時間や費用を大幅に削減できます。

調査結果を元にお見積りを作り、被害状況などをご説明します。
その後、どのような施工内容で作業を進めていくか詳細にご説明します。
調査する場所によってはお客様の目が届かない場所があるため、調査結果の不透明さを心配されるかもしれません。
当社は実際に撮影した原因箇所の写真をお見せしながら、修理方法についても詳しく説明します。専門的な言葉も使わず、分かりやすくお伝えするのでご安心ください。



お見積り内容にご了承いただいたら、住宅に精通したプロが高い技術で、原因箇所を的確に修理します。
施工にかかる期間は被害状況や修繕場所によって変わります。施工期間の目安はお見積もり時にお伝えいたしますのでご安心ください。

アフターフォローで安心
最長5年の無料のアフターフォローで施工後もしっかりサポート。
期間中は無料の定期点検もついて安心です。
相見積もり大歓迎です!!
お客様には納得の施工をしていただきたいから・・・

相見積もりは大歓迎です!
お客様の多くは、他社様との相見積もりでお問い合わせいただきます。
どれくらい費用がかかるかわからないものですから、相見積もりは当然のことかと思います。
そんな中でも
といった理由で当社にご依頼いただきます。
価格にも技術にも自信があります。安心してご依頼いただくためにも他社様との比較をオススメします。
FAQ(よくある質問)


まとめ
本記事では、フローリング張り替え工事の費用相場を知るために必要な「工法」「素材」「広さ」という3つの項目について詳しく解説してきました。
ご自宅の費用相場は分かりましたでしょうか?
まずは相場を把握することは非常に大事です。同じ工事でも業者によって大きく料金は変わってきますので相場を知っておくことで、適正価格の業者さんにお願いすることができます。
そのためにも複数の業者に見積もり(相見積もり)を取り、ご自身がより納得できる価格で工事を行うのが理想です。
見た目だけでなく、住まいの快適性もアップするフローリングの張り替え、自宅にとっての一大イベントであるフローリング張り替え工事を後悔のない選択をするためにも、この記事をぜひ参考にしてください。