
はじめに
ネズミは雑食性で、米やパン、乾麺、お菓子、生ゴミ、ペットフードなど、家庭内にあるさまざまなものをエサにします。
食品を袋のまま保管していたり、生ゴミや食べこぼしを放置していたりすると、ネズミを引き寄せる原因に繋がります。
また、ネズミにかじられた食品は、フン尿や体の汚れが付着している可能性があるため、衛生面でも注意が必要です。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。
ネズミは何を食べる?
ネズミは雑食性のため、植物性・動物性を問わず、さまざまなものを食べます。
住宅内では、米やパン、乾麺、お菓子、野菜、果物、肉や魚、ペットフード、生ゴミなどが狙われやすい食品です。
また、ネズミは食べ物だけでなく、段ボールや紙類、ビニール袋、布類などをかじることもあります。
これらはエサではなく、巣材として利用されたり、通り道を作るためにかじられたりすることがあります。
ネズミ対策では「好物だけを片付ける」のではなく、
食品の保管方法やゴミの管理、巣材になりそうなものの整理まであわせて行うことが大切です。
日本に多いネズミはこの3種類

| 種類 | 主な生息場所 | 体の大きさ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| クマネズミ | 天井裏・壁の中 | 中型 | 木登りが得意、警戒心が強い |
| ドブネズミ | 床下・下水・屋外 | 大型 | 雑食性が強く力がある |
| ハツカネズミ | 室内・収納内 | 小型 | 繁殖力が高く侵入口が小さい |
3種類のネズミの好物
クマネズミは、日本の住宅で最も相談件数が多いネズミです。
天井裏や壁の中など、高い場所を好んで移動・生活するのが大きな特徴です。

クマネズミの好物とは?
クマネズミは警戒心が強く、天井裏や収納付近など人目につきにくい場所で活動することが多いネズミです。
米やパン、小麦粉などの穀物類、甘い匂いのするお菓子、果物などを好みます。
袋や紙箱に入れたままの食品はかじられることがあるため、密閉容器に入れて保管することが大切です。

ハツカネズミの好物とは?
ハツカネズミは体が小さく、キッチンや収納、棚の奥などに入り込みやすいネズミです。
ペットフード、こぼれた米粒、パンくずなど、人の生活空間に落ちている小さな食べ物をエサにします。
わずかな隙間から侵入することがあるため、日常的な掃除と食品の密閉管理を行い、食べこぼしを残さないことが大切です。

ドブネズミの好物とは?
ドブネズミは3種類の中でも体が大きく、雑食性が強いネズミです。
生ゴミや魚・肉の残り、揚げ物に使った油などを好みます。
また、泳ぐことができるため、排水口や排水マス、下水まわりから床下へ侵入するケースもあります。
ドブネズミ対策では、夜間にゴミ袋を屋外へ出したままにしないことや、水回り・排水まわりの清掃を行うことが大切です。
家庭内でネズミに狙われやすい食品

ネズミは雑食性のため、家庭内にあるさまざまな食品をエサにします。
| 狙われやすい食品 | 注意点 |
|---|---|
| 米・穀物 | 袋のまま保管していると、かじられて中身を食べられることがあります。 |
| パン・菓子類 | においが出やすく、袋を破って食べられることがあります。 |
| 乾麺・小麦粉・粉類 | 保存食品でも、袋や紙箱をかじられて被害にあうことがあります。 |
| 野菜・果物 | 常温で置いているものや傷んだものは、ネズミを引き寄せる原因になります。 |
| 肉・魚・加工食品 | 生ゴミや食べ残しとして放置すると、強いにおいで寄ってくることがあります。 |
| ペットフード | 犬や猫の餌、鳥の餌などもネズミのエサになります。出しっぱなしは避けましょう。 |
| 生ゴミ・食べ残し | ふたのないゴミ箱や放置された食べこぼしは、ネズミを呼び寄せる原因になります。 |
| 備蓄食品・レトルト食品 | 収納の奥に長く置いている食品も、袋や外装をかじられることがあります。 |
「少しだけ袋が破れている」「食品のまわりに黒い粒のようなフンがある」「収納の奥から異臭がする」といった場合は、すでに食品被害が出ている可能性があります。
食品は袋のまま置かず、密閉できる容器に入れて保管し、生ゴミや食べ残しはこまめに処分することが大切です。
ネズミに食材をかじられたときの注意点
ネズミにかじられた食品は、見た目の被害が一部だけでも食べずに処分しましょう。
ネズミのフン尿や唾液、体の汚れが食品や包装に付着している可能性があるためです。
特に、次の点に注意してください。
・かじられた食品は食べずに処分する
・小さな穴だけでも、中身に触れられている可能性がある
・フンやかじり跡が近くにある場合は、棚や床まわりも確認する
・同じ場所に食品を置き続けると、再び被害にあうことがある
・食品被害がある場合は、侵入口や通り道も確認する
食材をかじられた場合は、食品を処分するだけで終わらせず、保管場所や周辺環境も見直すことが大切です。
ネズミが食材を荒らすことで起こる健康リスク

ネズミに食材を荒らされると、食品が食べられるだけでなく、健康面のリスクにも注意が必要です。
ネズミは屋外や床下、排水まわり、ゴミ置き場などを移動することがあり、体や足、フン尿に汚れや病原体が付着している可能性があります。
特に注意したい健康リスクは、次のようなものです。
・フン尿や唾液が付着した食品による食中毒リスク
・食品まわりに落ちたフンや尿による衛生環境の悪化
・ネズミに付着したダニやノミによるかゆみ・皮膚トラブル
・乾いたフンやホコリを吸い込むことによる不快感や体調不良
・食品被害に気づかず食べてしまうことによる腹痛や下痢などの不調
また、食品を保管していた棚や床まわりにも汚れが付着している可能性があるため、清掃と消毒を行うことが大切です。
ネズミによる食品被害を防ぐための保管対策

ネズミによる食品被害を防ぐには、ネズミがエサを見つけにくい環境を作ることが大切です。
特にキッチン、食品棚、床下収納、物置、ペットフードの保管場所は、日頃から管理しておきましょう。
食品は密閉容器に入れて保管する
米、乾麺、小麦粉、お菓子、ペットフードなどは、袋のまま置かず、密閉できる容器に入れて保管しましょう。
紙袋やビニール袋は、ネズミにかじられることがあります。
フタ付きのプラスチック容器や金属製の容器など、簡単にかじられにくいものを使うと安心です。
生ゴミや食べ残しを放置しない
生ゴミや食べ残しは、ネズミを引き寄せる大きな原因になります。
生ゴミはふた付きのゴミ箱に入れ、できるだけこまめに処分しましょう。
キッチンの床やテーブル下に落ちた食べこぼしも、夜間にネズミのエサになることがあります。
ペットフードを出しっぱなしにしない
犬や猫の餌、鳥の餌などのペットフードも、ネズミに狙われやすい食品です。
食べ残しは放置せず、保管する場合は密閉容器に入れましょう。
水入れのまわりも汚れやすいため、食べこぼしやフードの粉が残っていないか確認することが大切です。
食品棚や床下収納を定期的に確認する
食品棚や床下収納、物置などは、普段あまり確認しない場所ほど被害に気づきにくくなります。
収納の奥に置いた備蓄食品やレトルト食品、乾物なども、袋や外装をかじられることがあります。
定期的に中を確認し、フンやかじり跡、においがないかチェックしましょう。
キッチンまわりを清潔に保つ
ネズミは、わずかな食べかすや油汚れにも寄ってくることがあります。
調理後は、シンクまわり、コンロまわり、床、ゴミ箱周辺を清掃し、食品のにおいが残りにくい状態にしましょう。
就寝前にキッチンを片付けておくと、夜間にネズミを引き寄せにくくなります。
食品被害が続く場合は専門業者への相談も検討を
食品を密閉容器に入れたり、生ゴミを片付けたりしてもネズミの被害が続く場合は、
家の中に侵入口や巣、通り道ができている可能性があります。
特に、次のような状況がある場合は注意が必要です。
・食品の袋や容器が何度もかじられる
・キッチンや食品棚の近くでフンが見つかる
・夜中に天井裏や壁の中から音がする
・ペットフードや生ゴミの周辺に被害がある
・侵入口がどこかわからない
・市販の罠や忌避剤を使っても改善しない
ネズミ対策では、目の前の食品被害を防ぐだけでなく、どこから侵入しているのかを確認し、再び入り込まれないようにすることが大切です。
被害が続く場合は、無理に自分で対応し続けず、侵入経路の調査や封鎖、清掃、再発防止まで対応できる専門業者への相談を検討しましょう。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。
よくある質問(FAQ)
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少しの食べカスやこぼれた米粒でもネズミは寄ってきますか?
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はい、寄ってくる可能性があります。特にハツカネズミのような小型のネズミは、わずかな食べ残しでも生き延びることができます。キッチンやダイニング、収納の奥などに残った食べカスを放置しないことが大切です。
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忌避剤や超音波機器だけでネズミを追い出せますか?
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侵入直後や、まだ数が少ない段階であれば有効な場合もあります。ただし、効果が一時的に終わることも多く、すでに巣がある場合や侵入経路が残っている場合は再発しやすい傾向があります。補助的な対策として考えるのが現実的です。
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ネズミを1匹見かけただけでも対策は必要ですか?
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はい、早めの対策をおすすめします。ネズミは繁殖力が高く、1匹だけに見えても、天井裏や壁の中に複数潜んでいることがあります。フンや足音、かじり跡がある場合は、すでに生活圏ができている可能性もあります。
まとめ

ネズミ対策は、食品管理や市販グッズの活用など、まずは自分でできることから始めるのが一般的です。
しかし、対策を続けているにもかかわらず被害が収まらない場合や、侵入経路が分からない場合は、個人での対応には限界があるサインといえます。
特に、天井裏や壁の中から物音がする、フンや尿の量が減らない、同じ場所で何度も被害が起きるといった状況では、すでに家の内部に巣が作られている可能性も考えられます。この状態を放置すると、被害の長期化や修繕費用の増加につながりかねません。
専門業者であれば、ネズミの種類や行動パターンを見極めたうえで、侵入経路の特定や再発防止まで含めた対策を行うことができます。
「まだ大丈夫」と自己判断せず、少しでも不安を感じた段階で相談することが、結果的に被害を最小限に抑える近道です。
