夏の家庭菜園が鳥に荒らされる?ヒヨドリによる果実被害と対策

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目次

朝見たら、赤くなった実だけが食べられていた

「昨日まできれいだったミニトマトに、朝になったら穴が空いていた」

「ブルーベリーが熟した粒から消えていく」

「虫かと思って見ても、葉にはあまり被害がない」

夏の家庭菜園でこのような被害が出ている場合、ヒヨドリなどの鳥による果実被害が関係しているかもしれません。
ヒヨドリは住宅地、公園、庭木の多い地域でも見かける身近な鳥です。見た目はかわいらしくても、家庭菜園にとっては熟した果実をつつく厄介な存在になることがあります。

特に夏は、トマト、ブルーベリー、イチジク、ぶどうなど、色づいて柔らかくなった実が増える時期です。
人が「そろそろ収穫しよう」と思うタイミングは、鳥にとっても見つけやすく、食べやすいタイミングです。

大切なのは、ただ追い払うことではありません。ヒヨドリは一度「ここには食べ物がある」と覚えると、同じ場所に何度も来ることがあります。農研機構も、鳥は餌場に執着しやすく、単なる脅しには慣れてしまうと説明しています。

つまり、家庭菜園のヒヨドリ対策は「来たら追い払う」よりも、「最初から入れない」「食べられない状態にする」ことが基本です。

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    ヒヨドリによる果実被害とは?家庭菜園で起きやすい症状

    ヒヨドリによる果実被害とは、庭やベランダ、畑に植えた果実や野菜が、くちばしでつつかれたり、一部だけ食べられたりする被害です。虫のように小さな穴をたくさん空けるというより、実の柔らかい部分を外側からつつくように食べるのが特徴です。

    家庭菜園では、被害を見つけたときに「鳥なのか、虫なのか、夜に来る動物なのか」がわからず、対策を間違えてしまうことがあります。

    原因が違えば、必要な対策も変わります。ヒヨドリ被害なのに殺虫剤だけを使っても止まりませんし、ハクビシンやネズミが原因なのに鳥よけネットだけで済ませると、被害が続くこともあります。

    ヒヨドリは熟した果実を狙いやすい鳥

    ヒヨドリは、庭木や果樹、花の蜜などにも寄ってくる鳥です。
    家庭菜園では、赤くなったミニトマト、完熟したブルーベリー、柔らかくなったイチジク、ぶどうなどが狙われることがあります。

    よくあるのは、朝に庭へ出たときの違和感です。昨日の夕方にはきれいだった実に、丸い穴や裂けたような傷がある。赤い実だけが減っている。実が地面に落ちていて、一部だけえぐられている。こうした状態が続くと、毎朝の確認がストレスになります。

    特に家庭菜園では、数株だけ大切に育てていることが多いため、1個の被害でも心理的なダメージが大きくなります。お子さんと一緒に育てていたトマト、収穫を楽しみにしていたブルーベリーが食べられると、「また明日もやられるのでは」と不安になります。

    放置すると、ヒヨドリにとってその場所が「安全に食べられる場所」になってしまう可能性があります。
    被害が1回で終わらず、熟した実が出るたびに繰り返される場合は、早めに防鳥対策を始めることが大切です。

    虫食い・ネズミ・ハクビシン被害との違い

    果実被害を見つけたときは、まず食べ跡と時間帯を確認しましょう。
    ヒヨドリは主に明るい時間帯に活動するため、朝から日中に被害に気づくことが多いです。
    一方、ネズミやハクビシンは夜間に動くことが多く、朝になって大きく荒らされている場合は鳥以外の可能性もあります。

    被害の原因食べ跡の特徴発生しやすい時間帯残りやすい痕跡主な対策
    ヒヨドリ果実をつついた穴、一部だけ欠ける朝〜日中フン、食べかす、落ちた実防鳥ネット、侵入経路の遮断
    小さな穴、葉や実の内部食害終日虫、卵、葉の変色、黒い粒状のフン害虫確認、防虫ネット、薬剤、捕殺
    ネズミかじった跡、実が落ちる、茎が傷む夜間小さなフン、足跡、かじり跡侵入口封鎖、清掃、専門調査
    ハクビシン大きく食べられる、果実が荒らされる夜間大きめのフン、屋根裏の物音、足跡侵入経路調査、再発防止、専門対応

    たとえば、ミニトマトが数個だけつつかれ、庭木やフェンスに鳥のフンがあるなら、ヒヨドリを含む鳥害の可能性があります。
    反対に、夜のうちにトマトが丸ごと落ちていたり、屋根裏から足音がしたりする場合は、ハクビシンやネズミなど別の害獣被害も疑う必要があります。

    誤った対策を続けると、時間も費用も無駄になりがちです。まずは食べ跡、時間帯、フン、足跡、周囲の止まり場を確認し、原因を切り分けましょう。

    被害が1か月・3か月続くとどうなるか

    被害を放置した場合のチェックリスト

    「少し食べられただけ」と放置すると、ヒヨドリに庭が餌場として覚えられてしまうことがあります。

    • 1か月続いた場合

      熟した実から繰り返し食べられる

      収穫量が減り、毎朝の確認がストレスになる

      応急処置が増え、対策が後手に回りやすい

    • 3か月続いた場合

      庭全体が餌場として覚えられる可能性がある

      フン汚れが増え、掃除や衛生面の負担が出やすい

      近隣トラブルや次の作物への被害につながることがある

    被害が続くほど、その場しのぎの対策では効きにくくなります。早めに原因を見極め、防鳥ネットなどで侵入しにくい環境を作りましょう。


    夏の家庭菜園でヒヨドリ被害が増えやすい理由

    夏の家庭菜園は、ヒヨドリにとって見つけやすい餌が多い環境になりやすい時期です。
    日当たりのよい場所に赤や紫の実がなり、庭木やフェンス、電線など止まり場もあります。人にとって育てやすい環境が、鳥にとっても近づきやすい環境になることがあります。

    赤・紫・黒く色づく果実は見つけられやすい

    夏の家庭菜園で被害に遭いやすいのは、色づきがはっきりした果実です。ミニトマトが緑から赤へ変わる、ブルーベリーが青紫から黒っぽくなる、イチジクが柔らかくなる。この変化は、人間にとって収穫の合図ですが、鳥にとっても餌を見つける手がかりになります。

    よくあるのが、「あと1日置いたらもっと甘くなる」と思って残した実が、翌朝つつかれているケースです。家庭菜園では、完熟まで待ちたい気持ちがあります。しかし、ヒヨドリが周辺に来ている場合、完熟を待つ数日が被害リスクになります。

    特にブルーベリーやミニトマトは、一度に全部熟すのではなく、少しずつ色づきます。そのため、ヒヨドリが毎日見に来るようになると、熟した粒から順番に食べられることがあります。収穫量が少ない家庭菜園では、これだけでも大きな損失です。

    対策としては、色づき始めた段階でネットを準備すること、完熟しすぎた実を残さないこと、落ちた実を放置しないことが大切です。被害が出てから慌てて張るより、収穫期の前に囲っておくほうが落ち着いて対策できます。

    住宅地の庭やベランダは“安全な餌場”になりやすい

    家庭菜園は、広い農地と違って面積が小さいため、鳥にとって近づきやすい場所になることがあります。庭木、フェンス、物干し竿、雨樋、電線、ベランダの手すりなど、周囲に止まり場が多いからです。

    たとえば、2階のベランダでブルーベリーを育てているご家庭では、「まさかこんな場所まで鳥が来るとは思わなかった」と驚かれることがあります。しかし、手すりや室外機、物干し竿があると、ヒヨドリが一度止まって様子を見ることができます。人が部屋に入ったタイミングや、朝の静かな時間に鉢へ近づくこともあります。

    庭の場合も同じです。トマトの近くに庭木があり、その枝から畑を見下ろせる状態だと、鳥にとっては安全確認をしやすい場所になります。家庭菜園の対策では、作物だけを見るのではなく、周辺の止まり場や飛来ルートも見る必要があります。

    放置すると、果実被害だけでなく、フン汚れが増えることもあります。ベランダの手すり、洗濯物の近く、ウッドデッキ、玄関周辺にフンが落ちると、掃除の負担だけでなく衛生面の不安も出てきます。

    高温期は家庭菜園の管理が遅れやすい

    夏は水やり、草取り、収穫、ネットの確認など、家庭菜園の作業が多くなります。しかし気温が高い日が続くと、昼間に庭へ出るのがつらくなり、収穫が数日遅れることもあります。その間に熟した実が残ると、ヒヨドリに見つけられやすくなります。

    たとえば、平日は仕事で朝しか庭を見られないご家庭では、金曜日までに赤くなったミニトマトが、週末を待たずに食べられることがあります。ブルーベリーも、完熟した粒を数日残しておくと、鳥にとってわかりやすい餌になります。

    また、暑さでネットの確認が雑になることもあります。下部がめくれていた、収穫口を閉じ忘れていた、風でネットがたるんで作物に触れていた。このような小さなすき間やたるみが、被害の原因になります。

    夏の対策は、無理なく続けられることも大切です。毎日大がかりな作業をするのではなく、朝の短時間で収穫する、ネットの下だけ確認する、落ちた実を拾うなど、続けやすい習慣にしましょう。

    注意点

    ヒヨドリ被害は、実が赤くなってから対策するより、色づき始める前にネットを張るほうが効果的です。 被害が出てから慌てて対策すると、侵入口のふさぎ忘れやネットのたるみが起きやすくなります。


    自分でできるヒヨドリ対策|家庭菜園で効果が出やすい順に解説

    ヒヨドリ対策で最も大切なのは、物理的に果実へ近づけないことです。音や光で追い払う方法もありますが、単独では長続きしにくい場合があります。
    農研機構は、防鳥網を鳥と農作物を物理的に遮断する対策として「もっとも確実な被害防止策」と説明し、小規模栽培や果樹栽培では基本技術としています。

    最優先は防鳥ネットで物理的に入れないこと

    家庭菜園のヒヨドリ対策では、まず防鳥ネットで作物に近づけないことが大切です。
    農研機構でも、鳥に合わせた網目を選ぶこと、すき間を作らないこと、ネットを作物から離して張ることが重要だとされています。

    ただし、防鳥ネットは「かけるだけ」では不十分です。
    作物にネットが触れていたり、下部にすき間があったりすると、ヒヨドリに実をつつかれることがあります。

    防鳥ネット設置前のチェックリスト

    設置前に、すき間・たるみ・作物との距離を確認しましょう。

    ポイントは、作物よりひと回り大きく囲い、上・横・下にすき間を作らないことです。

    防鳥ネットを使うときは、作物よりひと回り大きく支柱を立て、上・横・下を囲うように設置しましょう。
    地面側はピンや重しで固定し、すき間を作らないことがポイントです。

    収穫のたびに外す構造だと、途中で対策が甘くなりやすくなります。
    収穫しやすく、閉め忘れにくい形にしておくと安心です。

    収穫タイミングを早め、熟しすぎた実を残さない

    防鳥ネットとあわせて大切なのが、収穫タイミングです。ヒヨドリは熟して柔らかい実を狙いやすいため、完熟した実を長く残さないことが被害予防につながります。

    ミニトマトなら、完全に真っ赤になる前でも収穫できる品種があります。
    ブルーベリーも、完熟粒だけをこまめに収穫することで、鳥に見つけられる量を減らせます。家庭菜園では「せっかくだから一番おいしい状態で」と思いがちですが、鳥害が出ている時期は少し早めに収穫する判断も必要です。

    現実的な対策としては、朝の水やりのついでに色づいた実を確認する、落ちた実を拾う、傷んだ実を残さない、収穫した果実を屋外に置きっぱなしにしないことです。食べかすや落果が残ると、鳥だけでなく虫やネズミを呼び寄せる原因にもなります。

    1か月ほど被害が続いている場合は、「熟した実を残さない」だけでは足りないこともあります。
    その場合は、すでに鳥が場所を覚えている可能性があるため、防鳥ネットの設置や止まり場の見直しを同時に行いましょう。

    光るテープ・かかし・音だけに頼らない

    反射テープ、CD、かかし、目玉風船、音の出る器具などは、手軽に試しやすい対策です。
    ただし、鳥は刺激に慣れやすいため、これらだけで長期間守るのは難しい場合があります。

    特にヒヨドリ対策では、防鳥ネットを基本にして、反射テープやかかしは補助的に使うのがおすすめです。

    対策グッズの効果と注意点

    光るものや音だけに頼らず、防鳥ネットを基本にして組み合わせましょう。

    対策グッズ 期待できる効果 注意点 おすすめの使い方
    防鳥ネット 侵入を物理的に防ぎやすい すき間やたるみがあると効果が落ちる 最優先で設置する
    反射テープ・CD 一時的に警戒させる 慣れが出やすい ネットと併用する
    かかし・目玉風船 短期間の威嚇効果 動きがないと慣れやすい 位置を変えながら使う
    音の出る器具 一時的に追い払える場合がある 近隣トラブルになりやすい 住宅地では慎重に使う

    ポイントは、防鳥ネットを主役にして、反射テープやかかしは補助として使うことです。

    CDや反射テープは、最初の数日は効果が出ることもあります。
    しかし、鳥が慣れると再び近づくことがあるため、完全な対策としては不十分です。

    使う場合は、位置を定期的に変えたり、収穫期だけ使ったりしながら、防鳥ネットと組み合わせましょう。

    ベランダ菜園では止まり場を減らす

    ベランダ菜園では、庭とは違う注意点があります。鳥は手すり、物干し竿、室外機、エアコン配管、近くの電線などに止まって、鉢の様子を見ることがあります。ブルーベリーやミニトマトを鉢で育てている場合、鉢の上だけを軽く覆っても、横からつつかれることがあります。

    ベランダでは、鉢全体をネットで囲う方法が有効です。手すり側にすき間を作らない、ネットが実に触れないようにする、風で飛ばされないよう固定することが大切です。マンションやアパートの場合は、外側に大きくはみ出す器具や、共用部分に影響する設置は避け、管理規約も確認しましょう。

    フンが手すりや床に落ちている場合は、果実被害だけでなく、鳥が繰り返し止まっているサインです。
    子どもやペットが触れる場所にフンがあると、衛生面でも心配になります。掃除だけで終わらせず、止まり場や餌になるものを減らす視点が必要です。


    やってはいけないヒヨドリ対策|法律・安全・近隣トラブルに注意

    ヒヨドリ被害が続くと、「捕まえたい」「強く追い払いたい」と感じることがあります。
    しかし、野生鳥獣への対処は、法律や安全面に注意が必要です。家庭菜園の被害であっても、自己判断で捕獲したり傷つけたりする行為は避けなければなりません。

    無許可で捕獲・傷つける行為は避ける

    環境省によると、鳥獣保護管理法では、鳥獣または鳥類の卵について、狩猟による捕獲を除き、原則として捕獲、殺傷、採取が禁止されています。被害などがある場合でも、許可を受けて行う仕組みです。

    また、ヒヨドリは狩猟鳥獣に含まれますが、狩猟を行うには狩猟免許、都道府県への狩猟者登録、区域・期間・猟法などの制限を守る必要があります。家庭菜園に来たからといって、誰でも自由に捕獲できるわけではありません。

    避けるべき行為には、粘着剤を置く、わなを仕掛ける、石を投げる、エアガンで撃つ、巣や卵を自己判断で撤去するなどがあります。これらは法令違反や近隣トラブルだけでなく、子どもやペットの事故にもつながる可能性があります。

    自己判断での捕獲は避けましょう

    家庭菜園の被害であっても、野生鳥獣を無許可で捕獲したり傷つけたりする行為はトラブルにつながる可能性があります。被害が大きい場合は、自治体や専門業者に相談することが安全です。

    強い音や爆音器は住宅地ではトラブルになりやすい

    農地では音を使った追い払いが使われることもありますが、住宅地の家庭菜園では慎重に考える必要があります。早朝から大きな音を出すと、近隣から苦情が来ることがあります。赤ちゃん、高齢者、夜勤明けの方、ペットがいる家庭では、音へのストレスが大きくなります。

    「鳥を追い払うため」と思っていても、周囲から見れば騒音です。特に住宅密集地、マンション、アパートのベランダでは、音よりも静かな物理対策を優先しましょう。

    爆音器や大きな警告音は、家庭菜園向きとはいえません。反射テープや風で動く軽いグッズを使う場合でも、飛散や落下に注意し、近隣の敷地へ入らないように管理する必要があります。

    ネットの張り方が悪いと鳥が絡まる危険がある

    防鳥ネットは有効な対策ですが、張り方を間違えると鳥が絡まる危険があります。
    農研機構も、網目が鳥が通り抜けられる大きさだったり、細い糸だったり、網がたるんでいたりすると、鳥が絡まり死亡する事故が起きやすいと説明しています。

    家庭菜園では、急いでネットをかけた結果、上部がたるむ、下部がめくれる、支柱が不安定になることがあります。風でネットが揺れ、鳥が引っかかると、対処に困るだけでなく、鳥を傷つけてしまう恐れがあります。

    安全に使うためには、支柱を安定させる、ネットを作物から離す、たるみを減らす、不要な時期は撤去することが大切です。収穫が終わったネットを放置すると、鳥だけでなく、庭の作業中に人が引っかかることもあります。

    もし鳥が絡まっているのを見つけた場合は、無理に扱わず、自治体や専門業者へ相談してください。
    慌てて触ると、鳥が暴れてけがをしたり、人がつつかれたりすることがあります。


    被害が止まらないときは?業者に相談すべきケース

    防鳥ネットを張っても被害が続く場合、対策の方向が間違っているか、見落としている原因があるかもしれません。
    家庭菜園だけを見ていると、侵入経路、止まり場、フンの場所、別の害獣被害に気づきにくいことがあります。

    ネットをしても食べられる場合は、侵入口の見落としが多い

    「ネットを張ったのに食べられた」という相談で多いのは、すき間やたるみの見落としです。下部が少し浮いていた、支柱周りに穴があった、収穫口を閉め忘れていた、ネットが作物に触れていて外からつつかれた。このような小さな不備で被害が続くことがあります。

    ヒヨドリは大きな隙間から堂々と入るだけではありません。庭木から近づき、ネットの端に止まり、届く範囲の実をつつくこともあります。作物を囲ったつもりでも、実がネットの外側に出ていれば意味がありません。

    1週間以上対策しても改善しない場合は、ネットそのものより、設置方法や周囲の環境を見直しましょう。
    庭全体の止まり場、飛来方向、フンの位置を確認すると、原因が見えてくることがあります。

    フン被害・屋根・雨樋・ベランダ汚れがある場合

    果実被害と同時にフンが増えている場合は、鳥がその場所に繰り返し止まっている可能性があります。ベランダの手すり、雨樋、屋根の縁、外壁、ウッドデッキなどにフンがあるなら、家庭菜園だけでなく住宅まわりの鳥害として考える必要があります。

    フン汚れは見た目だけの問題ではありません。洗濯物の近くに落ちる、子どもが触る場所にある、ペットがにおいを嗅ぐ、雨で流れて外壁に付くなど、生活上の不安につながります。雨樋にフンや落ち葉、食べかすがたまると、排水不良の原因になることもあります。

    この段階では、果実を守るだけでなく、清掃、止まり場対策、侵入・飛来しやすい場所の確認をまとめて考えることが大切です。フンが毎日のように増える場合は、自己対策だけで長引かせず、早めに相談したほうが安心です。

    鳥以外の害獣被害が疑われる場合

    夜間に大きく荒らされる、トマトが丸ごと落ちている、庭に大きめのフンがある、屋根裏から足音がする。このような場合は、ヒヨドリではなくハクビシン、アライグマ、ネズミなどが関係している可能性があります。

    鳥害だと思い込んで防鳥ネットだけを強化しても、夜に来る害獣には効果が薄い場合があります。特にハクビシンやアライグマは、果実を好んで食べることがあり、住宅の屋根裏や床下に侵入しているケースもあります。

    もし「昼間の鳥被害」と「夜間の物音」が同時にあるなら、原因がひとつとは限りません。家庭菜園の被害をきっかけに、住宅まわりの害獣サインが見つかることもあります。

    自分で様子を見るか・業者相談するかの目安

    被害の状況を確認しながら、防鳥ネットで対応できる範囲か、専門相談が必要かを見極めましょう。

    状況 自分で様子を見る目安 業者相談をおすすめする目安
    果実が少しつつかれている 防鳥ネットで改善するか確認 毎日被害が続く場合
    ネットを張っても食べられる すき間やたるみを再確認 侵入経路がわからない場合
    フンが増えている 一時的な飛来か確認 ベランダ・雨樋・外壁に汚れが続く場合
    夜間に大きく荒らされる 食べ跡を記録 ハクビシン・ネズミなどが疑われる場合

    夜間に大きく荒らされる場合は、ヒヨドリ以外の害獣被害も考えられます。食べ跡やフン、足跡を確認し、無理に自己判断しないことが大切です。


    ROY株式会社の鳥害・害獣対策でできること

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    ROY株式会社では、家庭菜園の果実被害だけでなく、ベランダ、庭、屋根、雨樋、外壁まわりの鳥害・害獣被害について、現地の状況を確認したうえで対策を提案できます。

    被害の原因がヒヨドリなどの鳥なのか、ネズミやハクビシンなどの害獣なのかは、食べ跡だけでは判断しにくいことがあります。ROY株式会社では、庭やベランダの状態、フンの位置、侵入しやすい場所、止まり場になっている場所を確認し、必要な対策を整理します。

    点検・見積もりは無料です。小さな家庭菜園の被害でも、「毎朝食べられて困っている」「ネットを張っても止まらない」「フン汚れも気になる」といった不安があれば相談できます。

    ROY株式会社は、累計施工実績30,000件以上の経験をもとに、鳥害対策、害獣対策、侵入経路調査、再発防止、清掃、住宅まわりの補修相談まで対応しています。完全自社施工スタッフが対応するため、現地状況に合わせた説明を受けやすいことも特徴です。

    また、一級建築士事務所が関与しているため、屋根、雨樋、外壁、ベランダまわりなど、住宅構造を踏まえた確認や提案も可能です。単に鳥を追い払うだけではなく、どこに止まりやすいのか、どこから被害が広がるのか、住宅に影響が出ていないかを総合的に見ます。

    費用は4,730円〜で、状況に応じて即日対応も可能です。
    工事内容や条件により、最長10年保証の案内ができる場合もあります。対応エリアは、東京、埼玉、神奈川、千葉、茨城、栃木、群馬、静岡、山梨、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、奈良、和歌山、兵庫、岡山、福岡、熊本、佐賀、長崎、大分です。

    家庭菜園の被害は、「少し食べられただけ」と思っているうちに、フン汚れや住宅まわりの被害へ広がることがあります。原因がわからない場合は、早めに現地確認を受けることで、無駄な対策を減らしやすくなります。


    よくある質問

    ヒヨドリはトマトを食べますか?

    はい、赤く熟したトマトやミニトマトは、ヒヨドリに狙われることがあります。特に、実の一部がつつかれたように欠けている、赤くなった実だけ被害が出る、朝から日中に被害に気づく場合は、鳥害の可能性があります。

    ただし、トマトの被害はヒヨドリだけとは限りません。夜間に大きく食べられる、実が丸ごと落ちている、フンや足跡がある場合は、ネズミやハクビシンなどの害獣被害も考えられます。食べ跡と時間帯をあわせて確認しましょう。

    ヒヨドリ対策に防鳥ネットは何mmがよいですか?

    ヒヨドリ対策では、30mm前後の網目が目安です。農研機構も、ヒヨドリやムクドリには30mm目の網が必要と説明しています。

    ただし、網目の大きさだけで効果が決まるわけではありません。下部にすき間がある、ネットがたるんでいる、作物にネットが触れている、収穫口を閉じ忘れると、被害が続くことがあります。ネットは作物から少し離して張り、上・横・下をしっかり閉じることが重要です。

    CDやアルミテープでヒヨドリは来なくなりますか?

    CDやアルミテープは、一時的に警戒させる補助対策として使えることがあります。しかし、鳥は刺激に慣れやすいため、それだけで長期間被害を防ぐのは難しい場合があります。

    最初の数日は来なくなっても、同じ場所に同じように設置したままだと、危険ではないと覚えられることがあります。使う場合は、防鳥ネットと組み合わせる、位置を変える、収穫期だけ使うなど、補助的な対策として考えましょう。

    ヒヨドリを捕まえて駆除してもいいですか?

    自己判断で捕獲したり、傷つけたりすることは避けてください。鳥獣保護管理法では、鳥獣や鳥類の卵の捕獲、殺傷、採取は原則として禁止されており、必要な場合は許可や狩猟制度に基づく手続きが必要です。

    ヒヨドリは狩猟鳥獣に含まれますが、狩猟には免許、登録、期間、区域、猟法などの制限があります。家庭菜園に来ているからといって、自由に捕獲できるわけではありません。被害が大きい場合は、自治体や専門業者へ相談しましょう。

    家庭菜園の小さな被害でもROY株式会社に相談できますか?

    はい、相談できます。家庭菜園の被害が小さく見えても、毎日続く場合や、フン汚れ、ベランダ汚れ、雨樋や屋根まわりの汚れがある場合は、住宅まわりの鳥害として確認したほうが安心です。

    また、夜間の物音や大きな食べ跡がある場合は、鳥ではなくハクビシン、アライグマ、ネズミなどが関係している可能性もあります。ROY株式会社では、無料点検・無料見積もりで状況を確認し、原因に合った対策を提案できます。

    3ステップで簡単お見積り

      ※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。


      まとめ:ヒヨドリ対策は“追い払う”より“入れない”が基本

      夏の家庭菜園で、赤くなったトマトやブルーベリー、イチジクなどがつつかれている場合、ヒヨドリによる果実被害の可能性があります。特に、熟した実だけが狙われる、朝から日中に被害に気づく、周囲にフンや食べかすがある場合は、鳥害を疑って確認しましょう。

      ヒヨドリ対策で大切なのは、音や光で追い払うことよりも、防鳥ネットで物理的に入れないことです。
      ネットは30mm前後を目安にし、作物から離して張り、下部のすき間やたるみをなくすことが重要です。反射テープやCD、かかしなどは補助として使い、単独で頼りすぎないようにしましょう。

      また、無許可で捕獲したり、傷つけたりする行為は避けてください。野生鳥獣の扱いには法律上の制限があります。
      被害が続く場合、フン汚れがある場合、鳥以外の害獣被害が疑われる場合は、早めに専門家へ相談することが安心です。

      ROY株式会社では、家庭菜園、庭、ベランダ、屋根、雨樋、外壁まわりの状況を確認し、鳥害・害獣被害の原因を見極めたうえで対策を提案できます。無料点検・無料見積もりに対応しているため、「原因がわからない」「自分で対策しても止まらない」という段階でも相談しやすいです。

      大切に育てた夏の家庭菜園を守るために、被害が小さいうちから、無理なく続けられる対策を始めましょう。

      山田 太郎

      この記事の作成者

      若松川 匠

      害虫害獣駆除センター 研究員

      害虫・害獣の生態や効果的な忌避方法を専門に研究する害虫害獣駆除センターの研究員です。 本記事では、自社試験調査の結果や国内外の学術論文に基づくデータをもとに、 信頼性の高い情報をお届けしています。

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