赤ちゃん・犬猫がいる家の蚊対策|蚊取り線香・殺虫剤・虫よけの安全な使い方

「赤ちゃんが寝ている部屋で、蚊取り線香を使っても大丈夫なの?」

「犬や猫がいるのに、殺虫スプレーをまいてもいいの?」

「蚊は退治したい。でも、薬剤の影響も心配……」

赤ちゃんや犬猫がいるご家庭では、蚊対策ひとつでも判断に迷うことがあります。
特に夏は、夜中に赤ちゃんの足や腕が赤く腫れていたり、犬が庭で遊んだあとに耳やお腹をかゆがったり、猫が窓辺で蚊を追いかけていたりすると、すぐに何とかしたくなるものです。

ただ、焦って薬剤を増やすだけでは、かえって不安が残ることがあります。赤ちゃんが床やおもちゃを触る、犬猫が床をなめる、ペットの食器や水皿が室内にあるなど、一般的な家庭より注意したい場面が多いからです。

赤ちゃん・犬猫がいる家の蚊対策で大切なのは、薬剤をまったく使わないことではありません。必要な薬剤を正しく使いながら、蚊が発生しにくい環境をつくることです。特に2026年の夏も、庭・ベランダ・排水口・雨水マス・植木鉢の受け皿など、家の周りの小さな水たまり対策が重要です。

東京都も令和8年度、蚊の幼虫であるボウフラは水中で成長するため、蚊を減らすには成虫駆除よりボウフラ対策が効果的だと案内しています。不要なものを片付け、たまり水をなくし、必要な水は週1回程度清掃や交換を行うことが基本です。

この記事では、赤ちゃん・犬猫がいる家庭での蚊取り線香、殺虫スプレー、ワンプッシュ式、電気式蚊取り、虫よけ剤の安全な使い方を、家庭でできる発生源対策とあわせて解説します。

3ステップで簡単お見積り

    ※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。


    目次

    赤ちゃん・犬猫がいる家の蚊対策は、薬剤より先に発生源を減らすこと

    baby-pets-mosquito-control-safety

    赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、蚊取り線香や殺虫スプレーを使うたびに不安になりやすいものです。

    「赤ちゃんが吸い込まないかな」
    「犬猫が床をなめないかな」
    「食器や水皿に薬剤がかかっていないかな」

    このように感じる場合は、室内で薬剤を増やす前に、まず蚊が発生しやすい場所を減らすことが大切です。

    毎晩のように蚊が出る、庭に出るたびに刺される、ベランダで洗濯物を干すだけで蚊が寄ってくる場合は、家の周りに蚊の発生源が残っている可能性があります。

    蚊が発生しやすい場所

    蚊は、大きな池だけでなく、庭やベランダにある小さなたまり水から発生します。
    植木鉢の受け皿や排水口のような身近な場所にも注意が必要です。

    確認する場所よくある発生源
    庭まわり植木鉢の受け皿、バケツ、じょうろ、屋外のおもちゃ
    ベランダ排水口、室外機まわり、プランターの受け皿
    建物外周雨どい、雨水マス、排水口、物置の裏
    ペットまわり屋外の水皿、犬小屋周辺、散歩用品の置き場
    玄関まわり傘立て、植木鉢、ベビーカー周辺

    庭の草むらに蚊が多いと「草から蚊が生まれている」と思いがちです。
    しかし、蚊の幼虫であるボウフラは水の中で育ちます。草むらは、成虫になった蚊が休む場所になりやすい場所です。

    つまり、蚊を減らすには、草を刈ることたまり水をなくすことの両方が重要です。

    薬剤を増やす前にできること

    まずは、週に1回を目安に家の周りを確認しましょう。

    確認ポイントやること
    植木鉢の受け皿水が残っていたら捨てる
    バケツ・じょうろ使わないときは裏返す
    ベランダの排水口落ち葉や泥を取り除く
    屋外のペット用水皿毎日洗って水を入れ替える
    網戸・サッシ破れやすき間を確認する

    ベビーカーの出し入れ、犬の散歩帰り、洗濯物の取り込みなど、玄関や窓を開けるタイミングで蚊が室内へ入ることもあります。

    家の外だけでなく、蚊が入ってくる場所も一緒に確認しましょう。

    放置すると薬剤への不安も増えやすくなります

    蚊の発生源を放置すると、1か月後には「最近、やたら蚊が多い」と感じるほど増えることがあります。

    さらに夏の間そのままにしておくと、庭やベランダに出るたびに刺される、赤ちゃんの外気浴がしにくい、犬を庭で遊ばせにくい、という状態になることもあります。

    蚊が増えるほど、蚊取り線香や殺虫スプレーを使う回数も増えます。
    その結果、赤ちゃんや犬猫への薬剤の影響がさらに気になり、不安が大きくなってしまいます。


    蚊取り線香・殺虫スプレー・電気式蚊取りの違い

    baby-pets-mosquito-control-safety

    蚊対策用品には、蚊取り線香、殺虫スプレー、ワンプッシュ式、電気式蚊取り、虫よけスプレーなどがあります。
    赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、効果の強さだけでなく、使う場所・距離・回数を確認することが大切です。

    屋外で使う虫よけと、寝室で使う蚊取り線香では注意点が異なります。殺虫スプレーは床や食器への付着に注意し、ワンプッシュ式は部屋の広さと使用回数を守りましょう。

    まずは、家庭で使われやすい蚊対策用品の特徴を整理しましょう。

    種類特徴赤ちゃんがいる注意点犬猫がいる注意点
    蚊取り線香煙を出して蚊を寄せにくくする煙が直接当たらない位置で使うケージや寝床の近くを避ける
    殺虫スプレー目の前の蚊に即効性がある布団・おもちゃ・床への付着に注意食器・水皿・体への付着に注意
    ワンプッシュ式少ない操作で部屋全体に広がりやすい使用回数と部屋の広さを守る逃げ場がない空間では注意
    電気式蚊取り煙が少なく使いやすい器具を手の届かない場所へ置くコードや薬剤部分へのいたずらに注意
    虫よけスプレー外出時に使いやすい年齢・成分・使用回数を確認人間用を犬猫に直接使わない

    どの商品にも共通するのは、製品表示を守ることです。
    「赤ちゃんがいるから少なめなら大丈夫」「犬猫がいるから天然成分なら安全」と自己判断するのではなく、対象年齢、使用場所、使用回数、換気、使用後の扱いを確認しましょう。


    蚊取り線香は赤ちゃんや犬猫がいる部屋で使ってもいい?

    baby-pets-mosquito-control-safety

    蚊取り線香は、屋外や玄関先、庭仕事で使いやすい身近な蚊対策です。

    ただし、赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、煙・におい・火・置き場所に注意が必要です。寝室やケージの近く、逃げ場のない狭い部屋は避け、換気できる場所で短時間使いましょう。

    赤ちゃんがいる部屋では、煙・距離・換気を確認します

    赤ちゃんがいる部屋で蚊取り線香を使う場合は、まず煙が赤ちゃんに直接流れない位置を選びます。ベビーベッドの近く、布団のそば、赤ちゃんの顔の高さに煙が流れる場所は避けましょう。寝室で使う場合は、長時間つけっぱなしにするより、窓や網戸の対策、蚊帳、電気式蚊取りなども含めて検討するほうが安心です。

    よくあるのは、夜中に赤ちゃんの頬や足に虫刺されを見つけ、慌てて蚊取り線香を寝室に置くケースです。気持ちはよく分かりますが、煙がこもる部屋では、赤ちゃんが咳をしたり、目をこすったり、においを嫌がったりすることがあります。使用中や使用後は換気を意識し、赤ちゃんの様子に変化がないか確認しましょう。

    もし咳、目の刺激、肌荒れ、機嫌の悪さなどが気になる場合は、使用を控え、必要に応じて小児科に相談してください。蚊を退治することも大切ですが、赤ちゃんが過ごす空気環境を守ることも同じくらい大切です。

    犬猫がいる家庭では、逃げ場を作ることが大切です

    犬猫がいる部屋で蚊取り線香を使う場合は、ケージ、寝床、トイレ、食器、水皿の近くを避けます。特に猫は高い場所や窓辺で過ごすことが多く、煙の流れによっては人より近い位置で吸い込むこともあります。犬も、床に近い場所で寝ているため、低い位置に煙が流れると不快に感じることがあります。

    子犬、子猫、シニアの犬猫、短頭種、呼吸器が弱いペットは、においや煙に敏感な場合があります。蚊取り線香を使ったあとに、よだれ、嘔吐、ふらつき、落ち着かない様子、咳、呼吸の違和感などがあれば、すぐに使用を中止し、獣医師へ相談しましょう。

    「うちの子は大丈夫そう」と思っても、逃げ場のない部屋で使い続けるのは避けたいところです。ペットが自分で別の部屋に移動できるようにする、換気できる場所で使う、寝床の近くでは使わないなど、ペット目線で安全な場所を考えることが大切です。

    火を使うタイプは、やけど・誤食にも注意します

    蚊取り線香は薬剤だけでなく、火を使う点にも注意が必要です。赤ちゃんがハイハイを始めている場合、床置きの蚊取り線香はやけどの原因になります。犬や猫がぶつかって倒したり、灰や線香片を口にしたりすることもあります。

    使う場合は、安定した場所に置き、赤ちゃんや犬猫の手足や口が届かないようにします。灰は放置せず、使用後は完全に火が消えていることを確認してから処分しましょう。ベビーベッド、ペットサークル、カーテン、布製品、紙類の近くでは使わないことも大切です。


    蚊取り線香・殺虫スプレー・電気式蚊取りの違い

    蚊対策の商品には、蚊取り線香、殺虫スプレー、ワンプッシュ式、電気式蚊取り、携帯型蚊取り、虫よけスプレーなどがあります。それぞれ便利ですが、使い方や向いている場面は違います。

    赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、「どの商品が一番強いか」ではなく、「どこで使うか」「誰の近くで使うか」「どのくらいの時間使うか」を確認することが大切です。

    たとえば、庭仕事の前に虫よけスプレーを使うのと、赤ちゃんが眠る部屋で蚊取り線香を使うのでは、注意点が違います。犬猫の食器があるリビングで殺虫スプレーを使う場合は、薬剤が床や食器、水皿に付着しないように考える必要があります。

    蚊取り線香は、玄関先や庭まわりの蚊対策に使いやすい

    baby-pets-mosquito-control-safety

    蚊取り線香の代表例には、金鳥の渦巻などがあります。煙を出して蚊を駆除・忌避するタイプで、玄関先、庭、ベランダ、屋外作業の近くなどで使われることが多い商品です。

    ただし、赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、煙が直接当たる場所で使わないようにしましょう。赤ちゃんの寝室、犬猫のケージ、寝床、食器、水皿の近くは避け、換気できる場所で使うことが大切です。

    また、火を使うため、やけどや誤食にも注意が必要です。赤ちゃんの手が届く場所や、犬猫が倒しやすい場所には置かないようにしましょう。

    殺虫スプレーは、目の前の蚊をすぐ退治したいときに使いやすい

    baby-pets-mosquito-control-safety

    殺虫スプレーの代表例には、アースジェットやキンチョールなどがあります。目の前を飛んでいる蚊に使いやすく、すぐに退治したい場面で便利です。

    一方で、赤ちゃんや犬猫がいる空間では、噴射する場所に注意が必要です。ベビーベッド、布団、おもちゃ、床、ペットの食器、水皿、寝床に薬剤が付着しないようにしましょう。

    リビングで犬猫が過ごしているときや、赤ちゃんが床で遊んでいるときに使う場合は、いったん別の場所へ移動させ、使用後は換気を行うと安心です。

    ワンプッシュ式は便利ですが、使用回数と部屋の広さを守ることが大切

    baby-pets-mosquito-control-safety

    ワンプッシュ式の代表例には、アースノーマット 1プッシュ式スプレーなどがあります。少ない操作で薬剤が部屋に広がるため、室内の蚊対策として使いやすいタイプです。

    ただし、手軽だからこそ、使いすぎには注意が必要です。製品に書かれている部屋の広さ、使用回数、使用間隔を必ず確認しましょう。

    赤ちゃんが寝ている部屋、犬猫がケージに入っていて逃げ場がない部屋、ペットの食器や水皿が置いてある部屋では、使い方に特に注意してください。

    電気式蚊取りは、煙が少なく室内で使いやすい

    baby-pets-mosquito-control-safety

    電気式蚊取りの代表例には、アースノーマットなどがあります。煙が少なく、リビングや寝室などで継続的に使いやすいタイプです。

    赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、器具の置き場所に注意しましょう。
    赤ちゃんの手が届く場所や、犬猫がコードを噛みやすい場所、器具を倒しやすい場所は避けます。

    薬剤マットやリキッドを交換したあとは、手に付いた成分が赤ちゃんや犬猫に触れないよう、手を洗うことも大切です。

    携帯型の蚊取りは、庭仕事やベランダ作業のときに便利

    baby-pets-mosquito-control-safety

    携帯型の蚊取りの代表例には、どこでもベープなどがあります。コンセントがない場所でも使いやすく、庭仕事、ベランダ作業、玄関まわり、屋外での短時間作業などに向いています。

    ただし、ベビーカーのすぐ近くや、犬猫の顔の近くに置きすぎないようにしましょう。犬猫が本体を噛む、落とす、いたずらする可能性がある場所も避ける必要があります。

    虫よけスプレーは、外出や散歩前の予防に使いやすい

    baby-pets-mosquito-control-safety

    虫よけスプレーの代表例には、サラテクトなどがあります。
    公園、庭、散歩、買い物、保育園の送迎など、蚊に刺される前の予防として使いやすいタイプです。

    赤ちゃんに使う場合は、年齢、成分、使用回数、塗る場所を必ず確認しましょう。顔、手のひら、傷や湿疹のある部分には使わず、大人の手に取ってから塗ると安心です。

    また、人間用の虫よけスプレーを犬猫に直接使うのは避けてください。犬猫には、対象動物が明記されたペット用製品を選び、使用方法を確認しましょう。

    どの商品にも共通するのは、製品表示を守ることです。

    「赤ちゃんがいるから少なめなら大丈夫」「犬猫がいるから天然成分なら安全」と自己判断するのではなく、対象年齢、使用場所、使用回数、換気、使用後の扱いを確認しましょう。

    また、蚊が出るたびに薬剤を使っている場合は、庭・ベランダ・排水口・雨水マスなどに発生源が残っている可能性があります。赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、薬剤を増やす前に、家の周りで蚊が増えていないか確認することも大切です。


    赤ちゃんに虫よけスプレーを使うときの安全ポイント

    夏の外出では、赤ちゃんに虫よけスプレーを使うべきか迷う方が多いです。
    公園、庭、保育園の送迎、夕方の散歩、ベビーカーでの買い物など、蚊に刺されやすい場面はたくさんあります。

    一方で、赤ちゃんの肌は大人よりデリケートに感じられ、「虫よけ剤を塗ってよいのか」「どの成分を選べばよいのか」と不安になるのも当然です。

    虫よけ剤は、年齢、成分、使用回数、塗る場所を確認して使うことが大切です。
    特にディートを含む虫よけ剤は、子どもへの使用目安があります。厚生労働省は、ディートを含有する製品について、6か月未満の乳児には使用しないこと、6か月以上2歳未満は1日1回、2歳以上12歳未満は1日1〜3回を目安とすることなどを示しています。

    ディートは年齢ごとの使用目安を守ります

    ディートは、多くの虫よけ剤に使われている成分です。蚊やマダニなどへの忌避を目的に使われますが、赤ちゃんや子どもに使う場合は、大人と同じ感覚で使わないことが重要です。

    6か月未満の乳児には使用しないことが基本です。6か月以上2歳未満は1日1回、2歳以上12歳未満は1日1〜3回を目安に、製品表示を確認して使います。顔、目や口の周り、手のひら、傷、湿疹のある部分には使わないようにしましょう。赤ちゃんが手を口に入れる時期は、手に虫よけ剤を塗ると、なめてしまう可能性があります。

    スプレータイプを使う場合も、赤ちゃんに直接吹きかけるのではなく、大人の手に取ってから必要な場所に塗る方法が安心です。外出から帰ったら、肌に残った虫よけ剤を洗い流すことも意識しましょう。

    イカリジンは選択肢になりますが、製品表示を確認します

    イカリジンも、虫よけ剤に使われる成分のひとつです。子ども向けの商品にも使われているため、赤ちゃんや子どもがいる家庭で選択肢に入ることがあります。ただし、「イカリジンなら何度でも使ってよい」「天然っぽいから安心」といった考え方は避けましょう。

    どの虫に効く商品なのか、何時間程度を想定しているのか、どこに塗ってよいのか、使用回数の目安はあるのかを、製品表示で確認します。日焼け止めと併用する場合は、一般的には日焼け止めを先に塗り、そのあとに虫よけ剤を使う流れが考えやすいです。ただし、併用時の注意も製品ごとに確認してください。

    赤ちゃんの蚊対策は、虫よけ剤だけに頼らないことが大切です。薄手の長袖、長ズボン、ベビーカー用ネット、蚊帳、網戸、外出時間の調整などを組み合わせると、薬剤の使用回数を減らしやすくなります。

    刺されたあとの腫れやかき壊しにも注意します

    赤ちゃんは、蚊に刺された場所を無意識にかいてしまうことがあります。かき壊すと、傷口から細菌が入り、とびひのように広がることもあります。虫刺され後に腫れが強い、熱を持っている、赤みが広がる、発熱がある、かき壊しがひどいといった場合は、小児科に相談しましょう。

    「蚊に刺されただけ」と軽く見ず、赤ちゃんの様子をよく見ることが大切です。特に夜間にかゆみで眠れない状態が続くと、赤ちゃんだけでなく家族全体の睡眠にも影響します。予防と発生源対策を組み合わせることで、こうした負担を減らしていきましょう。犬猫の蚊対策で注意したいこと

    犬猫がいる家庭では、蚊対策を「人の虫刺され予防」だけでなく、「ペットの健康管理」として考えることが大切です。

    特に犬は、蚊が媒介する犬糸状虫症、いわゆるフィラリアへの注意が欠かせません。猫も完全室内飼いだから安心とは限らず、玄関・網戸・ベランダなどから入った蚊に刺されることがあります。

    ただし、庭やベランダの蚊を減らす住環境対策と、動物病院で行うフィラリア予防や健康管理は別のものです。蚊を減らすことは大切ですが、それだけでフィラリア予防の代わりにはなりません。愛犬・愛猫の健康に関わることは、必ず獣医師に相談しましょう。

    犬猫別に見る蚊対策の注意点

    対象注意したいこと家庭でできる対策
    蚊に刺されることで、フィラリアのリスクがあります。散歩、庭遊び、玄関先での待機、ベランダでの日向ぼっこなど、刺される機会は意外と多いです。動物病院でフィラリア予防を相談し、庭の草むら、水たまり、植木鉢の受け皿、雨水マスを確認します。
    完全室内飼いでも、玄関の開閉、網戸の破れ、サッシのすき間、ベランダへの出入りなどで蚊に刺されることがあります。網戸の破れ、窓まわりのすき間、ベランダ排水口を確認します。アロマやハッカ油などは安易に使わず、必要に応じて獣医師へ相談します。
    犬猫共通人間用の虫よけ剤や殺虫剤が、体・食器・水皿・寝床に付着しないよう注意が必要です。人間用の虫よけを犬猫に直接使わず、ペット用製品を使う場合も対象動物・年齢・体重・使用方法を確認します。

    犬は蚊によるフィラリアリスクがあるため、予防も大切です

    犬は、散歩・庭遊び・玄関先での待機・ベランダでの日向ぼっこなど、蚊に刺される機会が多い動物です。特に夕方から夜にかけて蚊が多い場所を散歩する場合や、庭の草むら・水たまりが多い家庭では注意が必要です。

    よくあるのが、「室内犬だから大丈夫」と思っていたものの、玄関やベランダから蚊が入り、室内で刺されてしまうケースです。犬が耳やお腹を気にしている、散歩後にかゆがる、庭に出ると蚊がまとわりつくように見える場合は、生活環境の見直しをおすすめします。

    フィラリア予防薬の使用時期や方法は、地域や犬の状態によって変わります。自己判断ではなく、かかりつけの動物病院で相談してください。そのうえで、庭や排水まわりの蚊を減らす対策を行うと、日常的に刺されるリスクを減らしやすくなります。

    猫も室内で蚊に刺されることがあります

    猫は完全室内飼いでも、蚊に刺されることがあります。玄関の開閉、網戸の破れ、サッシのすき間、ベランダへの出入り、窓辺で過ごす時間など、蚊が入るきっかけは意外と多いです。

    たとえば、猫が窓辺で虫を追いかけている、網戸に爪を立てる、ベランダに出たがるという家庭では、網戸の状態をこまめに確認しましょう。小さな破れやすき間でも、蚊は室内に入ってきます。

    また、猫がいる家庭では、アロマ・ハッカ油・精油などを「自然由来だから安心」と考えて、虫よけ目的で安易に使うのは避けましょう。猫はにおいに敏感で、成分によっては体に合わないことがあります。不安がある場合は、使用前に獣医師へ相談してください。

    犬猫がいる家庭で確認したい蚊対策チェック表

    確認すること なぜ重要か 対応方法
    犬猫が外に出たときに刺されやすくなります。 草むら、水たまり、植木鉢の受け皿、排水口を確認します。
    室内飼いでも蚊が入り、犬猫が刺される原因になります。 網戸の破れ、サッシのズレ、窓まわりのすき間を補修します。
    屋外に置いた水皿が、蚊の発生源になることがあります。 毎日水を入れ替え、使わないときは洗って片付けます。
    人には使える成分でも、犬猫に合うとは限りません。 犬猫には直接使わず、必要な場合はペット用製品を選びます。
    薬剤が付着すると、犬猫が口にする可能性があります。 食器、水皿、寝床、ケージの近くでは使用を避けます。
    蚊を減らすだけでは、フィラリア予防の代わりにはなりません。 かかりつけの動物病院で、予防時期や方法を相談します。

    人間用の虫よけを犬猫に直接使わない

    犬猫の体に、人間用の虫よけスプレーを直接かけるのは避けましょう。人には使える商品でも、犬猫に使えるとは限りません。

    ペットに使う場合は、犬用・猫用など対象動物が明記された製品を選び、年齢・体重・使用方法・使用量・使用回数を確認してください。使用後に、よだれ、嘔吐、ふらつき、咳、落ち着かない様子などが見られた場合は、すぐに使用を中止し、獣医師へ相談しましょう。

    ROY株式会社が対応するのは、家まわり・建物まわりの蚊や害虫の発生源対策です。ペットの診療や薬の処方は動物病院へ、庭・ベランダ・排水まわりの蚊対策は専門業者へ相談するというように、役割を分けて考えると安心です。


    家の中に蚊を入れないための対策

    baby-pets-mosquito-control-safety

    赤ちゃんや犬猫がいる家では、室内に入ってきた蚊を退治するより、そもそも室内へ入れない対策が重要です。
    蚊が入らなければ、殺虫スプレーや蚊取り線香を使う回数も減らせます。薬剤への不安を減らしたい家庭ほど、侵入経路の確認は効果的です。

    網戸・玄関・換気口のすき間を確認します

    まず確認したいのは、網戸の破れやサッシのズレです。赤ちゃんの寝室、犬猫がよく過ごすリビング、猫が外を眺める窓、犬が庭を見る掃き出し窓は特に確認しましょう。網戸が少し浮いているだけでも、蚊が入り込むことがあります。

    玄関も見落とされやすい侵入経路です。赤ちゃんを抱っこしながら荷物を持って出入りすると、玄関を開けている時間が長くなります。犬の散歩帰りは、リードを外したり足を拭いたりしている間に蚊が入ることがあります。ベビーカーを玄関でたたむとき、宅配便を受け取るとき、猫の脱走防止に気を取られているときも、蚊が入りやすいタイミングです。

    換気口、勝手口、エアコン配管まわり、洗面所や浴室の窓も確認しましょう。特に水まわりは湿気が残りやすく、蚊が入り込むと見つけにくい場所です。

    室内で蚊を何度も見る場合は、侵入経路か発生源を疑います

    「1匹退治したのに、また出る」という状態が続く場合、室内に入ってくる経路が残っているか、家の周りで蚊が発生している可能性があります。観葉植物の受け皿、浴室の排水まわり、洗面所、ベランダ排水口、玄関先の水たまりなどを確認しましょう。

    1か月放置すると、毎晩のように蚊を探す生活になり、赤ちゃんの寝かしつけや家族の睡眠に影響します。3か月放置すると、夏の間ずっと薬剤に頼ることになり、犬猫の生活空間にも気を使い続けなければなりません。室内で繰り返し蚊を見る場合は、「たまたま入った」と考えず、原因を探すことが大切です。


    庭・ベランダ・排水まわりの蚊対策

    baby-pets-mosquito-control-safety

    蚊が多い家では、庭・ベランダ・排水まわりのどこかに発生源が残っていることがあります。赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、室内で薬剤を使う回数を減らすためにも、外の対策を優先したいところです。

    東京都北区は、蚊の発生を防ぐには水たまりをなくすことが最も有効であり、ペットボトル1杯程度の水が1週間以上たまる環境があれば成虫になると案内しています。 小さな水たまりでも油断できません。

    庭では草むら・日陰・水たまりを確認します

    庭で蚊が多い場合は、草むら、日陰、植木鉢、プランター、バケツ、じょうろ、古タイヤ、屋外のおもちゃ、雨どい、散水後の水たまりを確認します。庭木の下や物置の裏など、日中でも湿っている場所は蚊が休みやすくなります。

    たとえば、犬を庭に出すとすぐに蚊がまとわりつく、子どもを庭で遊ばせたいのに蚊が多くて出られない、夕方に洗濯物を取り込むだけで何か所も刺されるという場合は、庭全体の環境を見直す必要があります。

    草むしりや水たまりの除去をしても改善しない場合は、雨水マス、排水不良、隣地との境界、建物外周の見えにくい場所に原因があることもあります。

    ベランダでは排水口・室外機・植木鉢の受け皿を確認します

    マンションやアパートでも蚊は発生します。ベランダの排水口に落ち葉や泥が詰まると、水が流れにくくなります。室外機のドレン水、植木鉢の受け皿、収納ボックスのへこみ、ベランダサンダルにたまった雨水なども確認しましょう。

    「高層階だから蚊は来ないはず」と思っていても、エレベーター、階段、共用廊下、隣接住戸、植栽のある共用部から侵入することがあります。赤ちゃんの洗濯物を干すベランダで蚊が多い、猫が窓辺で蚊を追いかけている、犬がベランダに出るとかゆがるという場合は、ベランダ周辺の発生源を疑いましょう。

    雨水マスや排水まわりは見落としやすい発生源です

    雨水マスや排水まわりは、普段フタが閉まっているため、発生源として見落とされやすい場所です。中に泥や落ち葉がたまり、水が残っていると、蚊が発生しやすくなります。自分でフタを開けて確認するのが不安な場合や、構造が分からない場合は、無理をせず専門業者に相談しましょう。

    赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、室内に薬剤を増やす前に、屋外の発生源を確認する価値があります。ROY株式会社では、無料点検・無料見積もりに対応しており、家の外周、庭、ベランダ、排水まわりなど、状況に合わせた確認が可能です。最短即日対応も可能なため、「蚊が多すぎてすぐ相談したい」という場合にも相談しやすい体制です。


    赤ちゃん・犬猫がいる家の蚊対策セルフチェック表

    自宅の蚊対策は、思っているより確認する場所が多いものです。特に赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、薬剤を使う前後の安全確認と、発生源の確認をセットで行うと安心です。

    以下の表は、家の中と外を確認するためのセルフチェック表です。

    チェック項目 確認する場所 注意したいポイント
    庭・ベランダ・玄関まわり 数日たまった水でもボウフラの発生源になることがあります。
    庭・物置・駐車場 雨のあとに水が残りやすいため、使わないときは裏返して保管します。
    ベランダ・バルコニー 落ち葉や泥で水が流れにくいと、蚊が増える原因になります。
    窓・掃き出し窓 赤ちゃんの寝室やペットが過ごす部屋は特に確認しましょう。
    寝室・リビング 使用する場合は距離を取り、換気できる状態にします。
    室内全体 赤ちゃんが触る場所、犬猫がなめる場所には特に注意が必要です。
    外出前・玄関 赤ちゃんに使う場合は成分と年齢制限を必ず確認します。
    散歩前・庭遊び前 ペットには対象動物が明記された製品を選び、異変があれば獣医師へ相談します。
    家の外周・駐車場付近 自分で確認しにくい場合は、専門業者への相談も検討しましょう。

    チェックが複数当てはまる場合は、薬剤だけで対応するより、発生源を減らす対策を優先しましょう。

    毎年同じ場所で蚊が多い、雨のあとに急に増える、庭やベランダに出るたび刺されるという場合は、見えない場所に原因が残っている可能性があります。


    ROY株式会社に相談したほうがよいケース

    画像ボタン付きバナー

    自分で水たまりをなくしたり、網戸を直したりしても蚊が減らない場合は、家の外周や排水まわりに発生源が残っている可能性があります。
    特に、赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、原因が分からないまま薬剤を増やすと「本当に安全だろうか」という不安も続いてしまいます。

    次のような状況がある場合は、ROY株式会社への相談を検討してください。

    状況考えられる原因相談したほうがよい理由
    庭やベランダに蚊が多すぎる草むら、植木鉢の受け皿、排水口、雨水マスに蚊の発生源がある可能性目に見える場所を掃除しても、隠れた水たまりが残っていることがあります。
    赤ちゃんや犬猫がいるため、薬剤をむやみに使いたくない室内で殺虫スプレーや蚊取り線香を使う回数が増えている薬剤を増やす前に、屋外の発生源を減らすことで不安を軽くできます。
    排水口・雨水マス・建物外周が怪しい泥、落ち葉、排水不良、見えにくい水たまりがある可能性自分で確認しにくい場所は、専門業者の点検で原因を見つけやすくなります。
    掃除しても蚊が減らない発生源が別の場所にある、または複数ある可能性家の周囲をまとめて確認することで、見落としを減らせます。
    近隣や共用部から蚊が来ている気がする隣家の植栽、共用廊下、排水設備、敷地境界付近から侵入している可能性自宅側でできる対策と、確認すべき場所を整理できます。
    毎年夏になると同じ場所で蚊に悩まされる季節ごとに水がたまりやすい場所や、蚊が休みやすい環境が残っている可能性一時的な退治ではなく、再発しにくい環境づくりを考えやすくなります。

    原因が分からないまま薬剤だけを増やしても、蚊が発生している場所が残っていれば、また同じように蚊が出てしまいます。
    専門業者が庭・ベランダ・排水口・雨水マス・建物外周を確認することで、自分では見落としていた発生源が見つかることもあります。

    ROY株式会社では、無料点検・無料見積もりに対応しています。
    「赤ちゃんがいるので薬剤を増やしたくない」「犬猫がいる部屋で殺虫剤を使うのが不安」「庭やベランダの蚊が多すぎる」という場合は、早めに住まい側の原因を確認しておくと安心です。

    ROY株式会社の害虫対策

    ROY株式会社では、無料点検・無料見積もりに対応しています。
    最短即日対応が可能で、累計30,000件以上の対応実績があります。料金は4,730円〜が目安です。

    施工は完全自社施工スタッフが対応し、一級建築士事務所の関与により、建物まわりの構造的な確認も相談しやすい体制です。必要に応じて最大10年保証にも対応しており、住まいの害虫・害獣対策を総合的に相談できます。

    対応エリアは、東京、埼玉、神奈川、千葉、茨城、栃木、群馬、静岡、山梨、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、奈良、和歌山、兵庫、岡山、福岡、熊本、佐賀、長崎、大分です。
    地域や状況によって対応内容が異なる場合があるため、まずは現在の困りごとを相談してください。


    よくある質問

    赤ちゃんが寝ている部屋で蚊取り線香を使っても大丈夫ですか?

    使う場合は、煙が赤ちゃんに直接当たらない場所に置き、換気できる状態にすることが大切です。ベビーベッドや布団の近く、赤ちゃんの顔の高さに煙が流れる場所は避けましょう。

    ただし、赤ちゃんが咳をする、目をこする、においを嫌がる、肌の状態が気になるといった場合は使用を控えてください。寝室では、蚊帳、網戸の補修、ベビーカー用ネット、屋外の発生源対策など、薬剤以外の方法を優先すると安心です。

    犬や猫がいる部屋でワンプッシュ式殺虫剤を使えますか?

    製品表示を確認し、部屋の広さ、使用回数、使用間隔を守ることが前提です。犬猫のケージ内、逃げ場のない部屋、食器や水皿の近く、寝床のそばでは注意が必要です。

    使用後に、よだれ、嘔吐、ふらつき、咳、落ち着かない様子などがあれば、すぐに使用を中止し、獣医師に相談してください。魚類、昆虫、小動物がいる家庭では、さらに慎重に製品表示を確認しましょう。

    赤ちゃんにはディートとイカリジンのどちらがよいですか?

    どちらか一方が常に正解というより、赤ちゃんの月齢、使用場面、製品表示に合わせて選ぶことが大切です。ディートは、6か月未満の乳児には使用しないこと、6か月以上2歳未満は1日1回、2歳以上12歳未満は1日1〜3回を目安とする注意があります。

    イカリジンも選択肢になりますが、使用量や対象害虫、塗る場所を製品表示で確認してください。6か月未満の赤ちゃんや、肌トラブルがある場合は、薬剤より蚊帳、長袖、ベビーカー用ネット、網戸対策などの物理的な対策を優先しましょう。

    家の中で蚊を何匹も見る場合、どこを確認すればよいですか?

    まずは、網戸の破れ、サッシのすき間、玄関の開閉、換気口、エアコン配管まわりを確認します。次に、観葉植物の受け皿、浴室、洗面所、ベランダ排水口、雨水マス、庭のたまり水を見てください。

    1匹だけなら偶然入った可能性もありますが、何度も見る場合は、侵入経路か発生源が残っている可能性があります。赤ちゃんや犬猫がいる家庭では、室内で薬剤を繰り返し使う前に、外の発生源を確認することが大切です。

    蚊が多い庭で犬を遊ばせても大丈夫ですか?

    蚊が多い庭では、犬が刺される可能性があります。犬のフィラリア予防は、必ず動物病院で相談してください。そのうえで、庭の草むら、水たまり、植木鉢の受け皿、バケツ、雨どい、雨水マスを確認し、蚊が発生しにくい環境に整えることが大切です。

    犬を庭に出すたびに蚊がまとわりつく、夕方になると庭に出られないほど蚊が増えるという場合は、発生源が残っている可能性があります。自分で確認しても分からない場合は、専門業者に相談しましょう。

    3ステップで簡単お見積り

      ※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。


      まとめ:赤ちゃん・犬猫がいる家では、薬剤を増やす前に蚊の発生源を減らしましょう

      赤ちゃん・犬猫がいる家の蚊対策では、蚊取り線香、殺虫スプレー、ワンプッシュ式、電気式蚊取り、虫よけ剤を「使ってはいけない」と考える必要はありません。
      大切なのは、製品表示を守り、距離、換気、使用場所、使用回数、赤ちゃんや犬猫が触れる場所への付着に注意することです。

      ただし、毎日のように蚊が出る場合は、薬剤だけで解決しようとすると不安が続きます。植木鉢の受け皿、バケツ、ベランダ排水口、雨水マス、庭の草むら、網戸のすき間など、蚊が発生・侵入する原因を減らすことが、家族にとって一番安心しやすい対策です。

      赤ちゃんの寝室で蚊が出る、犬猫がいるため薬剤を使うのが不安、庭やベランダの蚊が多すぎる、自分で掃除しても改善しない。そうした場合は、ROY株式会社の無料点検・無料見積もりをご活用ください。最短即日対応も可能です。

      山田 太郎

      この記事の作成者

      若松川 匠

      害虫害獣駆除センター 研究員

      害虫・害獣の生態や効果的な忌避方法を専門に研究する害虫害獣駆除センターの研究員です。 本記事では、自社試験調査の結果や国内外の学術論文に基づくデータをもとに、 信頼性の高い情報をお届けしています。

      目次