【2025年最新版】火災保険って本当に使えるの?台風被害から申請手順まで完全解説

はじめに:「火災保険」なのに台風被害も対象って本当?

戸建て住宅にお住まいの皆さん、火災保険に加入していますか?「火災保険だから火事の時だけでしょ?」と思っている方、実は大きな誤解をしているかもしれません。
台風で屋根が飛ばされた、雹で外壁が傷ついた、強風で窓ガラスが割れた──こうした自然災害による被害も、実は火災保険でカバーできる可能性が高いのです。
「知らなかった!」という方がほとんどですが、適切に活用すれば数十万円から数百万円の修理費用を保険でまかなえるケースも少なくありません。
本記事では、一級建築士在籍のROY株式会社が、火災保険の正しい知識から実際の申請手順まで、わかりやすく詳しく解説いたします。
そもそも火災保険とは?基本を知ろう
火災保険の正しい理解
多くの方が「火災保険=火事の保険」と考えていますが、これは間違いです。正確には**「住宅総合保険」**と理解した方が適切でしょう。
現在の火災保険は、以下のような幅広い災害をカバーしています。
基本補償(ほぼ全ての保険で対象)
- 火災・落雷・破裂・爆発
- 風災・雹災・雪災
- 水災(床上浸水等)
追加補償(契約により選択)
- 水濡れ(配管事故等)
- 盗難
- 破損・汚損
- 地震保険(別途加入)

火災保険の種類と特徴
保険の種類補償範囲保険料おすすめ度
住宅火災保険基本災害のみ安い★★☆
住宅総合保険幅広い災害中程度★★★
オールリスク型ほぼ全災害高い★★★
現在主流なのは住宅総合保険やオールリスク型です。「安いから」という理由で住宅火災保険を選ぶと、いざという時に補償されない可能性があります。
台風被害で火災保険が使える具体例
風災による被害事例
台風による「風の力」で発生した以下の被害は、風災補償の対象となります:
屋根・屋根材の被害
- 瓦・スレート・トタンの飛散、ズレ、破損
- 棟板金の飛散・浮き
- 雨樋の破損・外れ
- 軒天の破損

外壁・窓の被害
- 外壁材の剥がれ・ひび割れ
- 窓ガラスの破損
- 雨戸・シャッターの破損
- ベランダ手すりの破損

その他の被害
- アンテナの倒壊・破損
- カーポートの破損・倒壊
- フェンス・門扉の破損
- 物置・倉庫の破損
水災による被害事例

台風による大雨で以下の被害が発生した場合、水災補償の対象となることがあります:
- 床上浸水による住宅・家財の損害
- 土砂崩れによる住宅の損壊
- 河川の氾濫による被害
ただし、水災補償には支払い条件があります!
- 床上浸水
- 地盤面より45cm以上の浸水
- 損害額が保険価額の30%以上
雨漏りは保険対象になる?

重要なポイント:雨漏りが保険対象になるかどうかは、原因によります。
保険対象となる雨漏り
- 台風で屋根が破損し、そこから雨漏りが発生
- 強風で外壁にひび割れが生じ、雨水が侵入
- 雹で屋根に穴が開き、雨漏りが発生
保険対象とならない雨漏り
- 経年劣化による雨漏り
- 施工不良による雨漏り
- メンテナンス不足による雨漏り
台風被害を受けた時の正しい対処法【8ステップ】
台風通過後、すぐに被害状況を確認したくなりますが、安全確保が最優先です。
- 停電している場合は無理に確認しない
- 屋根や高所には絶対に上らない
- 垂れ下がった電線には近づかない
- ガス漏れの疑いがある場合は専門業者を呼ぶ

安全が確認できたら、詳細な記録を取りましょう。これが保険申請の重要な証拠となります。
撮影のポイント
- 全体像:被害箇所の全体が分かる写真
- 詳細写真:損傷部分をアップで撮影
- 複数角度:様々な角度から撮影
- 日付入り:撮影日時が分かるように設定
撮影すべき箇所
- 屋根(可能な範囲で)
- 外壁
- 窓・扉
- 雨樋
- カーポート・物置
- 室内(雨漏り等があれば)

被害の拡大を防ぐため、安全な範囲で応急処置を行いましょう。
応急処置の例
- ブルーシートによる雨よけ
- 養生テープによる固定
- 破損した窓のベニヤ板による塞ぎ
- 雨水の排水
⚠️注意:危険な作業は無理せず、専門業者に依頼してください。

目視では分からない被害もあるため、専門業者による詳細調査を依頼しましょう。
ROY株式会社の調査サービス
- 一級建築士による専門調査
- 詳細な被害報告書の作成
- 保険適用可能性の判定
- 修理費用の概算見積もり
一般の方には分からない構造的な被害や、将来問題となる可能性のある箇所まで、プロの目で徹底的に調査いたします。

調査結果をもとに、速やかに保険会社へ連絡しましょう。
連絡時に伝える内容
- 契約者名・証券番号
- 被害発生日時
- 被害原因(台風等)
- 被害箇所・状況
- 応急処置の有無
保険会社から送られてくる書類
- 保険金請求書
- 事故状況報告書
- 修理見積書(業者作成)
- 被害写真

保険会社から指定された書類を準備し、提出します。
必要書類一覧
- 保険金請求書(保険会社提供)
- 事故状況報告書(保険会社提供)
- 修理見積書(業者作成)
- 被害写真
- 建物登記簿謄本(必要に応じて)
ROY株式会社では、これらの書類作成もトータルサポートいたします。

保険会社(または委託調査会社)による現地調査が行われます。
調査当日のポイント
- 被害状況を詳しく説明
- 撮影した写真を提示
- 応急処置の内容を報告
- 疑問点があれば遠慮なく質問

調査結果に基づき、保険金が支払われます。

保険金受取後の流れ
- 信頼できる業者での修理工事
- 工事完了後の確認
- 必要に応じて追加申請
火災保険申請の注意点とよくある失敗
申請期限について
火災保険の申請期限は被害発生から3年以内ですが、以下の理由で早期申請をおすすめします:
- 被害状況の記憶が鮮明
- 証拠写真の価値が高い
- 台風との因果関係が明確
- 修理業者の手配がスムーズ

よくある失敗例と対策
失敗例1:修理してから申請した
対策:必ず修理前に申請を行う
失敗例2:写真撮影が不十分
対策:多角度・詳細な写真撮影を実施
失敗例3:原因を正しく特定できなかった
対策:専門業者による調査を依頼
失敗例4:見積もり金額が不適切
対策:相場を知る専門業者に依頼
免責金額(自己負担額)について
多くの火災保険には免責金額が設定されています。
免責金額の例
- 風災:20万円(被害額20万円以下は自己負担)
- 水災:0円または10万円
- その他:3万円~5万円
契約内容を確認し、被害額が免責金額を上回るかどうかを事前に把握しておきましょう。
ROY株式会社の火災保険申請サポートサービス
選ばれる理由
①一級建築士による専門調査
- 構造的被害の正確な判定
- 見落としがちな被害箇所の発見
- 専門的な被害報告書の作成
②充実の申請サポート
- 書類作成の完全サポート
- 保険会社との交渉代行
- 現地調査への立会い
③地域密着の迅速対応
- 台風通過後の緊急対応
- 応急処置から本格修理まで一貫対応
サービス内容と料金
無料サービス
- 初回相談・現地調査
- 保険適用可能性の判定
- 概算見積もりの作成
有料サービス
- 詳細調査報告書作成
- 申請書類作成代行
- 保険会社対応サポート
成果報酬制により、保険金が支払われた場合のみ料金が発生する安心システムです。
実際の成功事例
事例1:台風による屋根被害
被害状況:瓦の飛散、雨樋の破損、軒天の穴
申請結果:150万円の保険金支払い
お客様の負担:0円(免責金額なし)

事例2:雹による外壁・屋根被害
被害状況:外壁の凹み、屋根材の割れ
申請結果:280万円の保険金支払い
お客様の負担:20万円(免責金額)

事例3:強風による複合被害
被害状況:屋根、外壁、カーポート、フェンス
申請結果:420万円の保険金支払い
お客様の負担:20万円(免責金額)

Q&A:火災保険に関するよくある質問
- 1.火災保険を使うと翌年の保険料は上がりますか?
-
いいえ、上がりません。火災保険には自動車保険のような等級制度がないため、保険金を受け取っても翌年の保険料に影響はありません。
- 2. 台風で飛来物が窓を割った場合も対象ですか?
-
はい、風災による飛来物の被害も補償対象となります。ただし、飛来物の種類や状況によって判断が分かれる場合もあるため、専門家にご相談ください。
- 3.築年数が古い家でも保険は使えますか?
-
築年数に関係なく、台風等の自然災害による被害であれば保険適用の可能性があります。ただし、経年劣化との区別が重要になります。
- 4.保険会社の査定額に納得できない場合は?
-
異議申し立てが可能です。セカンドオピニオンとして、別の専門業者による調査結果を提出することで、査定額の見直しを求めることができます。
- 5. 賃貸住宅でも火災保険は使えますか?
-
建物部分は大家さんの保険、家財部分は入居者の保険が適用されます。まずは契約内容をご確認ください。
- 6. 地震による被害は火災保険で補償されますか?
-
いいえ、地震による被害は火災保険では補償されません。別途「地震保険」への加入が必要です。
- 7. 保険金の使い道は自由ですか?
-
基本的には修理費用として使用することが前提ですが、法的に修理への使用が義務付けられているわけではありません。
- 8. 複数の業者から見積もりは取れますか?
-
はい、可能です。適正な修理費用を把握するためにも、複数業者からの見積もり取得をおすすめします。
台風シーズンに備えるための事前準備

保険契約の確認
台風シーズン前に、以下の点を確認しておきましょう:
- 補償内容:風災・水災が含まれているか
- 免責金額:自己負担額はいくらか
- 保険金額:十分な補償額か
- 特約:付帯されている特約の内容
住宅の点検・メンテナンス
事前のメンテナンスにより被害を軽減できます:
- 屋根・外壁の定期点検
- 雨樋の清掃
- 窓・扉の建付け確認
- 庭木の剪定
- 排水溝の清掃
緊急時の連絡先整理

- 保険会社の連絡先
- 信頼できる修理業者(ROY株式会社等)
- 電気・ガス・水道の緊急連絡先
- 自治体の災害相談窓口
まとめ:火災保険は積極的に活用しよう
火災保険は、住宅を守る重要な社会保障制度です。「火災保険だから火事だけ」という誤解により、本来受け取れるはずの保険金を諦めている方が非常に多いのが現状です。
重要なポイントの再確認
- 火災保険は台風被害もカバー:風災・水災補償を確認
- 早期の申請が重要:被害発生後は速やかに行動
- 専門家の調査が鍵:見落としがちな被害も発見
- 適切な申請で高い認定率:正しい手順で申請
ROY株式会社からのメッセージ

私たちROY株式会社は、一級建築士の専門知識を活かし、お客様の大切な住まいを守るお手伝いをしています。
無料相談・調査を実施していますので、「これって保険対象かな?」と少しでも疑問に思ったら、まずはお気軽にご相談ください。
台風被害でお困りの方、火災保険の活用方法が分からない方は、一級建築士在籍のROY株式会社へお任せください。
「この記事を見た」とお伝えください。迅速かつ丁寧にご対応いたします。
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