冬なのにカメムシが出る理由|家のどこに潜んでいる?

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「暖房をつけたら、壁にカメムシがいた。もう冬なのに、なぜ?」

そんな経験をして、驚いてこのページを開いた方も多いのではないでしょうか。
カメムシといえば秋のイメージが強い虫ですが、実は冬になっても家の中から出てくることがあります。
しかも、1匹見えたということは、見えていない場所にも潜んでいる可能性があります。

この記事では、冬にカメムシが出る理由、家の中のどこに隠れているのか、そして正しい対処法と予防策について、ROY株式会社の専門知識をもとにわかりやすく解説します。

「また出た」と悩む前に、まず仕組みを理解することが大切です。

目次

冬にカメムシが出る理由 越冬習性の仕組みを知る

カメムシは「越冬昆虫」——冬を家の中で過ごす生き物

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カメムシは、気温が下がる秋から冬にかけて「越冬(えっとう)」という状態に入る昆虫です。

越冬とは、冬の寒さをやり過ごすために活動を極限まで落とし、暖かい場所でじっとしている状態のことです。
多くの昆虫が卵の状態で冬を越す一方、カメムシは成虫のまま越冬するという特徴を持っています。

越冬場所として選ばれるのは、外気温の影響を受けにくく、乾燥していて暗い空間です。
自然環境では枯れ葉の下・樹皮の隙間・石の裏などが使われますが、人間の住む家屋はカメムシにとって理想的な越冬場所になります。断熱性が高く、外敵もなく、安定して暖かい室内は、まさに絶好の環境です。

この習性を知らずにいると、「もう冬だから虫は出ない」と油断してしまいます。
しかしカメムシは、すでに秋のうちに家の中に侵入し、気づかれないまま静かに潜んでいるのです。

秋に気づかぬうちに大量侵入し、冬は家の中で眠っている

カメムシが家への侵入を始めるのは、主に9月下旬から11月にかけての秋の時期です。気温が15度を下回り始めると、カメムシは越冬場所を求めて活発に移動します。
この時期に窓・換気口・外壁の隙間・エアコンのホース穴などから家の中に入り込み、暗くて狭い空間に身を潜めます。

侵入時は非常に小さな隙間でも通り抜けることができ、1〜2mmほどの隙間があれば侵入可能です。しかもこの時期のカメムシは動きが活発で、短時間のうちに複数匹が次々と侵入するケースもあります。

問題は、侵入した直後から越冬状態に入るため、存在に気づかれないことです。
壁の中・押し入れの奥・カーテンの裏などで静止しているカメムシは、見た目ではほぼわかりません。
「いつの間にか家の中にいた」という状況は、こうした越冬侵入が原因です。

暖房の熱で「春と勘違い」して動き出す

冬の室内でカメムシが突然出てくる最大の原因が、暖房による温度上昇です。カメムシは気温が上がると「春が来た」と判断して活動を再開する習性があります。外は真冬でも、暖房で室温が20度以上になると、越冬中のカメムシが目を覚まして動き始めるのです。

特に多いのが、暖房を入れて部屋が暖まった夕方から夜にかけての時間帯です。壁の中や天井裏に潜んでいたカメムシが、熱に引き寄せられるようにして部屋の中に出てきます。
「夜になると決まって出てくる」という場合は、まさにこの現象が起きています。

また、日当たりの良い南向きの壁は冬でも日中に温度が上がりやすく、そこに潜むカメムシが活動しやすくなります。暖房の使用が増える12月〜2月にかけて、カメムシの室内出没が増える理由はここにあります。

カメムシが冬に潜む場所——家の中の「隠れスポット」完全マップ

壁と家具の隙間・カーテンの裏

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カメムシが最もよく潜む場所のひとつが、壁と家具の間の狭い隙間です。本棚・タンス・冷蔵庫の背面など、普段あまり動かさない大型家具の裏側は、暗くて温度が安定しており、カメムシにとって格好の越冬スポットになります。

カーテンの裏や折り畳んだ部分も見落とされがちな潜伏場所です。厚手のカーテンは断熱性が高く、内側に小さな空間ができやすいため、カメムシが挟まっていることがあります。

カーテンを動かした瞬間にカメムシが出てきて驚くケースは、冬の室内でよく起きる出来事です。

天井裏・押し入れ・クローゼットの内部

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天井裏は、外気温の影響を受けにくく、人が立ち入らない静かな空間です。断熱材の隙間や木材の間にカメムシが集団で越冬しているケースがあり、天井板を通じて室内に侵入してくることもあります。
「天井からカメムシが落ちてきた」という経験がある方は、天井裏に潜伏している可能性が高いです。

押し入れやクローゼットも要注意です。使用頻度が低く、ほとんど空気が動かない空間は、カメムシにとって理想的な越冬場所になります。

布団・衣類・段ボール箱の中や隙間に潜んでいることもあるため、季節の衣替え時などに突然カメムシが出てきて驚かされることがあります。

窓枠・サッシ・網戸まわり

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窓のサッシや網戸の枠の溝・角の部分は、カメムシがはまり込みやすい形状をしています。特にアルミサッシの枠内部は外からは見えにくく、複数匹が重なって潜んでいることもあります。

窓を開け閉めする際に突然カメムシが動き出した、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

また、窓枠まわりの隙間テープが劣化している場合、そこからの侵入と潜伏が同時に起きていることがあります。定期的な窓まわりの点検が、冬のカメムシ対策として有効です。

洗濯物・衣類の中(気づかず持ち込むケース)

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見落とされがちなのが、洗濯物を経由した持ち込みです。秋に外干しした洗濯物や布団にカメムシが付着し、そのまま室内に持ち込まれるケースがあります。

取り込む際に気づかなければ、タンスやクローゼットの中でそのまま越冬を始めます。

衣類に潜り込んだカメムシは、着用時に気づいて押しつぶしてしまうという最悪の事態を招くことがあります。悪臭が衣類に移ってしまうと、洗濯だけでは完全に取り除けないこともあるため、秋の洗濯物の取り込みには注意が必要です。

冬のカメムシ、踏んだり触ったりしてはいけない理由

悪臭の仕組みと室内への拡散リスク

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カメムシが発する悪臭は、腹部にある臭腺から分泌される化学物質によるものです。主成分はアルデヒド類やヘキサナール類で、非常に揮発性が高く、わずかな量でも広範囲に広がります。

密閉された室内でカメムシを刺激すると、この臭気が部屋全体に充満し、換気をしても数時間から数日間残ることがあります。

冬は換気が不十分になりがちなため、悪臭の拡散リスクが夏よりも高くなります。カーテンや衣類・ソファなどの布製品に臭気が染み込むと、洗濯しても完全には取り除けない場合があります。

正しい「触らない駆除」の手順

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カメムシを刺激せずに駆除する最も確実な方法は、ペットボトルやビニール袋を使った「囲い込み捕獲」です。カメムシに気づいたら、まず動きを止めた状態でそっとペットボトルの口を近づけ、中に落とし込みます。
その後、ふたをしてそのまま屋外に持ち出し、遠い場所で放すか処分します。

市販のカメムシ用スプレー(凍結タイプ)も有効です。動きを瞬時に止めることができるため、素手で触れずに対処できます。

ただし、スプレーの噴射で臭気が出ることがあるため、使用は換気をしながら行ってください。

やってしまいがちなNG行動3選

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Danger

NG①踏みつぶす:最も強烈な臭気が発生します。絶対に避けてください。

NG②掃除機で吸い込む:掃除機の内部で刺激されて臭気を放出し、掃除機ごと臭くなります。その後の使用でも臭いが続くことがあります。

NG③熱湯をかける:臭気を放出させた上に、処理も難しくなります。台所での遭遇時に衝動的にやってしまいがちですが、逆効果です。

家への侵入経路と、冬前にすべき予防策

カメムシが好む侵入口の特徴

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カメムシが侵入しやすい場所には共通の特徴があります。外壁の亀裂・換気口のメッシュの破れ・エアコンのホース貫通部の隙間・玄関ドアや窓の隙間テープの劣化箇所などです。特に築年数が経った住宅では、経年劣化による小さな隙間が多く生じており、カメムシの侵入リスクが高まります。

南向きや東向きの壁面は日当たりが良く、カメムシが集まりやすい傾向があります。こうした面に面した窓・換気口・外壁の点検を優先的に行うことが重要です。

秋〜冬にかけての侵入対策チェックリスト

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カメムシの越冬侵入を防ぐには、9月〜10月の対策が最も効果的です。

以下の項目を確認してください。

  • 窓・ドアの隙間テープの劣化確認と交換
  • 換気口・通気口への防虫メッシュの取り付け
  • エアコンのホース貫通部のパテ埋め
  • 外壁の亀裂・ひび割れのコーキング補修
  • 網戸の破れ・変形の確認と修繕

これらの対策は、カメムシ以外の害虫・害獣の侵入防止にもつながるため、年一度の秋点検として習慣化することをおすすめします。

市販の忌避剤・防虫ネットの効果と限界

カメムシ用の市販忌避剤は、外壁や窓まわりに吹き付けることで一定期間の忌避効果を発揮します。
ただし、効果の持続期間は製品にもよりますが1〜2ヶ月程度であることが多く、越冬シーズン中に複数回の散布が必要になります。

また、すでに家の中に侵入している個体には効果がありません。
忌避剤はあくまでも「これから入ってくる個体」を防ぐものであり、潜伏中の個体の駆除には別の対処が必要です。防虫ネットも同様に、物理的な侵入遮断として有効ですが、すでに侵入済みの個体には無効です。

大量に出る・何度も出る場合はプロへ

「1匹だけ」ではなく大量潜伏しているサインとは

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・毎日のように室内でカメムシを見かける
・天井や壁から微かな臭気を感じる
・天井板のシミや汚れが増えている
・ 特定の部屋や場所に集中して出没する

冬の室内でカメムシが繰り返し出てくる場合、天井裏や壁の内部に集団で越冬している可能性があります。
カメムシは集合フェロモンを分泌する習性があり、一匹が越冬場所を見つけると、そのフェロモンに引き寄せられて他の個体も集まってきます。

天井裏に数十匹から数百匹が密集しているケースも、専門業者の調査では珍しくありません。

ROY株式会社のカメムシ対応サービスの流れ

ROY株式会社では、まず無料の現地調査で侵入経路・潜伏場所・被害範囲を特定します。
天井裏・床下・壁内部を含めた総合的な調査を行い、目視では確認できない潜伏状況も把握します。

調査結果をもとに、薬剤処理・物理的な封鎖・忌避処置を組み合わせた駆除プランをご提案します。
施工後は再発防止のための侵入口封鎖工事まで一貫して対応しており、施工はすべて自社スタッフが担当するため、品質のばらつきがありません。

費用目安と対応エリア

カメムシ駆除の費用は、被害の範囲・潜伏場所・建物の構造によって異なります。ROY株式会社では4,730円〜対応しており、現地調査・見積もりは完全無料です。見積もり後の強引な勧誘は一切行いませんので、「まず状況を確認したいだけ」という方もお気軽にご相談ください。

対応エリアは東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城・栃木・群馬・静岡・山梨・岐阜・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・奈良・和歌山・兵庫・岡山・福岡・熊本・佐賀・長崎・大分です。

最短即日対応も可能です。

よくある質問(FAQ)

冬にカメムシが出るのはなぜ?春まで出続ける?

冬にカメムシが出るのは、秋に家の中で越冬を始めた個体が、暖房の熱を春の訪れと勘違いして動き出すためです。暖房を使用する12月〜3月にかけて断続的に出没することがあります。春になり外気温が安定して上がると、カメムシは屋外へ出ていく傾向がありますが、その前に駆除・封鎖対策をしておくことで、翌年の侵入を大幅に減らすことができます。

カメムシを見つけたらどう処理すればいい?

最も安全な方法は、ペットボトルや袋を使って刺激せずに囲い込む方法です。市販の凍結タイプのカメムシスプレーも有効で、動きを止めてから袋に入れて処分できます。絶対に避けるべきなのは、踏みつぶす・掃除機で吸う・熱湯をかけるといった行動です。いずれも強烈な臭気の発生につながります。

天井裏に大量にいる可能性はある?

十分にあります。カメムシは集合フェロモンで仲間を呼び寄せる習性があるため、一匹が天井裏に入り込むと、翌年以降も同じ場所に集まりやすくなります。天井からカメムシが落ちてくる・天井付近から臭気がするといった場合は、天井裏での集団越冬が疑われます。専門業者による調査を早めにお勧めします。

市販のカメムシ対策グッズは冬でも効く?

忌避スプレーは、すでに侵入している個体には効果がありません。冬に使える対策としては、凍結タイプのスプレーで個別に対処する方法が現実的です。根本解決には、越冬が終わる春先に侵入口を封鎖する対策と、翌年の秋前に忌避剤を散布する事前予防の組み合わせが最も効果的です。

まとめ|冬のカメムシは「越冬中の侵入者」。早めの対処が春の大量発生を防ぐ

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冬にカメムシが出てくるのは、決して珍しいことではありません。秋のうちに気づかれないまま侵入し、暖房の熱に反応して活動を再開する——これがカメムシの越冬習性です。

1匹見かけた場合でも、壁の内部・天井裏・クローゼットの奥などに、さらに多くの個体が潜んでいる可能性があります。何度も出てくる・複数箇所から出てくるという場合は、市販の対策だけでは限界があります。

ROY株式会社では、無料調査で潜伏状況を正確に把握し、駆除から再発防止まで一貫して対応します。「また出た」と繰り返す前に、今シーズン中に根本から解決することをおすすめします。

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    山田 太郎

    この記事の作成者

    若松川 匠

    害虫害獣駆除センター 研究員

    害虫・害獣の生態や効果的な忌避方法を専門に研究する害虫害獣駆除センターの研究員です。 本記事では、自社試験調査の結果や国内外の学術論文に基づくデータをもとに、 信頼性の高い情報をお届けしています。


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