
はじめに
ある朝、庭や台所の隅からネズミの死骸が見つかった。
そんな経験をした方は、おそらく驚きと戸惑いで頭が真っ白になったのではないでしょうか。
「触っても大丈夫?」「病気にはならない?」「どうやって捨てればいい?」
次々と疑問が浮かぶのは、当然のことです。
ネズミの死骸は、見た目以上に衛生上のリスクをはらんでいます。
特に小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭では、誤った処理が感染症の原因になることもあります。
一方で、正しい手順さえ踏めば、多くの場合は自分で安全に処理できます。
この記事では、発見直後にすべきこと・安全な処理の手順・感染症のリスク・業者への依頼が必要な状況・そして再発を防ぐための対策まで、順を追って丁寧に解説していきます。
「どこで見つけたか」で対応が変わる

ネズミの死骸を発見したとき、最初にすべきことは「処理できる状況かどうか」を冷静に確認することです。
発見場所によって自分で対処できるかどうかが大きく変わってきます。
自分で処理できる可能性が高い状況
手の届く場所(台所、部屋の隅、庭など)に死骸があり、腐敗が進んでいない場合は、適切な防護具を用意すれば自分で対処できるケースが多いです。
業者への相談を先に検討すべき状況
天井裏・床下・壁の内部など構造体の奥にある場合、強い腐敗臭がする場合、死骸が複数見つかる場合は、無理に自己対処しようとすると状況を悪化させることがあります。まずは専門業者に相談することをおすすめします。
この判断をまずしてから、次のステップに進みましょう。
ネズミの死骸が危険な理由!知っておくべき感染症リスクとは?

処理の手順に入る前に、なぜ慎重に扱う必要があるのかを正しく理解しておきましょう。過度に恐れる必要はありませんが、リスクを知った上で適切に対応することが大切です。
ネズミが持つ代表的な病原体
サルモネラ菌 ネズミの腸内に潜む菌で、糞便や体液を介して感染します。感染すると腹痛・下痢・嘔吐・発熱などの消化器症状が現れます。特に抵抗力の低い乳幼児や高齢者は重症化することもあるため注意が必要です。
レプトスピラ菌 ネズミの尿に含まれる細菌で、皮膚の小さな傷口や粘膜から侵入します。発熱・筋肉痛・黄疸などを引き起こし、重症化すると腎不全や肝不全につながることがあります。日本でも毎年一定数の感染者が報告されています。
ハンタウイルス ネズミの唾液・尿・糞便に含まれるウイルスで、乾燥した糞などが砕けて空気中に漂うことで吸入感染します。肺炎に似た症状を引き起こす「ハンタウイルス肺症候群」は重篤化するリスクがあります。死骸を乾燥したまま素手で触ったり、掃き掃除で舞い上げたりすることは特に危険です。
ノミ・ダニなどの寄生虫 ネズミが死ぬと、体についていたノミやダニは新たな宿主を求めて周囲に散らばります。これらが人や室内のペットに移ることで、刺咬による皮膚炎だけでなく、ノミが媒介する感染症のリスクも生じます。
自分で処理する場合をステップで解説

処理できる状況であると確認できたら、以下の手順に従って進めましょう。手順を守れば、リスクを十分に抑えた上で処理できます。
処理を始める前に、必ず以下を揃えてください。これが最も重要なステップです。
- ゴム手袋またはビニール手袋(できれば二重に重ねる):薄い手袋は素手に近い状態です。厚手のものか、二枚重ねで使いましょう。
- マスク(できればN95規格か、二重にした使い捨てマスク):粉塵や菌の吸入を防ぎます。
- 使い捨て可能な作業着または汚れてもいい長袖・長ズボン:処理後すぐに洗濯するか、処分できるものが理想的です。
- 二重にできるゴミ袋(大・中各2枚程度)
- 消毒液(次亜塩素酸ナトリウム含有の家庭用漂白剤を薄めたもの、または市販の除菌スプレー)
子どもやペットは処理が完全に終わるまで、その場に近づけないようにしてください。
死骸を動かす前に、まず窓やドアを開けてしっかり換気します。
その上で、消毒液を死骸全体と周囲の床に十分に噴霧し、5〜10分ほどそのままにします。
この「消毒が先」という手順には意味があります。死骸が乾燥したまま触れると、表面の菌や粉塵が空気中に舞い上がります。消毒液で湿らせてから扱うことで、そのリスクを大きく減らせます。
消毒液が浸透したら、トングや割り箸・スコップなどを使って死骸をゴミ袋に入れます。
使い捨てできる道具を選びましょう。ない場合は、二重にした手袋のまま慎重に持ち上げてください。
袋に入れたら、空気を抜きながら口をしっかり縛り、さらにもう一枚の袋に入れて二重にします。この二重袋が漏れ防止の重要なポイントです。
最後に、袋の外側にも消毒液を軽くスプレーしておくと安心です。
袋に密封した死骸は、基本的には燃えるゴミとして廃棄できます。
ただし地域によって扱いが異なる場合があるため、不安な場合はお住まいの市区町村の窓口か保健センターに確認してみましょう。「ネズミの死骸の廃棄方法を教えてください」と問い合わせれば、丁寧に教えてもらえます。
死骸を除去したら、発見場所の床・壁・周辺の物を再度消毒します。
使った道具(トング・スコップなど)も消毒液に浸すか、ゴミ袋に入れて処分しましょう。
最後は、手袋を外してからすぐに石けんで丁寧に手を洗います。
手袋を外す際も、外側に触れないように「裏返しながら外す」ようにすると菌が手につきにくくなります。この手洗いを省略しないことが、感染予防の最後の砦です。
自分で処理が難しい場合・業者に依頼する目安は?

どんなに頑張っても、個人では対処しきれない状況があります。以下に当てはまる場合は、無理をせず専門業者への相談を検討してください。
業者を呼ぶべき4つのケース
① 天井裏・床下・壁の奥にある場合 構造体の内部に死骸がある場合、個人では取り出すことができません。無理に取り出そうとすると壁や天井を傷つけたり、死骸を奥に押し込んでしまったりすることがあります。専門の機材と技術を持つ業者に任せるのが安全です。
② 強い腐敗臭がする場合 腐敗が進んだ死骸は、体液が床材や壁材に染み込んでいることがあります。表面をきれいにしても臭いや菌が残ってしまうため、内部まで含めた消毒・除去が必要です。業者は特殊な消毒剤や機材を用いて徹底的に対処します。
③ 複数の死骸が見つかる場合 一匹ではなく複数のネズミが死んでいた場合、家の中で大規模な侵入・巣作りが起きている可能性があります。死骸の処理だけでなく、根本的な駆除・侵入防止の対策が必要です。
④ 家族に免疫の弱い方や乳幼児がいる場合 感染リスクに対して特に慎重であるべき方がいるご家庭では、プロによる徹底的な処理と消毒を選ぶことが安心につながります。
再発を防ぐために!処理後に必ず行いたい侵入対策

死骸を処理して終わり、とはなりません。
ネズミが一度入り込んだ家には、同じ経路から再び入ってくる可能性があり、下の対策を講じることで、再発リスクを大幅に下げることができます。
侵入経路を徹底的に塞ぐ
ネズミは体の大きさに似合わず、2〜3cmほどの隙間があれば侵入できます。以下の場所を重点的に確認して塞いでください。
- エアコンの配管周りの隙間(パテや金属メッシュで塞ぐ)
- 台所の排水管や給水管が壁を貫通している部分
- 床下点検口の周囲
- 古い家屋の外壁のひび割れや継ぎ目
DIYで対処できる場所もありますが、床下や壁の内部は専門業者による調査・施工が確実です。
食料の管理を見直す
ネズミは食料を求めて家に侵入します。食べ物の管理を徹底するだけで、ネズミが「住み着く理由」をなくすことができます。
- 米・小麦粉などの穀物類は密閉容器に移して保管する
- 生ごみはその日のうちに処理するか、ふた付きのゴミ箱を使う
- ペットフードは食べ残しをそのままにしない(特に夜間)
- 段ボール箱はネズミの巣材になるため、不要なものは早めに処分する
トラップや忌避剤を活用する
ネズミの通り道になりやすい場所(壁際・家具の裏・台所の隅)に粘着トラップを設置することで、早期に侵入を察知できます。また、ネズミが嫌がる超音波発生器や忌避剤(スプレー・ペレット型)を組み合わせると効果的です。
ただし、これらは補助的な手段です。
根本的な侵入経路の封鎖と食料管理がなければ、トラップだけでの完全な駆除は難しいことを覚えておいてください。
よくある疑問Q&A

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死骸を触った後、どんな症状が出たら病院に行くべきですか?
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処理後1〜2週間以内に、発熱・下痢・嘔吐・皮膚の発疹・呼吸困難などの症状が現れた場合は、念のため医療機関を受診してください。その際、「ネズミの死骸を処理した」ことを医師に伝えると、適切な検査や治療につながります。
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死骸の臭いが残っているのですが、消臭はどうすればいいですか?
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重曹を臭いのある場所に振りかけて一定時間置いてから掃除機で吸い取る方法や、市販のペット用・除菌用の消臭スプレーが効果的です。それでも臭いが取れない場合は、床材や壁材に染み込んでいる可能性があるため、業者に相談することをおすすめします。
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ネズミが家に入りやすい季節はありますか?
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ネズミは寒さを嫌うため、気温が下がる秋から冬にかけて暖かい場所を求めて家屋に侵入しやすくなります。また、飲食店が集まる商業地近くの住宅や、築年数の古い木造住宅は特にリスクが高い傾向があります。秋口に侵入対策を見直すと効果的です。
業者への相談は「大げさ」じゃない。安心のための正しい選択

「専門業者に頼むなんて大げさかな」「費用がかかるから自分でやらなきゃ」と思う方は少なくありません。
しかし、ネズミの問題に限っては、専門業者への相談は決して過剰な対応ではありません。
害獣駆除の専門業者は、死骸の除去・消毒はもちろん、ネズミがどこから入り込んだかの経路調査、侵入口の封鎖、再発防止施工まで一貫して対応してくれます。
自分で処理しても根本の侵入経路が残っていれば、また同じことが起きます。
「一度きちんとプロに見てもらう」ことが、長い目で見ると最も合理的な選択である場合も多いのです。
特に小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭、築年数の古い住宅にお住まいの方は、感染リスクや再発リスクが高い傾向にあります。「気になったら相談する」という気軽さで、まず電話やWebで問い合わせてみることをおすすめします。多くの業者は無料で見積もりや相談を受け付けています。
ネズミ・その他害獣トラブルはROY株式会社にお任せください!

「自分では難しい」「衛生面が不安」と感じたら、ぜひROY株式会社にご相談ください。
死骸の除去・消毒から再発防止施工まで、経験豊富なスタッフが迅速・丁寧に対応いたします。お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください!
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