害獣イノシシとは?被害の実態と正しい対策を徹底解説

「夜中に庭が荒らされている」「畑が一晩で全滅した」「住宅地の近くでイノシシを見かけた」

こうした声は近年、全国的に増えています。山奥にいる動物という印象が強いイノシシですが、実際には人の暮らしのすぐそばまで行動範囲を広げ、農作物だけでなく住宅地の環境や人身事故にも影響を及ぼす“害獣”として問題になっています。

本記事では、イノシシの基本的な生態から、被害の種類、出没が増える理由、見かけたときの正しい対応、やってはいけない行動、そして現実的な予防策までを、害獣対策の視点で分かりやすく整理します。


目次

イノシシとはどんな動物か

イノシシは偶蹄目イノシシ科に属する大型の哺乳類で、日本各地に広く分布します。体長はおおむね100〜170cm、体重は60〜150kgほどで、大型個体では200kg近くになることもあります。寿命は10〜15年程度。活動は主に夜間に活発になる夜行性寄りですが、状況によっては昼間に姿を現すこともあります。

見た目はずんぐりとしていても、短距離では人間より速いとされるほど運動能力が高く、突進力も強いのが特徴です。さらに嗅覚が非常に優れており、地中にある作物や虫なども匂いで探し当て、鼻先で掘り返して食べます。この「掘る」行動が、農地や庭・法面などを荒らす大きな原因になります。

なぜイノシシは「害獣」と呼ばれるのか

野生動物であるイノシシ自体は自然界の一部ですが、人の生活圏に入り込み、被害が発生した時点で「害獣」として扱われます。主な理由は大きく3つです。

1つ目は、被害の規模が大きいこと。作物を少し食べるだけでなく、畑全体を掘り返して荒らすため、収穫がほぼ不可能になるケースもあります。2つ目は、危険性が高いこと。臆病な面はあるものの、追い詰められたり驚いたりすると突進し、人に深刻なけがを負わせる可能性があります。3つ目は、人里への出没が増えていること。山の環境変化や餌の豊富さなどが重なり、住宅地周辺での目撃や被害が増えています。

イノシシによる主な被害

① 農作物被害(最も多く深刻)

イノシシ被害で最も多いのが農作物への被害です。稲、サツマイモ、トウモロコシ、野菜全般、果樹など、狙われる作物は幅広く、特に匂いの強いものや地中に実るものも掘り起こして食べます。問題は「食べた量」以上に「荒らし方」にあります。掘り返しや踏み荒らしで畑全体が壊れ、部分的な被害では済まないため、金額的・精神的なダメージが大きくなりがちです。

② 住宅周辺の被害(近年増加)

最近目立つのが住宅地での被害です。庭や芝生を掘り返される、花壇が壊される、敷地の斜面や土手が崩れるなど、生活環境そのものへの被害が増えています。イノシシはミミズや幼虫などを探して地面を掘り返すため、一度現れると同じ場所を繰り返し荒らすことがあり、地盤の緩みや法面崩壊といった二次被害にもつながり得ます。

③ 人身被害・事故のリスク

イノシシは基本的には人を避けますが、状況次第では非常に危険です。たとえば、突然驚かせた場合、逃げ場を失ってパニックになった場合、子連れのメスに不用意に近づいた場合などは攻撃性が高まり、突進事故につながる恐れがあります。牙や体当たりで大けがをする可能性があり、「見かけたら追い払う」のは非常に危険な判断です。

なぜイノシシの被害が増えるのか

① 山の環境変化(里山の荒廃)

放置された里山の増加、人が山に入らなくなったこと、下草が伸びて隠れやすい環境になったことなどにより、イノシシが山から人里へ出やすくなっています。人の気配が薄い場所ほど、野生動物にとっては「安全地帯」になり得ます

② 人里のほうが餌が多い

人の生活圏には、イノシシにとって魅力的な餌が豊富にあります。畑の作物、家庭菜園、生ゴミ、落ちた果実など、エネルギー効率の良い食べ物が簡単に手に入ります。一度「ここには餌があり安全だ」と学習すると、同じ場所に繰り返し出没するようになります

③ 繁殖力が高い

イノシシは繁殖力が高く、年1回の出産で1度に4〜6頭ほど産むことが一般的です。天敵が少ない地域では個体数が増えやすく、結果として出没や被害の確率も上がります。

昨今のイノシシ被害のニュースをご紹介いたします

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/2287421?display=1(mrt)
https://news.ntv.co.jp/category/society/9196936372974061952ff49da27868db(日テレニュースNNN)

最優先は「近づかない」

イノシシを見かけたら、絶対に近づかないことが基本です写真を撮ろうとして距離を詰めたり、威嚇したり、追い払おうとしたりするのは危険です。特に子どもを近づけないことが重要で、安全な距離を保ったまま、静かにその場を離れましょう。

自治体に相談する

イノシシの対応は、多くの場合自治体の管轄で管理・対策が行われます。相談の際は「目撃場所」「日時」「頭数」「被害状況」を整理して伝えるとスムーズです。繰り返し出没している場合ほど、早期の共有が被害拡大の防止につながります。

やってはいけないNG行動

❌ 餌付け

❌ 自己判断での捕獲・追い払い

❌ 「山に追い返せば解決」という発想

住宅でできる現実的な予防策

対策の基本は「餌を与えない」「侵入させない」「居心地を悪くする」です。具体的には、生ゴミを屋外に放置しない、落ちた果実を放置しない、家庭菜園を管理するなど、餌になるものを減らすことが第一です。加えて、フェンスや防護柵の設置・点検も効果的です。特に侵入されやすい隙間、斜面、段差の“抜け道”がないかを見直し、継続的に管理することが重要になります。

よくある質問(Q&A)

イノシシは夜しか出ませんか?

主に夜行性ですが、環境や状況によっては昼間に出没することもあります。

イノシシは人を襲いますか?

基本は人を避けますが、驚かせたとき・逃げ場がないとき・子連れのメスに近づいたときなどは攻撃的になり、事故につながる可能性があります。

忌避剤は効果がありますか?

一時的に効くことはありますが、慣れてしまうと効果が薄れるケースも多く、単独対策としては限界があります。環境管理や侵入防止策と組み合わせるのが現実的です。

まとめ|イノシシ対策は「放置しない」が最重要

イノシシは見た目以上に危険性と被害リスクの高い害獣です。放置すれば農作物だけでなく、住宅周辺の崩壊リスクや人身事故へとつながる可能性があります。大切なのは「近づかない」「餌付けしない」「早めに相談する」の3点。被害が出てから慌てるより、被害が出る前に“寄せ付けない環境”を整えることが、最も安全で確実な対策です。

イノシシの出没や被害にお困りの方は、早めの対策が安心につながります。

住宅まわりの状況確認から再発防止まで、害獣対策のプロが総合的に対応いたします。

イノシシ駆除の記事をみたとお伝えのうえ、ぜひROY株式会社までお気軽にご相談ください。

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    山田 太郎

    この記事の作成者

    鈴木 海斗

    害虫害獣駆除センター 研究員

    害虫・害獣の生態や効果的な忌避方法を専門に研究する害虫害獣駆除センターの研究員です。 本記事では、自社試験調査の結果や国内外の学術論文に基づくデータをもとに、 信頼性の高い情報をお届けしています。

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