外壁リフォームの費用相場はどのくらい?塗装・張替えの比較ポイントを徹底解説!

はじめに
外壁の色あせやひび割れが目につき始めたら、それは外壁リフォームを考えるタイミングかもしれません。
しかし、外壁リフォームとは一口に言っても「外壁塗装」と「外壁の張り替え」があります。
「塗装と張替えってどう違うの?」「でも、いったいどのくらい費用がかかるの?」と、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一級建築士が在籍する総合リフォーム会社「ROY株式会社」が、それぞれの外壁リフォームの費用相場や選び方のポイントを徹底的に解説します。
ぜひ最後までお読みください。
外壁リフォームを検討すべき5つのタイミング!こんな症状が出たら要注意
「まだ綺麗に見えるから大丈夫」と思っていても、外壁の劣化は目に見えない部分から進行している場合もあります。以下のような兆候や環境条件に心当たりがある場合は、早めの外壁点検・リフォームを検討しましょう。

外壁にチョーキング現象が見られる(手に白い粉が付く)
手で壁を触ったとき、白い粉が付着する現象をチョーキングと言います。
これは塗膜の劣化が始まっているサインで、防水性が落ちている可能性があります。

外壁にひび割れ(クラック)がある
髪の毛のような細かいヒビから、構造に影響する大きな割れまで、クラックは雨漏りの原因になりやすい劣化症状のひとつです。

外壁が反っている・浮いている・剥がれている
サイディング材の反りや浮き、ジョイントの隙間があると、雨水が侵入しやすくなり、下地の腐食に繋がる恐れがあります。

カビ・コケなどが目立つ
特に北面や風通しの悪い箇所に発生しやすいのが、カビやコケです。
外壁の防水性が失われている証拠であり、劣化の初期サインと考えられます。
築10年以上経過している(未塗装の場合)
築10年を超えると、塗膜の防水性能が大きく低下してきます。たとえ症状が目に見えなくても、点検だけでも受けておくことをおすすめします。
【外的環境】雨・紫外線・風・雪の影響も大きい!

外壁の劣化スピードは、一概に築年数だけで決まるものではありません。
海沿いで潮風の影響を受けやすい地域や、雨や雪が多い場所、夏場の直射日光が強いエリアなど、住んでいる地域や気候・立地環境によっても大きく左右されます。

海沿い地域や豪雪地帯、日差しの強い地域では、5〜8年程度で塗り替えが必要になるケースもあります。
外壁リフォームの種類と特徴

外壁リフォームにはいくつかの方法があり、工事の規模や費用、耐久性が異なります。
これから代表的な3つの方法とその特徴をご紹介します。
リフォーム方法 | 概要 | 費用相場(30坪の場合) |
---|---|---|
外壁塗装 | 既存の壁に塗装を施して保護・美観を回復 | 70万~120万円 |
外壁カバー工法 | 既存壁の上から新しい外壁材を張る | 150万~200万円 |
外壁張替え | 既存の壁材を撤去して新しい壁に交換 | 200万~300万円以上 |
外壁塗装と張替えの費用相場(坪数別)
坪数 | 外壁塗装 | 外壁張替え |
---|---|---|
20坪 | 約60万〜90万円 | 約150万〜230万円 |
30坪 | 約70万〜120万円 | 約200万〜300万円 |
40坪 | 約90万〜150万円 | 約250万〜350万円 |
※地域差・外壁材・劣化状況によって変動します。
外壁リフォーム費用を左右する5つの要素
外壁リフォームの費用は以下の条件で大きく変動します。
① 外壁材の種類
外壁剤のはサンディング、モルタル、タイル、金属系などさまざまな種類があります。
素材によって施工方法や必要な下地処理が異なり、費用に大きく影響します。
例えば、金属サンディングは軽量で施工しやすく、比較的安価ですが、タイルや高級サンディングは材料費・施工費ともに高くなる傾向があります。
耐久性やデザイン性とのバランスを考えて選ぶことが重要です。
② 塗料のグレード
塗装リフォームの場合、使用する塗料の種類・グレードによって価格が大きく変わります。
ウレタン系は安価で扱いやすい一方、耐久年数は短めです。
シリコン系やフッ素系は耐用年数が長く、防汚性や遮熱性などの機能も向上しますが、その分初期費用は高くなります。
長期的なメンテナンスサイクルを踏まえて選ぶと、結果的にコストが抑えられる場合も!
③ 足場費用
外壁リフォームでは、安全確保と作業効率のために足場設置が必要です。
足場費用は建物の高さや形状、工事日数によって変動します。
一般的な2階建て住宅で外壁全体を施工する場合では、約15〜25万円程度が相場ですが、3階建てや複雑な形状の建物ではさらに高くなります。
一度の足場設置で屋根工事なども同時に工事を行うことで、トータルコストを抑えることができます。
④ 劣化の程度
外壁や下地、防水シートの劣化が進んでいるほど補修作業が増え、費用が上がります。
例えば、鏡面の色あせ程度なら塗装だけで済みますが、ひび割れや下地の腐食がある場合は補修や交換が必要です。
劣化が軽度のうちにリフォームを行えば、工期も短く費用も抑えられます。
定期的な点検で早めに対応することがコスト削減のポイントです!
⑤ 建物の形状・立地
建物の形状が複雑なほど施工に手間がかかり、材料のロスも増えるため費用が上がります。
また、狭小地や隣家との距離が近い場合、足場の組み立てや資材搬入が難しくなることで追加費用が発生することもあります。
海沿い、山間部など立地条件によっては特殊な防錆・防水対策が必要になることも。
張替えと塗装、どう選べばいい?
比較項目 | 外壁塗装 | 外壁張替え |
---|---|---|
費用 | 安い(70万〜) | 高い(200万〜) |
工期 | 短い(10日前後) | 長め(2〜3週間) |
耐久性 | 10〜15年 | 20〜30年 |
外観の変化 | 色が変わる程度 | 素材ごと変わる |
おすすめ時期 | 劣化が軽度 | 壁材の腐食・雨漏りあり |
外壁塗装が向いているケース
- 壁材に大きな傷みがない
表面の色あせや軽いひび割れ程度で、外壁材や下地に大きな損傷がない場合は、塗装によるメンテナンスで十分対応できます。
防水性や美観を回復でき、工期も短めです。 - 築10〜20年以内で初めての塗装
外壁の劣化が比較的軽度で、まだ耐久性が保たれている築年数であれば、塗装だけで長く持たせることが可能です。
初回の塗り替えは外壁寿命を延ばす絶好のタイミングです。 - 予算を抑えたい
外壁張り替えやカバー工法に比べ、塗装は工事費用を大幅に抑えられます。
見た目を綺麗にしたいが、大規模工事は避けたい場合に最適です。
張替えが必要なケース
- 雨漏りや腐食がある
外壁や下地まで劣化が進行し、雨水が侵入している場合は、塗装では根本的な修復ができません。
張り替えによって下地から新しくする必要があります。 - 塗装してもすぐ剥がれる
下地や外壁材の密着性が低下していると、塗料を塗っても短期間で剥がれてしまいます。
こうした場合は新しい外壁材への交換が有効です。 - 過去に何度も塗り直している
繰り返しの塗り替えで表面の劣化が隠し切れない場合、費用対効果を考えると張り替えの方が長期的にコストを抑えられることがあります。
5. 外壁リフォームでよくある失敗例とその対策
① 「見た目だけで安心してしまう」
塗装直後は見た目が美しくても、下地処理が不十分だと1〜2年で塗膜が剥がれたり、ひび割れが再発したりします。
見た目に惑わされて下地の状態を確認しないまま工事を進めると、早期に再工事が必要となる可能性も。
対策
工事前に下地や壁材の状態をしっかりチェック!施工前の写真や説明を受けると◎
② 「安さだけで業者を選んでしまう」
費用が安いことは魅力的ですが、極端に低価格な場合は、材料の質を落としたり作業時間を短縮したりして工事の品質が下がることがあります。
その結果、数年で塗膜が劣化し、再リフォームが必要になることも少なくありません。
対策
価格だけでなく、施工実績や保証制度、使用する材料や工法の詳細を確認。2〜3社から見積もりを取り比較しよう!
③ 「必要ない工事まで勧められた」
本来であれば外壁カバー工法で十分対応できる状態なのに、コストの高い張り替えを提案されるケースがあります。
知識がないまま、勧められるまま契約してしまうと不要な費用負担が発生します。
対策
工事内容に疑問がある場合は、別の業者からセカンドオピニオンを取るのも有効です。
6. 火災保険が使えるケースもある?
外壁リフォームの中には、火災保険の適用を受けられる場合があります。
対象になる可能性がある例:
- 台風でサイディングが剥がれた
- 雹で外壁が割れた
- 落雪・落石による損傷
上記のようなケースでは、保険の対象になる可能性があります。
申請は損傷発生日から3年以内が原則。
被害状況の写真や、当日の気象データなどを記録しておくと申請の際にスムーズです。
また、自己判断せずにまずは保険会社や専門業者に相談することが大切です!
火災保険の申請に関しては下記の記事をご参考にしてみてください。

ROY株式会社の外壁診断とは?
一級建築士が在籍・ドローンや赤外線を活用した診断
外壁の劣化や雨漏りのリスクは、見た目だけでは判断できません。ROYでは、経験豊富な建築士が診断し、以下のような詳細なレポートを提供しています。
- 外壁のひび割れ・反り・塗膜剥離のチェック
- 雨漏りリスクの評価
- 耐久性の診断
- 最適な施工方法の提案(塗装・張替え)
よくある質問(Q&A)

- 塗装と張替えの寿命はどれくらい?
-
塗装は約10〜15年、張替えは20〜30年が目安です。使用する塗料や外壁材によっても変わります。
-
リフォーム中、家に住めますか?
-
はい、多くのケースでは住みながら施工が可能です。ただし足場があるため、外の出入りや洗濯に注意が必要です。
-
追加費用がかかるのはどんな時?
-
下地の腐食や雨漏りなどが見つかった場合、補修費用が追加されることがあります。事前診断で極力トラブルを避けられます。
-
相見積もりは取るべき?
-
はい、最低2〜3社の見積もりを取るのがおすすめです。ただし価格だけでなく、保証の内容や施工体制も比較しましょう。
外壁リフォームはROYにお任せください!

ROY株式会社では、確かな知識と経験を持つプロのスタッフが、お客様のご要望に合わせた点検や作業のご提案を行います。
外壁リフォームをご検討されている方はぜひROYにお任せください。


問い合わせ〜施工までの流れ
ROYの施工の流れ

ご相談は無料なので、点検をご希望の場合や、不具合を見つけたらお気軽にお問い合わせください。詳しい状況をお伺いします。
最短当日のご訪問も可能です。

経験豊富な屋根専門のプロが調査を行い、原因箇所を見つけます。
また最新機器を使った調査で、確実に原因を特定します。
弊社では、赤外線カメラを搭載した ドローン を使用した調査を行っております。
ドローン調査は、通常の作業員による確認作業に比べて、時間や費用を大幅に削減できます。

調査結果を元にお見積りを作り、被害状況などをご説明します。
その後、どのような施工内容で作業を進めていくか詳細にご説明します。
調査する場所によってはお客様の目が届かない場所があるため、調査結果の不透明さを心配されるかもしれません。
当社は実際に撮影した原因箇所の写真をお見せしながら、修理方法についても詳しく説明します。専門的な言葉も使わず、分かりやすくお伝えするのでご安心ください。



お見積り内容にご了承いただいたら、住宅に精通したプロが高い技術で、原因箇所を的確に修理します。
施工にかかる期間は被害状況や修繕場所によって変わります。施工期間の目安はお見積もり時にお伝えいたしますのでご安心ください。

アフターフォローで安心
最長5年の無料のアフターフォローで施工後もしっかりサポート。
期間中は無料の定期点検もついて安心です。
まとめ
外壁リフォームを行うことは、外壁の保護だけでなく、大切なお住まいの寿命を伸ばすことにも繋がります。
築10年以上の戸建て住宅にお住まいの方は、そろそろ外壁の見直し時期です。
小さなヒビ割れでも、放置すれば雨漏りや腐食に繋がる可能性があります。
ROY株式会社では、確かな知識と経験を持つスタッフが無料で現地調査・診断を行い、お客様のご要望に合わせたプランをご提案しています。
まずは、ご相談からでもお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ前に
ご確認ください
必ずご確認をお願いします
お問い合わせ内容への返信は、下記の電話番号またはメールアドレスよりご連絡いたしますので、ご留意のほどお願い申しあげます。
tel:044-328-9227
mail:info@roy-g.com
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