地震被害からの住宅復旧と耐震リフォーム|プロが教える完全ガイド

地震大国である日本では、いつ起こるかわからない地震に対する備えが欠かせません。実際に地震被害を受けた戸建て住宅では、「家が傾いているかもしれない」「壁にヒビが入っている」「水漏れが発生している」など、様々な問題が発生します。
ROY株式会社では、地震発生後の緊急診断から本格的な復旧工事、さらには将来の地震に備えた耐震補強まで、地震に関する住宅の総合的な対策をワンストップで提供しています。一級建築士による専門診断により、目に見えない被害も含めて正確な状況把握を行い、お客様の安心・安全な住まいの回復をサポートいたします。
地震後に戸建て住宅で起こりやすい被害とは?

構造部分の被害
基礎の亀裂・沈下
地震の揺れにより、住宅の基礎部分にひび割れや沈下が発生することがあります。基礎は住宅全体を支える重要な部分のため、小さな亀裂でも放置すると建物全体の安全性に影響します。

柱・梁の損傷
木造住宅では、柱や梁に亀裂や継手部分の緩みが生じる場合があります。これらの損傷は外見からは分かりにくく、専門家による詳細な診断が必要です。

壁の亀裂・変形
内壁や外壁に斜めのひび割れが発生したり、建具の開閉に支障が出るほど壁が変形することがあります。

外装部分の被害
屋根瓦の破損・ズレ
瓦屋根では瓦の割れやズレ、金属屋根では変形や接続部分の損傷が発生しやすくなります。屋根の被害は雨漏りに直結するため、早急な対応が必要です。

外壁材の剥落・亀裂
サイディングボードの浮きや剥落、モルタル外壁の亀裂などが発生し、建物の防水性能に影響を与えます。

雨樋の損傷
雨樋の変形や破損により、雨水の適切な排水ができなくなり、建物周囲の浸水や基礎への悪影響が懸念されます。

設備関連の被害
給排水管の破損
地盤の動きにより、給水管や排水管に亀裂や離脱が生じ、水漏れや排水不良が発生します。

ガス管の損傷
ガス配管の損傷は重大な事故につながる可能性があるため、地震後は必ずガス会社による点検を受けることが重要です。

電気設備の故障
分電盤の損傷や配線の断線により、停電や漏電の危険性が生じる場合があります。

地震直後にすべきこと・してはいけないこと
地震直後の安全確認手順
まず家族全員の安全を確認し、怪我がある場合は応急処置を行います。

ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを落として二次災害を防ぎます。

玄関や窓など避難経路を確保し、必要に応じて屋外に避難します。

安全な場所から建物の外観を確認し、明らかな損傷がないかチェックします。

地震直後のNG行動

NG行動 | 理由 | 正しい対応 |
---|---|---|
すぐに2階に上がる | 構造が損傷している可能性 | ○専門家の点検後に判断 |
ガス器具をすぐに使用 | ガス漏れの危険性 | ○ガス会社の点検後に使用 |
損傷箇所を自己修理 | 二次被害の可能性 | ○専門業者に相談 |
被害写真を撮らない | 保険申請に支障 | ○詳細な記録を残す |
ROY株式会社の地震被害対応サービス
緊急診断サービス
地震発生後、お客様からのご連絡に対して緊急対応いたします。一級建築士が迅速に現地に駆けつけ、建物の安全性を総合的に診断いたします。
緊急診断の内容:
- 構造安全性の目視点検
- 応急危険度判定
- 緊急修繕箇所の特定
- 継続居住の可否判断
詳細被害調査
緊急対応後、より詳細な被害調査を実施いたします。
調査項目:
- 基礎・構造躯体の精密診断
- 設備配管の損傷確認
- 建物全体の変位測定
- 地盤状況の確認
復旧工事計画の策定
被害調査結果に基づき、段階的な復旧計画を策定いたします。
復旧工事の段階
雨漏り対策、構造補強など
損傷箇所の根本的な修理
耐震補強、断熱改修など
内装・設備の更新

地震保険・火災保険の活用方法
地震保険の適用範囲
地震保険は地震・噴火・津波による損害を補償する保険です。
- 建物本体の損壊
- 家財の損傷
- 地震による火災

- 全損 – 保険金額の100%
- 大半損 – 保険金額の60%
- 小半損 – 保険金額の30%
- 一部損 – 保険金額の5%
火災保険での対応
地震以外の自然災害による損害は火災保険で対応できる場合があります。
- 風災(台風・竜巻等)
- 雪災・雹災
- 落雷
- 水災(床上浸水等)

保険申請のサポート
ROY株式会社では、保険申請に必要な書類作成をサポートいたします。
- 被害状況の詳細写真撮影
- 修理見積書の作成
- 被害報告書の作成
- 保険会社との調整
耐震補強を含む総合リフォーム
現行耐震基準との比較
1981年6月以前に建築された住宅(旧耐震基準)は、現在の基準と比較して耐震性能が不足している可能性があります。
新旧耐震基準の違い:
項目 | 旧耐震基準(~1981年5月) | 新耐震基準(1981年6月~) |
---|---|---|
想定地震 | 震度5程度 | 震度6強~7程度 |
設計方針 | 倒壊しない | 倒壊・崩壊しない |
損傷許容 | 軽微な損傷OK | 軽微~中程度の損傷OK |
耐震診断の重要性
- 予備診断 – 図面・目視による簡易診断
- 一般診断 – 詳細な調査・計算による診断
- 精密診断 – 破壊調査を含む精密診断
- Iw値1.5以上 – 倒壊しない
- Iw値1.0~1.5未満 – 一応倒壊しない
- Iw値1.0未満 – 倒壊する可能性が高い
耐震補強工事の内容
基礎の補強
- ひび割れ部分の補修
- 鉄筋の追加配筋
- 基礎の増し打ち
構造躯体の補強
- 筋交いの追加
- 構造用合板による壁補強
- 柱・梁の接合部補強
屋根の軽量化
- 瓦屋根から軽量屋根材への変更
- 屋根構造の見直し
地震被害復旧工事の実際の事例
事例1:築40年住宅の地震被害復旧+耐震補強
お客様: 東京都練馬区 S様邸
被害状況: 基礎亀裂、内壁損傷、屋根瓦ズレ
工事内容: 基礎補修、耐震補強、屋根葺き替え、内装復旧
工事費用: 1,400万円(地震保険適用)
工期: 4ヶ月

「地震で家の基礎にひび割れができ、とても不安でした。ROY株式会社さんは地震の翌日には詳しい診断をしてくださり、地震保険の申請もサポートしていただきました。耐震補強も同時に行ったので、今は以前より安心して暮らせています。」
事例2:液状化被害からの復旧工事
お客様: 千葉県浦安市 T様邸
被害状況: 地盤沈下、基礎損傷、配管破損
工事内容: 地盤改良、基礎修復、配管全面更新
工事費用: 2,200万円
工期: 6ヶ月

「液状化で家が傾き、水道も使えない状態でした。ROY株式会社の一級建築士の方に『必ず元通り以上に直します』と言っていただき、本当にその通りになりました。地盤から根本的に直していただき感謝しています。」
事例3:地震後の予防的耐震補強
お客様: 東京都江戸川区 K様邸
被害状況: 軽微な亀裂のみ
工事内容: 予防的耐震補強、制震ダンパー設置
工事費用: 800万円
工期: 2ヶ月

「幸い大きな被害はありませんでしたが、将来への不安から耐震補強を決断しました。住みながらの工事でしたが、丁寧に配慮していただき、工事中も快適に過ごせました。」
地震に強い住まいづくりのポイント

建物の耐震性向上
構造バランスの改善
建物の重心と剛心を近づけることで、地震時のねじれを軽減します。
接合部の強化
柱と梁、土台と柱の接合部を金物で補強し、地震時の構造部材の抜けを防ぎます。
壁量の確保
必要な耐力壁を適切に配置し、建物全体の耐震性を確保します。
制震・免震技術の活用
制震ダンパー
地震エネルギーを吸収する装置を設置し、建物の揺れを軽減します。
免震装置
建物と基礎の間に免震装置を設置し、地震の揺れを建物に伝えにくくします。
非構造部材の対策
家具の固定
転倒防止金具の取り付けや配置の見直しを行います。
ガラスの飛散防止
窓ガラスに飛散防止フィルムを貼付します。
設備配管の柔軟継手
給排水管にフレキシブル継手を使用し、地震時の破損を防ぎます。
地震被害に関するよくあるご質問(Q&A)
- 地震後、住み続けても大丈夫か心配です。どう判断すればよいですか?
-
まず専門家による建物診断を受けることが重要です。ROY株式会社では一級建築士が緊急診断を行い、継続居住の可否を判定いたします。軽微な損傷であっても、構造安全性に影響がないか確認することで安心して住み続けることができます。
- 耐震補強工事はどの程度の期間がかかりますか?
-
建物の規模や補強内容により異なりますが、一般的な戸建て住宅で1~3ヶ月程度です。住みながらの工事も可能ですが、工期は若干長くなります。事前の詳細な計画により、お客様のご都合に合わせた工程を組ませていただきます。
- 築年数が古い家でも耐震補強は効果がありますか?
-
はい、築年数に関係なく耐震補強は効果があります。特に1981年以前の旧耐震基準の建物では大幅な性能向上が期待できます。ROY株式会社では建物の現状を詳しく調査し、最も効果的な補強方法をご提案いたします。
- 地震被害の修理費用はどの程度かかりますか?
-
被害の程度により大きく異なります。軽微な修理であれば数十万円から、構造部分の大規模な修理では数百万円から千万円以上になる場合もあります。地震保険や各種補助金の活用により、実質的な負担を軽減できる場合があります。
まとめ|地震に備える住まいづくりはプロとの連携が重要
地震大国日本で安心して暮らすためには、地震被害への適切な対応と将来への備えが不可欠です。地震被害を受けた住宅の復旧は、単純な修理ではなく、より安全で安心な住まいへの改良の機会でもあります。
ROY株式会社では、地震発生後の緊急対応から本格的な復旧工事、さらには耐震性能の向上まで、地震に関する住宅の総合的な対策をワンストップでご提供いたします。一級建築士による専門的な診断と自社施工による確実な工事により、お客様の大切な住まいをお守りいたします。
ROY株式会社の地震対応サービス:
- 一級建築士による専門的な被害調査
- 地震保険申請による無料見積もりサポート
- 最新技術による耐震補強工事
- 全国での迅速対応
- 充実したアフターフォロー体制
「もしも」の時に備える住まいづくりから、実際の被害からの復旧まで、地震に関するお住まいのお悩みは何でもご相談ください。経験豊富な専門スタッフが、お客様の安心・安全な暮らしを全力でサポートいたします。
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