コウモリ被害にお困りの方へ|見分け方と対策を徹底解説!


目次

はじめに

夜になると天井裏からガサガサ音がする、玄関に黒いフンのようなものが落ちている……。


そんなときに考えられるのが「コウモリ被害」です。

コウモリは見た目こそ可愛らしい印象を与えるかもしれませんが、
放置しておくと家屋の損傷や健康リスク、悪臭といったさまざまな問題を引き起こします。

特にアブラコウモリ(イエコウモリ)は都市部や住宅街にも多く生息し、
人の住まいに侵入して巣を作ることがあるため注意が必要です。

この記事では、コウモリの基本知識や被害の種類、見分け方、
さらに自分でできる予防策から専門業者への依頼のポイントまで、
ROY株式会社が豊富な現場経験をもとに、わかりやすく解説します。

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コウモリの基本知識と生態

コウモリの基本知識と生態

哺乳類でありながら飛行能力を持つ生き物

コウモリは、哺乳類でありながら自力で飛ぶことができる唯一の動物です。
日本国内では約30種が確認されていますが、家屋への被害をもたらすのは主に「アブラコウモリ(イエコウモリ)」です。

種類体長翼を広げた長さ主な生息場所
アブラコウモリ約4〜6cm約20〜30cm屋根裏、戸袋、換気口など
ユビナガコウモリ約5〜6cm約30〜35cm河川沿いや山林

アブラコウモリは都市部に適応しており、
夕方になると住宅街の上空を飛びながら蚊や小さな虫を捕食します。

夜行性のため、気づきにくい存在

コウモリは夜行性で、昼間は狭くて暗い場所で休み、
夕方から活動を開始します。そのため、家の住人が気づかないうちに棲みついていることも少なくありません。

とくに以下のような場所が、彼らの格好のすみかとなります。

  • 屋根裏の隙間
  • 戸袋や雨戸の奥
  • 換気口・エアコン配管まわり
  • 軒下の小さな穴

1.5cm程度の隙間があれば容易に出入りできてしまうため、
まさかこんなところから?」というような場所に巣を作っていることもあるのです。


コウモリ被害の実態と深刻さ

コウモリ被害の実態と深刻さ

フン害による悪臭と衛生リスク

最も多い被害が「フン被害」です。
黒く小さな粒状のフンが屋根裏やベランダ、窓枠などに多数落ちており、
乾燥して粉状になると空気中に舞ってアレルゲンとなる可能性があります。

放置すると以下のようなリスクが高まります。

  • フンによる悪臭、建材の腐食
  • ヒストプラズマ菌などの真菌感染
  • ノミ・ダニの発生による二次被害

騒音や壁内移動のストレス

夜間になると「キュッキュッ」「カサカサ」といった鳴き声や物音が聞こえることも。
これは天井裏や壁内に潜んだコウモリの移動音です。

特に睡眠中の時間帯に発生するため、
精神的なストレスや不眠の原因となってしまいます。

健康被害と感染症のリスク

コウモリそのものは直接的に人を襲うことはありませんが、
以下のような感染リスクが指摘されています。

  • 狂犬病ウイルス(日本ではまれですがゼロではありません)
  • ダニ・ノミによる刺咬症状や皮膚炎
  • 真菌による肺疾患

小さなお子様や高齢者、ペットがいる家庭では、
より慎重な対応が求められます。


自分でできる!コウモリ被害の見分け方

自分でできる!コウモリ被害の見分け方

代表的な兆候一覧

以下のような症状がある場合は、コウモリが住み着いている可能性が高いです。

  • 軒下や玄関周辺に黒いフンが落ちている
  • 夜間に屋根裏や壁内から音がする
  • 窓の近くに白い液体の跡がある(尿)
  • 屋根や外壁に黒ずんだ通り道ができている
  • 夏場に羽音や鳴き声がする

他の害獣との違いを知る

比較対象フンの形状音の特徴鳴き声
コウモリ黒くて小さい、乾燥しているカサカサ、バサバサキュッキュッ
ネズミ黒くて硬い、やや丸いカリカリ、カサカサほぼなし
イタチ長く湿っている、悪臭ありドタバタ、大きめキーキー

自分でできるコウモリ対策5ステップ

STEP
被害サインを見逃さない

フンや音、黒ずみなどの異変に早めに気づくことが第一歩です。見慣れない汚れや臭いがあれば注意しましょう。

STEP
活動時間を見極める

コウモリは夕方〜夜に活動します。日中に追い出しても戻ってくるので、夕方以降に出入り口を確認するのが効果的です。

STEP
忌避剤や超音波装置を活用

市販のコウモリ忌避スプレーや、超音波機器を使って一時的に寄り付きにくい環境をつくります。ただし根本解決には不十分です。

STEP
侵入口を特定する

エアコンの配管、換気口、瓦の隙間など、直径1.5cm以上の穴が侵入口になります。夕方に出入りする様子を観察しておくと◎。

STEP
完全に追い出してから封鎖

中にコウモリがいる状態で塞ぐと、室内で死んでしまい腐敗の原因になります。必ず外に出てから翌日以降に封鎖しましょう。

コウモリは勝手に駆除できない?法律と注意点

コウモリは勝手に駆除できない?法律と注意

日本ではコウモリは「鳥獣保護管理法」により守られており、
許可なく殺傷・捕獲を行うことは禁じられています。

つまり、自己判断での駆除は違法になる可能性があります。

法律を守った対応が求められる

許可を得ていない個人や業者が、
追い出しや殺処分を行った場合、罰金や懲役刑の対象になることがあります。

そのため、以下のような流れで合法的な対応を行うことが重要です。

  1. コウモリの確認と点検
  2. 被害箇所の特定と追い出し(捕獲せずに)
  3. 巣の撤去と糞尿清掃・消毒
  4. 侵入経路の封鎖

この工程を正しく行えるのは、
法令に基づいた知識と経験を持つ専門業者のみです。

Q&A

コウモリが出たら、すぐ駆除してもいいですか?

法律上、無許可での駆除(捕獲・殺傷)は禁止されています。

日本のコウモリは「鳥獣保護管理法」の対象となっており、勝手な駆除は法律違反になります。基本は「追い出し+侵入防止」が正しい対応です。確実かつ合法に処理するには、専門業者への相談が安心です。

コウモリのフンの見分け方はありますか?

米粒状で黒く、乾燥してポロポロ崩れるのが特徴です。

ネズミのフンと間違いやすいですが、コウモリのフンは昆虫の殻などが混じっており、つまむと崩れます。見た目で判断が難しい場合はプロの点検をご利用ください。

1匹だけ飛んできた場合も駆除すべきですか?

巣を作っている可能性があるため、注意が必要です。

単独行動に見えても、実際は屋根裏などに複数匹が棲みついているケースが多く見られます。糞や鳴き声、羽音があれば早めに調査を依頼しましょう。

超音波装置や忌避剤は効果がありますか?

一時的な効果はありますが、根本的な解決には不十分です。

超音波や忌避スプレーは「コウモリを近づきにくくする」程度で、完全な追い出しや再発防止にはなりません。侵入口の封鎖と徹底した清掃が重要です。

コウモリの巣を放置するとどうなりますか?

建物の劣化や健康被害につながる恐れがあります。

糞尿による木材の腐食、カビの発生、悪臭などに加え、ノミやダニによる二次被害も想定されます。早期の撤去と清掃が大切です。

自分で侵入口を塞いでも大丈夫ですか?

追い出しをせずに塞ぐのは非常に危険です。

中にコウモリが残ったまま封鎖すると、建物内で死骸となり、腐敗や害虫の発生を招きます。必ず「追い出してから」封鎖するのが基本です。

コウモリ被害は保険の対象になりますか?

加入している火災保険の内容によって異なります。

「破損・汚損」などの特約がついている場合、フン清掃や天井材の修復費が一部補償されるケースもあります。契約内容を確認してみてください。

コウモリはどの季節に多く発生しますか?

4月〜10月にかけて活動が活発になります。

特に繁殖期の6〜8月には、親子連れで巣を作ることが多く、被害が拡大しやすい傾向があります。冬は活動が落ち着きますが、巣はそのまま残っています。

コウモリは毎年戻ってきますか?

はい。一度棲みついた場所には再び戻ってくる習性があります。

過去に被害があった場所は記憶され、翌年以降も再び侵入してくる可能性が高いため、確実な封鎖と対策が必要です。

ROY株式会社に依頼したらどんな流れになりますか?

ご連絡後、以下の流れで対応いたします。

  1. お電話またはフォームからのご相談(「コウモリ駆除の記事を見た」とお伝えください)
  2. 無料の現地調査・点検
  3. 被害状況のご説明とお見積もり
  4. コウモリの追い出し・清掃・再侵入防止工事
  5. アフターサポート(再発保証あり)

すべて一級建築士監修のもとで、安全かつ丁寧に施工いたします。

ROY株式会社が選ばれる理由

ROY株式会社総合リフォームが選ばれる理由

ROY株式会社は、創業16年、害獣・害虫駆除に特化した専門企業です。地域の気候・建物構造・生息状況に精通しているからこそ、的確な調査と最短ルートの駆除が可能。

また、使う材料なども市販のスプレーでは届かない効果を実現するため、当社では独自に開発したプロ仕様の忌避スプレーを使用しています。

長時間効果が持続し、刺激臭がコウモリに強く働く特別配合。この薬剤は、実際の現場データをもとに改良を重ねた完全オリジナルで、一般には市販されていない当社専用スプレーです。

迅速対応

全国に支社を持つ当社だからこそ、ご相談当日の即日対応も可能。お困りの際は、すぐに駆けつけます。

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初めての方でも安心できるよう、現地調査・見積もりは完全無料。内容や料金もすべて丁寧にご説明いたします。

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山田 太郎

この記事の作成者

鈴木 海斗

害虫害獣駆除センター 研究員

害虫・害獣の生態や効果的な忌避方法を専門に研究する害虫害獣駆除センターの研究員です。 本記事では、自社試験調査の結果や国内外の学術論文に基づくデータをもとに、 信頼性の高い情報をお届けしています。

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