外壁塗装工事の基礎知識を専門業者が徹底解説します!

- 外壁塗装工事を考えている
- 外壁が色あせている
- 築10年以上経っているが、外壁塗装工事をしていない
- 自宅を綺麗にしたい
外壁塗装工事とは?基本をわかりやすく解説します!

家の外観は、年月とともに少しずつ変化していきます。
新築当初は美しかった外壁も、紫外線や雨風の影響を受け、次第に色あせやヒビ割れが目立つようになります。
特に日本の気候は、夏の強い日差しや梅雨時期の湿気、冬の寒暖差が激しく、外壁に大きな負担を与えます。そうしたダメージを放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、建物の耐久性にも悪影響を及ぼしかねません。
そこで重要なのが「外壁塗装工事」です。
外壁塗装工事は、単に家の美観を保つだけでなく、雨水の侵入を防ぎ、家の寿命を延ばす役割を果たします。また、定期的に塗装を行うことで、カビやコケの発生を抑え、断熱効果を高めることも可能です。
しかし、「いつ塗り替えればいいの?」「外壁塗装工事にはどんなメリットはあるの?」といった疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?
この記事では外壁塗装工事の必要性やメリット、工事を行うべき自宅のサインや業者選びのポイントなど、外壁塗装工事に関する基礎知識を解説しています。大切な住まいを長持ちさせるための参考にしてください。
塗膜(とまく)とは?
この記事では何回か「塗膜(とまく)」と言う言葉が出てきます。塗膜とは何のことなのでしょうか。
塗膜は、塗料を塗装した後に乾燥・硬化して形成される塗料の膜のことを指します。つまり、塗装の結果としてできる保護層のことを言います。
対して「塗装(とそう)」は、壁や屋根などの表面に塗料を塗る作業や工法全体を指します。
つまり塗装は「塗る行為」や「工法」、塗膜は「塗った後にできる膜」のことを言います。
塗膜の特徴
- 塗料が乾燥した後にできる「膜状の層」
- 耐久性や防水性を発揮する(性能に関わる)部分
- 厚みや質によって性能が変わる(剥がれやすい塗膜は耐久性が低い)
外壁塗装工事が必要な理由とメリット

外壁塗装工事は、住宅の美観を保つだけでなく、長く住み続ける住宅にとって非常に重要な工事なのです。
ここでは、外壁塗装工事が必要な理由とそのメリットについて詳しく解説します。
- 建物を雨や紫外線から守ることができる
→寿命の延長 - 断熱・遮熱効果で快適な住環境を維持できる
→省エネ効果 - 建物をきれいに保てる
→資産価値の維持
建物を雨や紫外線から守ることができる
→寿命の延長

外壁は日々、紫外線・雨・風・雪などの自然環境にさらされています。
塗膜が劣化すると、ひび割れや色あせが発生する可能性が高まります。雨水が外壁に浸透し、建物内部の腐食の原因になります。
外壁塗装工事をすると、紫外線や天候から外壁を保護することができ、防水性や住宅の耐久性を向上させることができます。
結果、建物の寿命を大幅に伸ばすことができます。
断熱・遮熱効果で快適な住環境を維持できる
→省エネ効果

近年では、遮熱・断熱効果のある塗料も多く使われています。
外壁塗装工事を行うことで夏の暑さや冬の寒さを軽減できます。
夏は室内の温度上昇を抑え、冬は暖気を逃がしにくくするため、エアコンや暖房の使用を抑えられ、光熱費の削減につながります。
建物をきれいに保てる
→資産価値の維持

外壁が汚れていたり、色あせていると、家全体が古びた印象になってしまいます。
外壁は時間の経過とともに色あせや汚れが目立つようになります。塗装を施すことで、新築時のような美しさを取り戻し、建物の印象を大きく変えることができます。
加えて、近年では塗料の中には防カビ・防苔成分を含んでおり、カビやコケの発生を抑え、清潔な外観を長く保つことが可能です。
外壁がきれいだと、住宅の資産価値を維持・向上させることにも繋がります。特に将来的な売却を考えている場合、外壁塗装工事を行なっておいた方が結果的に得をすることが多いです。
外壁塗装工事が必要なサインとチェック方法を紹介します!

外壁塗装工事は、住まいを守る重要なメンテナンスの一つです。
しかし、「どのタイミングで塗装すればいいのか分からない」と悩む方も多いでしょう。
外壁にどのようなサインがあれば外壁塗装工事をすべきか記載しましたので、下記のような症状がある場合は外壁塗装工事を検討しましょう。
各症状の「チェック方法」「放置するとどうなるか」「対処方法」の3点を解説いたします。
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チョーキング現象(白い粉が手につく)が起きている

チェック方法
外壁の表面を手でこすってみて、白い粉のようなものが手に付く場合は、塗料の劣化が進行しているサインです。
これは「チョーキング現象」と呼ばれ、紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化していることを示します。
この状態を放置すると、防水性能が低下し雨漏りの原因になる可能性があります。
放置すると?
- 防水性が低下してしまい、雨水が壁材に浸透してしまう
- 外壁材の腐食が進み、修繕費が増加してしまう可能性がある
対処方法
チョーキングが見られたら、外壁の塗膜が寿命を迎えている可能性が高いため、外壁塗装工事を検討しましょう。
外壁のひび割れ(クラック)が起きている

チェック方法
外壁に大きなひび割れや細かいひび割れがないか確認します。
特に、モルタル壁(主成分がセメントで構成されており、でこぼこしてたりトゲトゲしてる壁材)では、経年劣化によりひび割れが発生しやすいです。
その隙間から雨水が侵入すると、内部の劣化を加速させてしまいます。特に大きなひび割れは構造に影響を及ぼす可能性があるため、早急な対応が必要です。
外壁のひび割れと勘違いしやすいのが塗膜の剥がれや浮きです。
塗膜が剥がれたり浮いていたりするとひび割れているように見えますが、塗膜が割れているだけで、外壁そのものが割れているわけではありません。
外壁そのものに亀裂が入っているか、ご自身で触ってみると分かると思いますので、ご心配な方は確認をしてみてください。
放置すると?
- ひび割れが拡大し、雨水が建物内部に侵入してしまう
- 内部の断熱材や木材が腐食し、建物全体の強度が低下する
- シロアリ被害につながる恐れがある
対処方法
ひび割れの幅によって対策が異なります。
- 幅0.3mm以下のクラック(ヘアークラック):すぐに大きな問題にはならないが、外壁塗装工事で修繕が可能です
- 幅0.3mm以上のクラック:雨水が侵入する恐れがあるため、早急な補修・塗装工事が必要になります
塗膜の剥がれ・浮き


チェック方法
外壁の表面をよく観察し、塗膜が剥がれていたり、浮いている部分がないかを確認しましょう。
特に、外壁の継ぎ目や雨が当たりやすい場所は剥がれやすい傾向にあります。
放置すると?
- 塗膜が剥がれることで、外壁材が直接ダメージを受ける
- 防水性能が失われ、外壁材の劣化が急速に進行
- 建物の見た目が悪くなる
対処方法
塗膜が剥がれている場合は、防水性能が大きく低下しているため、早めに外壁塗装工事を行いましょう。
外壁が色あせている
チェック方法
以前と比べて外壁の色が薄くなったり、くすんではいないでしょうか。
その場合は塗膜が劣化している可能性があります。
紫外線や風雨の影響で外壁は色あせてしまいます。くすんでいると言うことは元々の塗膜の効果が大幅に低下していますので、防水性や防汚性が低下していることを示しています。
色あせくらいならと放置しがちですが、他の被害に繋がる恐れが高いため、早急に外壁塗装工事を行いましょう。
放置すると?
- 美観が損なわれ、家の印象が悪くなってしまう
- 防水性が低下し、ひび割れやカビ・コケ・藻発生の原因に
対処方法
色あせが見られたら、絶好の塗装のタイミングなので、外壁塗装工事を検討しましょう。
カビ・コケ・藻が発生している

チェック方法
外壁の表面に、緑色や黒色のカビやコケ、藻が生えていないでしょうか。
外壁に黒や緑色に変わっている場所あるかを確認しましょう。
特に、北側の壁や日陰の部分に発生しやすいです。また湖、海沿いのご自宅は高い湿気に常に晒されていますので発生しやすい傾向にあります。
放置すると?
- 外壁の見た目が悪くなる
- 外壁の塗膜が剥がれやすくなり、防水性が低下する恐れがある
- カビが室内にも影響を与え、健康被害を引き起こす可能性がある
対処方法
- 軽度であれば高圧洗浄で除去可能です。
- 繰り返し発生する場合は、防カビ・防苔性能のある塗料で塗装を行うのがおすすめ。
外壁塗装工事は10年に1度行おう!
外壁塗装工事を行うタイミングとしては、不具合が見つかった際はもちろんですが、10年に1度は外壁塗装工事を行いましょう。
外壁の塗膜は、10〜15年程度で劣化が進むため、築10年ごとが塗り替えの目安とされています。特に、チョーキング現象(白い粉が手につく)やひび割れが見られた場合は、早めの工事をおすすめします。
住宅を中古で購入した場合は、過去の外壁塗装工事歴を確認し、築10年経っているのに外壁塗装工事を行なっていなかったり、前回の外壁塗装工事から10年経っていたら、何も不具合がなくても外壁塗装工事の検討をしましょう。
一般的な外壁塗装工事の流れ
外壁塗装工事は、どのような流れで工事が行われるのでしょうか。
以下に、一般的な外壁塗装工事の流れを説明します。
まず、業者が現地を訪れ、外壁の劣化状況を確認します。ひび割れや塗膜の剥がれなどを細かくチェックし、最適な施工方法を提案します。見積もりには塗料の種類や作業工程が含まれ、追加費用が発生しないか確認することが大切です。
高所作業の安全性を確保するために、足場を設置します。その後、周囲に塗料が飛散しないように養生シートを張り、隣接する建物や庭を保護します。
外壁に付着した汚れやカビ、藻を徹底的に洗い流します。高圧洗浄を行うことで、塗料がしっかりと密着し、剥がれにくくなります。
外壁のひび割れや劣化したシーリング(コーキング)部分を補修します。適切な下地処理を行わないと、塗装後に劣化が進行する恐れがあります。
下塗りでは、密着性を高めるためのプライマーを塗布します。中塗り・上塗りでは、均一な仕上がりを目指し、耐久性を向上させるために塗料を重ね塗りします。
施工完了後、塗装の仕上がりをチェックし、問題がなければ足場を撤去します。最後に清掃を行い、引き渡しとなります。
外壁塗装工事の業者の選び方

外壁塗装工事は、専門知識と技術が必要な工事であるため、信頼できる業者選びが重要になってきます。
業者によって施工品質や価格が異なるため、慎重に比較検討することをおすすめします。
良い業者を見極めるためのポイントを以下に挙げます。
- 許可・資格の有無を確認
建設業許可や塗装技能士の資格を持っている業者は、技術的に信頼できる可能性が高いです。 - 施工実績や口コミをチェック
過去の施工事例を確認し、同じような住宅の塗装経験があるかを調べましょう。口コミサイトやSNSでの評価も参考になります。 - 相見積もりをして詳細を比較する
見積もり時に施工の詳細を確認したり、見積もり書に記載されている塗料の種類や塗布回数、施工内容を確認しましょう。ちゃんとした施工をしてくれるか相見積もりをして見分けましょう。
一級建築士事務所であるROY株式会社は、多くの施工経験を持つプロのスタッフがしっかり丁寧にお客様のご自宅の外壁を塗装いたします。
相見積もりも大歓迎ですので、外壁塗装工事をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
外壁塗装工事はROY株式会社にお任せ!
ROY株式会社は多くの施工経験を持つ建築のプロが、お客様のご要望に合わせた点検・工事をご提案させていただきます。
外壁は屋根とともに自宅と私たちを守っており、重要な役割を果たしています。
そのため、定期的に外壁塗装工事を行うことで外壁を保護できるとともに、自宅の寿命を延ばすこともできます。
また、放置すればするほど、大きな修理費用がかかってしまうため、早めの対応で、大切な住まいを守りましょう。
そのようなことにならないために以下のことが大切になってきます。
- 外壁のピンチサインを読み取って早めに塗装しよう
- 外壁塗装工事は10年に1度行おう
工事はご自身で行うのは不可能ですので必ずプロの専門業者にお願いしましょう。
一級建築士事務所のROYでは建築のプロが施工を行いますので安心しておまかせください。
工事をご希望な方は下記のバナーからご連絡ください。
ROYの施工の流れ

ご相談は無料なので、点検をご希望の場合や、不具合を見つけたらお気軽にお問い合わせください。詳しい状況をお伺いします。
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調査結果を元にお見積りを作り、被害状況などをご説明します。
その後、どのような施工内容で作業を進めていくか詳細にご説明します。
調査する場所によってはお客様の目が届かない場所があるため、調査結果の不透明さを心配されるかもしれません。
当社は実際に撮影した原因箇所の写真をお見せしながら、修理方法についても詳しく説明します。専門的な言葉も使わず、分かりやすくお伝えするのでご安心ください。



お見積り内容にご了承いただいたら、住宅に精通したプロが高い技術で、原因箇所を的確に修理します。
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FAQ(よくある質問)


まとめ
本記事では外壁塗装工事の必要性やメリット、工事を行うべき自宅のサインなど、外壁塗装工事に関する基礎知識を解説してきました。
外壁塗装工事は見た目のためだけかと思いがちですが、建物の劣化を防いで寿命を延ばし、より安全な生活を送るために、不可欠な工事です。
大切なご自宅を守るために、10年に1度は外壁塗装工事を行いましょう。また、サインが見つかった際も工事を行うことをおすすめします。