東京都内でネズミ被害が急増!?最新データと今すぐできる対策法

東京都 ネズミ 駆除 害獣
目次

はじめに

夜道でネズミを見かけたり、建物の中で物音がしたりした経験はありませんか?
東京都内では、ネズミに関する相談件数が急増傾向にあり、被害は繁華街だけでなく一般住宅にも広がっています。
本記事では、なぜネズミ被害が増えているのか、その理由とともに、今からできる現実的な対策を紹介します。

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    東京都内で増えているネズミ被害の状況

    東京都内では、ネズミ被害に関する相談が増加傾向にあり、都市部の身近な問題となっています。
    以前は、繁華街や飲食店周辺での被害が中心でしたが、近年では住宅街や集合住宅でも被害が報告されています。

    ネズミ被害の相談件数は増加傾向

    東京都の発表や報道によると、ネズミに関する相談件数は、年間およそ7.700件にのぼり、年々増えている傾向が見られます。
    また、長期的にみると過去10年ほどで相談件数が増加しているとされ、ネズミ問題が一時的なものではなく、継続的な課題になっていることがわかります。

    これらの相談は、飲食店や商業施設だけでなく、一般家庭からも多く寄せられており、ネズミ被害が特定の業種や地域に限らない問題であることを示しています

    被害が多い場所の特徴

    ネズミ被害や多く報告されているのは次のような場所です。

    繁華街・飲食店

    生ごみや食品のにおいが多く、ネズミのエサとなるものが豊富なため、発生しやすい傾向があります。

    住宅街

    飲食店街に近いエリアだけでなく、一般的な住宅街でも多く被害が見られます。

    ゴミ集積所や古い建物周辺では特に注意が必要です。

    マンションの上階

    クマネズミと呼ばれる種類は高い場所を移動するのが得意で、外壁や配管を伝って上階まで侵入することがあります。
    そのため、戸建て住宅だけでなく、集合住宅の高層階でも被害が発生しています。

    よくある被害内容

    ネズミの被害として多く報告されている内容には次のようなものがあります。

    • 天井裏や壁の中から物音がする
      夜間に走り回る音が聞こえるケースが多く、睡眠の妨げになることもあります。
    • 食品をかじられる
      保管していた食品やペットフードが荒らされるなど、衛生面の不安につながります。
    • フンや尿による悪臭
      天井裏や収納スペースなどにフンや尿が残り、においや汚れの原因になります。
    • 電気コードをかじられる
      配線を齧られることで、漏電や火災のリスクが高まる可能性があります。

    なぜ東京都でネズミ被害が増えているのか

    東京都内でネズミ被害が増えている背景には、都市環境ならではの事情と、ネズミの生態が大きく関係しています。
    単に、「ネズミが増えた」というだけでなく、いくつかの要因が重なって被害が拡大していると考えられます。

    【原因1】ゴミや生ごみの増加

    ネズミが増える最大の原因のひとつが、エサとなる生ごみの存在です。
    東京都内では飲食店が多く、営業に伴って大量の生ごみが発生します。
    ゴミ置き場の管理が不十分だったり、袋が破れて中身が露出していたりすると、ネズミにとって格好の食料源になります。

    また、家庭ごみについても、夜間に出されたゴミ袋がそのまま放置されることで、ネズミに荒らされるケースが見られます。
    こうした環境がネズミの繁殖を後押ししていると考えられます。

    【原因2】住宅環境の変化と侵入口の多さ

    都市部には築年数の古い建物も多く、壁や床下、配管まわりなどに小さな隙間ができやすくなっています。
    ネズミはわずか数センチほどの隙間からでも侵入できるため、人が気づかないような場所が侵入口になることも少なくありません。

    さらね、東京都内では、集合住宅が多く、ひとつの建物に侵入すると、天井裏や配管スペースを通って複数の部屋へ移動できてしまう点も、被害が広がりやすい要因です。

    【原因3】クマネズミの行動特性

    近年、東京都内で多く見られるのが「クマネズミ」と呼ばれる種類です。

    クマネズミは高い場所を移動するのが得意で、電線や外壁、配管などを伝って建物の上階まで登ることができます。
    そのため、以前は被害が少なかったマンションの高層階でもネズミ被害が発生するようになっています。

    また、警戒心が強く、罠やエサにかかりにくい個体も多いため、対策が難しい点も特徴です。

    【原因4】ネズミの繁殖力の強さ

    ネズミは繁殖力が非常に強く、短期間で数を増やす生き物です。
    エサと住みかが揃った環境では、個体数が急激に増える可能性があります。
    被害に気付いても、放置してしまうと知らないうちに数が増え、被害が拡大してしまうケースも少なくありません。

    東京都過去10年分のネズミ相談件数

    ネズミ類(相談件数)年度別推移
    ネズミ種別構成比(棒グラフ)

    コロナ禍との関係も影響している可能性

    東京都のネズミ被害相談件数を過去10年ほどで見ると、実は常に右肩上がりだったわけではなく、平成30年(2018年)〜令和3年(2021年)頃までは一時的に減少傾向が見られる時期もありました。

    この背景には、新型コロナウイルスの流行による社会環境の変化が関係している可能性があります。
    コロナ禍では、飲食店の休業や営業時間短縮、人通りの減少などにより

    • 路上や飲食店周辺の生ごみが減った
    • 人の活動時間が変化した

    といった影響があり、ネズミの餌場や行動範囲にも変化が生じたと考えられます。

    一方で、感染対策が緩和され、飲食店の営業が本格的に再開した2022年以降は、人の活動が元に戻ったことで、ネズミが再び市街地に集まりやすい環境に戻りつつあると見られています。

    このように、東京都のネズミ被害は単純に増え続けているのではなく、社会状況の変化によって一時的に減少し、その後再び増加に転じた可能性があると考えると、近年の被害増加も理解しやすくなります。

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      自宅でできるネズミ対策

      ネズミ対策を防ぐためには、まず家庭でできる基本的な対策を行うことが大切です。
      ネズミは「エサ」「住みか」「侵入口」が揃うと住み着いてしまうため、この3つを減らすことがポイントになります。

      【対策1】ゴミ・食品の管理を徹底する

      ネズミ対策の基本は、エサになるものを減らすことです。

      • 生ごみはしっかり袋を縛り、フタ付きのゴミ箱に入れる
      • ゴミ出しはできるだけ収集日の朝に行う
      • 食品やペットフードは密閉容器に保管する
      • 食べ残しや食器を放置しない

      特に夜間はネズミが活動しやすいため、キッチンやダイニング周りを清潔に保つことが重要です。

      【対策2】侵入口となる隙間を減らす

      はわずか数センチの隙間があれば侵入できます。
      次のような場所を重点的にチェックしましょう。

      • 配管や排水口まわり
      • 換気口や通気口
      • 壁や床のひび割れ
      • エアコンの配管穴

      隙間が見つかった場合は、金網やパテ、防鼠材などを使って塞ぐことで侵入を防ぐ効果が期待できます。

      【対策3】トラップや忌避剤を活用する

      のネズミ用トラップや忌避剤を使うのもひとつの方法です。

      • 捕獲タイプのトラップ
      • 粘着シート
      • ネズミが嫌がるにおいの忌避剤

      ただし、設置場所を誤ると効果が出にくい場合があります。
      ネズミの通り道(壁際・天井裏・物陰など)を意識して設置することが大切です。

      放置をしないことが重要

      ネズミ被害は、放置すると被害が拡大しやすいという特徴があります。

      • 数が増える
      • 被害範囲が広がる
      • 衛生面や火災リスクが高まる

      といった問題につながる可能性があります。
      物音やフンなどの異変に気付いたら、早めに対策を始めることが被害拡大を防ぐポイントです。

      ネズミ被害の相談先(東京都)

      ネズミ被害がひどい場合や、自分では対処が難しいと感じた場合は、自治体に相談することも可能です。
      東京都では、各市町村がネズミなどの害獣被害に関する相談窓口を設けています。

      相談できる主な窓口

      東京都内でネズミ被害を相談できる主な窓口は、次のような部署です。

      • 保健所
      • 生活衛生課
      • 害獣防担当窓口

      これらの窓口では、ネズミ発生状況についての相談や、対策方法に関するアドバイスを受けられる可能性があります。

      自治体で対応してもらえる内容

      自治体の窓口では、主に次のような対応が行われています。

      • ネズミ被害の状況についての相談対応
      • 家庭でできる駆除・予防方法の案内
      • 地域全体での衛生対策の呼びかけ

      被害の程度や地域によって対応内容は異なりますが、まずは現状を伝えることで、適切なアドバイスを受けられる可能性があります。

      自治体では駆除作業を行わない場合もある

      注意点として、多くの自治体では実際の駆除作業までは行っていないケースが一般的です。

      そのため

      • 被害が長期的に続いている
      • 天井裏など見えない場所で発生している
      • 自分での対策が難しい

      といった場合には、専門業者への相談がおすすめです。

      相談先の調べ方

      お住まいの地域の相談窓口は、各自治体のホームページで確認できます。
      検索する際は

      「○○区 ネズミ 相談」
      「○○市 害獣 相談」
      「○○区 保健所 ネズミ」

      などのキーワードで調べると、窓口情報が見つかりやすくなります。

      専門業者への相談

      ネズミ被害が一時的なものではなく、長期的に続いている場合や、天井裏・壁の中など見えない場所で発生している場合は、専門業者へ相談も検討する必要があります。

      市販のトラップや家庭での対策では、侵入経路や巣の場所を特定できず、根本的な解決が難しいケースも少なくありません。

      専門業者であれば

      • ネズミの侵入経路の調査
      • 被害の状況に応じた駆除方法の提案
      • 再発防止のための対策

      など、状況に応じた対応が可能です。

      また、被害を放置すると、衛生面の問題や建物へのダメージが広がる可能性があります。
      早めの相談で、安心で快適な生活を送れるようにしましょう。

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        よくある質問(FAQ)

        東京都でネズミ被害が増えている原因は何ですか?

        主な原因として、生ごみや食品ごみの増加、建物の老朽化による侵入口の増加、クマネズミの行動特性、ネズミの高い繁殖力などが挙げられます。

        ネズミ被害でよくある症状には何がありますか?

        天井裏や壁の中の物音、食品の食害、フンや尿による悪臭、電気コードをかじられる被害などがよく見られます。

        ネズミ被害を放置するとどうなりますか?

        個体数が増えて被害範囲が広がりやすくなります。さらに、衛生面の悪化や漏電・火災リスクにつながる可能性もあります。

        まとめ

        東京都内では、 ネズミに関する相談が増加傾向にあります。
        その背景には、ゴミや生ごみの増加、建物の老朽化、ネズミの繁殖力の高さなど、さまざまな要因があります。
        被害を防ぐには、食品管理の徹底、侵入口の封鎖、早めの対処といった日常的な取り組みが重要です。

        また、自分では対処が難しい場合には、自治体の相談窓口や専門業者に相談することも大切で、早めの対処が被害拡大を防ぐことができます。

        山田 太郎

        この記事の作成者

        鈴木 海斗

        害虫害獣駆除センター 研究員

        害虫・害獣の生態や効果的な忌避方法を専門に研究する害虫害獣駆除センターの研究員です。 本記事では、自社試験調査の結果や国内外の学術論文に基づくデータをもとに、 信頼性の高い情報をお届けしています。

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