

「最近、家の中でクモをよく見る」

窓を閉めているのに、どこから入ってくるの?」
特に秋になると、このような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
クモはハエや蚊、コバエなどの小さな虫を捕食するため、すべてのクモが住宅にとって害になるわけではありません。一方で、家の中に何度も現れる場合は玄関やサッシ、換気口、配管周辺などに侵入口がある、またはクモのエサとなる小さな虫が住宅内に発生している可能性があります。
実際、クモ用の防虫剤メーカーも玄関・窓枠・通風孔・床下・配水管などのすき間を、クモが屋内へ侵入する可能性のある場所として挙げています。
クモを1匹見つけて駆除するだけでは、原因が残っていれば再び現れることがあります。
この記事では、害虫駆除の専門業者の視点から、
- なぜ家の中にクモが出るのか
- どこから侵入するのか
- 住宅内のどこに潜みやすいのか
- 家にクモが増えるとどのような問題が起こるのか
- 自分でできるクモ対策
- 専門業者が行う対策
- 業者へ相談した方がよいタイミングまで詳しく解説します。
秋になると家の中でクモを見かけやすくなるのはなぜ?

「夏より最近の方がクモをよく見る気がする」と感じる方もいるでしょう。
クモが住宅内へ入ってくる理由は一つではありません。
特に秋口は、住宅周辺で活動していた虫が気温や環境の変化によって建物周辺へ集まることで、それらをエサにするクモも住宅の近くまで移動してくることがあります。
また、窓や玄関の開閉、換気口、外壁の隙間などから偶然入ってくる場合もあります。
重要なのは、「クモだけが突然家の中に発生した」と考えないことです。
クモは基本的に、自分のエサがある場所に集まります。
つまり住宅内でクモを繰り返し見かける場合には、
- コバエ
- ユスリカ
- 蛾
- 蚊
- 小型のゴキブリ
- その他の小さな昆虫などが住宅内や住宅周辺にいる可能性も考えられます。
クモを減らすためには、クモそのものだけではなく、エサとなる虫が発生していないかまで確認することが大切です。
クモは家の中にどこから入ってくる?
クモは体が小さく、種類によってはわずかな隙間を通って住宅内へ侵入します。
主な侵入経路を確認してみましょう。
玄関ドア
玄関はクモが入り込みやすい場所の一つです。
ドアの開閉時に入ることもあれば、ドア下や枠周辺に隙間がある場合、そこから侵入する可能性もあります。
玄関照明に小さな虫が集まっている住宅では、それを狙うクモも玄関付近に集まりやすくなります。
窓・サッシ
掃き出し窓や網戸、サッシ周辺も代表的な侵入経路です。
窓を閉めていても、
- 網戸とサッシの間
- サッシ周辺の隙間
- 窓枠のわずかな隙間などから入り込むことがあります。
クモ用の侵入防止剤でも、窓枠やサッシが予防処理の対象として挙げられています。
換気口・通風口
住宅には空気を入れ替えるための換気口があります。
必要な設備なので完全に塞ぐことはできませんが、網やフィルターが破損していたり、周辺に隙間があったりすると、クモや小さな虫が侵入するきっかけになることがあります。
配管周辺
エアコン配管や給排水管など、外壁を貫通している部分にも注意が必要です。
配管周辺のパテが経年劣化していると、壁との間に隙間ができることがあります。
クモだけでなく、ほかの害虫の侵入口になる可能性もあるため、一度確認してみましょう。
床下・基礎周辺
床下や基礎周辺から住宅内部へ入り込むケースも考えられます。
特に床下は暗く、人の出入りが少ないため、クモにとって落ち着きやすい環境になることがあります。
家の中でクモが潜みやすい場所
クモは住宅内のどこにでもいるわけではありません。
人の動きが少なく、エサとなる虫がいる場所に潜みやすい傾向があります。

- 部屋の隅・天井付近
天井と壁の境目や部屋の角は、人が触れにくく、クモの巣が作られやすい場所です。
気づいたときには大きな巣ができていることもあります。 - 家具の裏
タンスや冷蔵庫、棚など、大型家具・家電の裏側も確認したい場所です。
普段掃除しにくいため、ホコリや小さな虫がたまり、それを狙ってクモが潜む場合があります。 - 窓周辺
窓には外から小さな虫が集まりやすいため、クモも集まりやすくなります。
カーテンの裏やレール周辺などに巣を作ることもあります。 - 玄関周辺
照明や人の出入りによって虫が集まりやすく、その虫をエサにクモが定着するケースがあります。 - 床下・物置
暗く、人が頻繁に入らない場所はクモが潜みやすい環境です。長期間置いた段ボールや資材の裏なども確認してみましょう。
家にクモがいるとどんな被害が起こる?
クモはシロアリのように木材を食べたり、ネズミのように配線をかじったりする生き物ではありません。
そのため、一般的なクモが住宅そのものを破壊するケースはほとんどありません。
住宅で問題になりやすいのは、主に生活上の不快感や巣による汚れそして二次被害です。
クモの巣が住宅を汚す
外壁、軒下、窓、ベランダ、室内の天井などにクモの巣が作られると、見た目が悪くなります。
さらに、クモの巣にはホコリや虫の死骸が付着するため、時間がたつほど汚れが目立ちます。
外壁や玄関照明周辺などでは、掃除してもすぐに新しい巣を作られる場合があります。

家にいるクモは危険?

日本の住宅で見かけるクモすべてが危険なわけではありません。
多くの種類は人を積極的に攻撃するものではなく、小さな害虫を捕食しています。
そのため、クモを見つけたからといって、必要以上に危険視する必要はありません。
セアカゴケグモには注意
セアカゴケグモは特定外来生物に指定されており、毒を持っています。
屋外に置いていた衣類や傘、おもちゃなどに付着して住宅内へ持ち込まれる可能性もあります。
環境省は、セアカゴケグモやハイイロゴケグモを見つけた場合、素手で触らず、自治体へ連絡するよう案内しています。
黒っぽい体に赤い模様があるなど、普段見かけないクモを発見した場合は、むやみに触らないようにしましょう。

家の中のクモを減らすための対策
クモ対策で大切なのは、クモを駆除するだけではなく「クモが入りにくく、住み着きにくい住宅」にすることです。
クモの巣を定期的に取り除く
クモの巣がある場合は、掃除機や柄の長い清掃用品などで取り除きます。
巣だけでなく、周辺に卵のうがないかも確認しましょう。
一度掃除しても同じ場所に何度も巣を作られる場合は、その付近にクモが集まりやすい原因がある可能性があります。
小さな虫を発生させない
クモはエサとなる虫がいない環境には定着しにくくなります。
例えば、
- 生ゴミを放置しない
- 排水口を清掃する
- 食品を密閉する
- ゴキブリやコバエの対策をする
- 網戸の破れを修理するなど、ほかの害虫対策も同時に行いましょう。
クモ用防虫剤の製品説明でも、クモだけでなくエサとなる小さな虫を寄せ付けないことで、クモが住み着きにくい環境を作るという考え方が採用されています。
配管周辺の隙間を塞ぐ
エアコン配管などの周辺にパテの劣化や隙間がある場合は、補修を検討しましょう。
ただし、換気口や排水設備など、本来必要な開口部を塞がないよう注意が必要です。
クモ用の薬剤を使用する
市販されているクモ用の薬剤には、
- 直接駆除するタイプ
- 巣を作らせにくくするタイプ
- 侵入防止用などがあります。
製品によっては、サッシやクモが侵入しそうな場所へあらかじめ処理することで、一定期間寄せ付けにくくするものもあります。
使用する場合は、必ず製品ラベルに記載された使用方法を守ってください。
業者によるクモ対策では何をする?
住宅の状態によって異なりますが、クモ対策を専門業者へ依頼した場合は、次のような流れで対策を行います。
まずクモが出ている場所や巣の位置を確認します。
さらに、
- 玄関
- サッシ
- 換気口
- 配管周辺
- 外壁
- 軒下
- 床下などを調べ、侵入経路になりそうな場所を確認します。
クモだけでなく、エサとなる害虫が発生していないかを見ることも重要です。
クモの巣や潜伏場所を確認し、必要に応じて除去・駆除を行います。
軒下や高所など、自分では対策しにくい場所も施工対象になります。
玄関、窓枠、外壁周辺など、クモが侵入・営巣しやすい場所へ薬剤を使用します。
クモ用薬剤には、直接駆除だけでなく巣を作らせにくくする効果や侵入防止を目的とした製品もあります。
配管周辺や外壁などに隙間がある場合は、必要に応じて封鎖します。
ただし換気口など、住宅に必要な開口部まで塞いではいけません。
建物の構造を確認しながら、塞いでも問題のない場所を対策することが大切です。
クモが繰り返し発生している場合、ここが重要です。
コバエやゴキブリなど、クモのエサとなる虫が住宅にいる場合、それらを減らさなければ再びクモが集まる可能性があります。
そのため、状況に応じて周辺害虫の発生状況も確認します。
クモ駆除を業者に依頼するメリット
- 侵入経路を調べられる
市販の殺虫剤でもクモを駆除することはできます。
しかし、「なぜ入ってきたのか」まで判断するのは簡単ではありません。専門業者であれば建物を確認し、玄関や窓、配管などから侵入していないか調査できます。 - 高い場所まで対策できる
軒下や外壁上部などに巣がある場合、自分で脚立に乗って作業するのは転落事故につながる危険があります。高所まで対応できるのも業者へ依頼するメリットです。 - クモ以外の害虫も確認できる
クモが増える原因に、別の害虫が関係している場合があります。
クモだけを駆除するのではなく、エサとなる虫まで調べられるため、再発防止につなげやすくなります。 - 予防処理までできる
業者による対策は、「今いるクモを駆除する」だけではありません。
巣を作りやすい場所や侵入経路を確認し、薬剤処理や隙間対策を行うことで、再び侵入しにくい環境を整えます。
クモのお困りごとはROY株式会社までご相談ください

室内でクモを繰り返し見かける場合、目の前のクモだけを駆除しても根本的な解決にならないことがあります。
大切なのはどこからクモが入ってきているのか・なぜその場所に集まっているのか・エサとなる害虫が発生していないかまで確認することです。
ROY株式会社では、住宅周辺や室内の状況を確認し、必要に応じてクモの駆除、巣の除去、薬剤による予防処理、侵入口への対策を行います。
また、住宅の構造や隙間まで確認できるため、単純に殺虫剤を使用するだけではなく、クモが再び入りにくい住宅環境をつくるための対策をご提案できます。
「家の中でクモを頻繁に見る」「毎回同じ場所に巣ができる」「どこから入っているかわからない」という場合は、ROY株式会社までお気軽にご相談ください。
その場の駆除だけで終わらせず、侵入経路や発生原因まで確認し、再発しにくい住宅環境づくりまでサポートいたします。
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家の中のクモに関するQ&A
- 家の中にクモが1匹いたら、たくさんいる?
-
必ずしもそうとは限りません。
窓や玄関から偶然1匹だけ入り込んだ可能性もあります。
ただし何度も見かけたり、複数の場所に巣がある場合は、侵入経路やエサとなる虫の発生を確認した方がよいでしょう。
- クモは家の中で繁殖する?
-
種類や環境によっては、住宅内で卵のうを作ることがあります。
同じ場所で繰り返しクモを見る場合や、白っぽい袋状の卵のうが見つかった場合は、周辺を確認してください。
- クモがいるとゴキブリもいる?
-
クモがいるからといって、必ずゴキブリがいるわけではありません。
ただしクモは昆虫などを捕食するため、何らかの小さな虫が住宅内にいる可能性は考えられます。
クモだけでなく、住宅内の害虫発生状況も確認することが大切です。
- 窓を閉めているのにクモが出るのはなぜ?
-
玄関ドアやサッシ、換気口、配管周辺、外壁の隙間など、窓以外にも侵入経路はあります。
どこから入ってくるかわからない場合は、住宅全体を確認する必要があります。
