
「雨が降ると玄関前にナメクジがいる」「駆除しているのに、何度も同じ場所に出てくる」
このような状況に困っていませんか?
ナメクジは基本的には屋外で生活していますが、玄関ドアやサッシ、配管周辺などの小さな隙間から住宅内へ侵入することがあります。
ナメクジはシロアリのように柱や土台を食べて住宅を壊す害虫ではありません。しかし、家の中へ入り込むと床や壁に粘液の跡を残したり、キッチンや洗面所に出たりするほか、住宅周辺に大量発生している場合は、湿気や水はけの悪い環境ができている可能性にも注意が必要です。
特に、玄関周辺で頻繁に見かける、家の中に何度も入ってくる、市販の対策をしても減らないという場合は、目の前のナメクジだけを駆除するのではなく、発生場所や侵入経路を確認した方がよいでしょう。
この記事では、害虫駆除の専門業者の視点から、ナメクジが住宅に侵入する原因や発生しやすい場所、住宅への被害、薬剤処理や隙間封鎖による対策、業者へ依頼するタイミングまで詳しく解説します。

玄関周りのナメクジは家の中に侵入する?
結論からいうと、玄関周りで見かけるナメクジが家の中へ侵入することはあります。
ナメクジは柔らかい体をしているため、住宅にある小さな隙間を通って移動できます。
基本的には屋外に生息しますが、雨上がりや湿度の高い時期には活動が活発になり、玄関先など住宅のすぐ近くまで移動してくることがあります。
特に注意したいのが、

- 玄関ドアの下
- 掃き出し窓やサッシ周辺
- 配管が外壁を通っている部分
- 外壁や基礎周辺の隙間
- 床下につながる部分などです
玄関前で1匹見つけただけなら、たまたま移動してきただけの可能性もあります。
一方で、雨が降るたびに玄関前にいる、毎晩のように見る、玄関の内側でも見つかるのであれば、玄関周辺にナメクジの隠れ場所や移動経路ができている可能性があります。
「玄関にいるだけ」と放置しない方がいいケース
次のような状況なら、一度周辺を確認してみましょう。
| 状況 | 考えられること |
|---|---|
| 雨のたびに玄関に出る | 周辺に湿った生息場所がある |
| 毎回同じ場所にいる | 近くに隠れ場所がある |
| 玄関の内側にもいる | ドア下などから侵入している可能性 |
| 朝に粘液の跡だけ残っている | 夜間にナメクジが移動している可能性 |
| 一度駆除しても再び現れる | 発生源・侵入経路が残っている可能性 |

大切なのは見つけたナメクジの数だけではなく、「繰り返しているかどうか」を見ることです。
ナメクジは住宅のどこに発生しやすい?
ナメクジは乾燥を苦手とし、暗く湿った場所を好みます。
そのため、住宅では「雨が当たる場所」だけではなく、雨がやんだあとも湿気が残る場所に潜んでいることがあります。

植木鉢・プランターの下
玄関周辺でナメクジが発生する原因として特に確認したい場所です。
植木鉢の下は日光が当たりにくいうえ、水やりによって湿った状態が続きやすくなります。
玄関前に鉢植えをたくさん置いている場合は、一度持ち上げて裏側を確認してみましょう。
ブロック・庭石・木材の下
庭に置いたブロックや庭石、板材などの裏側も、日光が当たりにくく湿気が残りやすい場所です。
長期間動かしていない物があれば、その下も確認してみましょう。
排水溝や水がたまりやすい場所
排水溝の周辺や、水はけの悪い地面も注意したい場所です。
雨が降ったあとに水が長時間残る場所があると、ナメクジが活動しやすい環境になります。
床下・基礎周辺
室内で何度もナメクジを見つける場合は、床下や基礎周辺も確認対象になります。
海外の住宅での相談例でも、湿った床下空間から住宅内部へナメクジが侵入した可能性が示されており、湿気の確認や建物周辺の環境改善、隙間対策などが推奨されています。
つまり、家の中にいるナメクジだけを見るのではなく、「住宅の外側のどこにナメクジが潜んでいるのか」まで確認することが重要です。

ナメクジが住宅に住み着くことで起こる被害
ナメクジは木材を食べて柱や土台を破壊する生き物ではありません。
そのため「ナメクジがいると家が壊れる」という表現は正確ではありません。
住宅で問題になるのは、主に次のような被害です。
床や壁に粘液の跡が残る
ナメクジは移動するときに粘液を出します。
玄関土間や廊下、床、壁などを移動すると、乾いたあとに光沢のある筋状の跡が残ることがあります。
朝になってナメクジそのものが見つからなくても、床に這った跡が残っている場合は、夜間に活動していた可能性があります。
何度も侵入されると、そのたびに清掃が必要になるのも厄介な点です。
キッチンや洗面所などに出る
住宅内に入り込んだナメクジは、玄関付近だけにとどまるとは限りません。
室内を移動して、
- キッチン
- 洗面所
- 浴室周辺
- 観葉植物付近などで見つかることがあります。
特に食品や調理器具を扱うキッチンに現れると、衛生面でも気になるでしょう。
駆除しても何度も現れる
住宅で特に困るのがこのケースです。
室内に出てきたナメクジを1匹駆除しても、住宅周辺の発生場所や侵入経路が残っていれば、新しい個体が再び侵入する可能性があります。
「1匹駆除したのにまた出た」のであれば、個体ではなく住宅周辺を見る必要があります。
大量に出る場合は住宅周辺の湿気も確認
害虫駆除の現場でナメクジを見るときに重要なのが、なぜその場所がナメクジにとって過ごしやすくなっているのかという視点です。
ナメクジが家を湿らせるわけではありません。
反対に湿気の多い環境があるため、ナメクジが集まりやすくなっていると考える方が適切です。
例えば
- 庭の水はけが悪い
- 落ち葉が大量にたまっている
- 植木鉢が密集している
- 基礎周辺に物を置いている
- 日当たり・風通しが悪い
- 排水設備周辺が常に濡れている
- 床下の湿度が高いなどが考えられます。
もちろん、ナメクジがいるだけで住宅に水漏れや不具合があると断定することはできません。
ただし、以前はいなかった場所に急に大量発生した場合や、床下付近から繰り返し出てくる場合は、湿気や排水状態を一度確認しておくと安心です。
ナメクジを家に入れないための対策
室内への侵入を防ぐには、ナメクジを1匹ずつ駆除するだけではなく、
①発生しにくい環境を作る
②必要な場所を薬剤等で対策する
③侵入口を塞ぐという3つを組み合わせることが重要です。
植木鉢や落ち葉を整理する
まずは住宅周辺の隠れ場所を減らします。
玄関周りの鉢植えは壁やドアから少し離し、落ち葉や枯れ草、不要な木材などは定期的に片付けましょう。
水はけを確認する
雨が降ったあと、特定の場所だけ長時間濡れていないか確認しましょう。
排水溝が落ち葉や土で詰まっている場合は清掃し、水がたまりにくい環境にします。
ナメクジ用の薬剤を適切に使う
ナメクジ用の駆除剤や忌避剤を利用する方法もあります。
ただし、重要なのはとにかく大量に薬剤を撒くことではありません。
発生している場所や通り道を確認し、その製品のラベルに記載された使用方法・使用場所を守る必要があります。
特に子どもやペットがいる住宅、家庭菜園の近くなどでは、使用できる場所をよく確認してください。
玄関やサッシの隙間を確認する
室内にも出ている場合は、住宅への侵入口を確認します。
主なポイントは、
- 玄関ドア下
- サッシ
- 配管貫通部
- 外壁周辺
- 基礎周辺です。
隙間テープや適切な充填材などによって侵入を防げることがあります。

ナメクジ対策は「薬を撒くだけ」では不十分なことも
「業者に薬を撒いてもらえば終わりなのでは?」と思う方もいるでしょう。
しかし、何度も住宅内へ侵入しているケースでは、薬剤処理だけでは再発する可能性があります。
例えば玄関周辺に薬剤を使用して一時的にナメクジが減っても、
- 植木鉢の下に別の個体が潜んでいる
- 基礎周辺が常に湿っている
- 玄関ドア下に隙間があるといった状態が残っていれば、再び近づいてくる可能性があります。
そのため専門業者による対策では、
玄関周りや床下、配管周辺などを確認し、ナメクジの発生場所や侵入経路を特定します。
植木鉢の下や落ち葉、排水溝、床下など、ナメクジが潜みやすい場所に適した対策を行います。
玄関やサッシ、配管周辺など、ナメクジが通りやすい場所に薬剤や忌避処理を行い、侵入しにくい状態をつくります。
配管まわりや外壁、基礎部分などの小さな隙間を確認し、塞いでも問題のない箇所を適切に封鎖します。
湿気や落ち葉、水たまりなど、ナメクジが発生しやすい環境を見直し、再発しにくい住宅環境へ整えます。
業者なら小さな侵入口まで調べられる!
ナメクジ駆除を業者に依頼する大きなメリットが「どこから入ってきたのか」を調べてもらえることです。
一般の方が室内でナメクジを見つけた場合、どうしてもその周辺だけを確認しがちです。
しかし、実際には室内で見つけた場所と侵入口が同じとは限りません。
害虫駆除業者であれば、
- 玄関
- サッシ
- 配管周辺
- 基礎
- 外壁
- 床下
- 庭・植栽
- 排水設備などを確認し、発生場所や侵入経路を絞り込んでいきます。
これはナメクジに限った考え方ではなく、害虫・害獣対策では侵入した個体だけではなく、建物の外側と内側の両方を確認することが重要です。

小さな穴は塞いだ方がいい?

ナメクジが侵入している隙間が特定できた場合は、塞ぐことで再侵入防止につながります。
例えば、
- 玄関ドア周辺
- サッシ周辺
- 配管と壁の隙間
- 外壁の隙間などです。
ただし、ここで注意したいことがあります。
住宅にある穴を何でも塞げばいいわけではありません。
住宅には、換気や排水のために必要な開口部があります。
例えば、
- 換気口
- 水抜き穴
- 排水設備
- 通気のための開口部などです。
こうした場所を誤って塞いでしまうと、湿気や排水など別の住宅トラブルにつながる可能性があります。
そのため、「穴があるから全部コーキングする」のではなく、塞いでも問題のない侵入口なのかを判断したうえで施工することが重要です。
ナメクジ駆除を業者に依頼するメリット
自分でナメクジを1匹駆除するだけなら、それほど難しいことではありません。
専門業者へ依頼する価値が出てくるのは、何度も発生している場合です。
発生場所まで確認できる
室内に出てきた個体だけではなく、庭や玄関周辺、床下なども確認できます。
「なぜこの家にナメクジが多いのか」を調べられることが業者へ依頼する大きなメリットです。
侵入経路を調べられる
玄関、サッシ、配管などを確認し、住宅への侵入経路になっている可能性がある場所を探します。
必要に応じて物理的な侵入防止対策を組み合わせることで、再発を防ぎやすくなります。
状況に合わせて薬剤処理できる
住宅全体にむやみに薬剤を使用するのではなく、発生場所や移動経路に合わせた施工ができます。
子どもやペットがいる家庭では、事前に伝えて使用方法を相談するとよいでしょう。
ナメクジ以外の原因も確認できる
ナメクジが大量にいる場合、庭や床下などの環境に原因があることもあります。
害虫駆除の専門業者であれば、ナメクジだけに注目するのではなく、住宅周辺の湿気や害虫が侵入しやすい環境もあわせて確認できます。
再発防止まで考えられる
自分での駆除との一番大きな違いはここです。
専門業者による対策では、「今いるナメクジを駆除する」だけではなく「再び入ってこない状態を作る」ことまで考えて施工できます。
ナメクジ駆除を業者に相談するタイミング
玄関前でナメクジを1匹見つけただけなら、すぐに業者へ依頼する必要はありません。
まずは周辺を掃除し、植木鉢や落ち葉などの隠れ場所を減らして様子を見てもよいでしょう。
一方で、次のような場合は専門業者への相談をおすすめします。
- 玄関周辺で頻繁に見かける
- 室内に何度も入ってくる
- 毎回同じ場所から出てくる
- 駆除しても数日後にまた出る
- 床下付近から出てくる
- 大量発生している
- 市販薬を使っても改善しない
- 侵入口がわからない
- 隙間をどこまで塞いでいいかわからない

ナメクジのお困りごとはROY株式会社までご相談ください!
玄関周りや住宅内でナメクジを何度も見かける場合は、見えている個体だけを駆除しても再発することがあります。
大切なのは、ナメクジがどこに潜んでいるのか、どこから住宅内へ侵入しているのか、なぜその場所に発生しやすくなっているのかまで確認することです。
ROY株式会社では、住宅まわりの害虫被害について、発生状況や侵入経路を確認したうえで、必要に応じて薬剤による対策や侵入口への対策を行います。
また、ナメクジが多く発生する原因として住宅周辺の湿気や建物の隙間などが関係している場合には、害虫だけではなく建物の状態も含めて確認できることがROY株式会社の強みです。
「玄関に毎日のようにナメクジがいる」「家の中に何度も入ってくる」
「市販の対策をしても改善しない」「どこから侵入しているのかわからない」
このようなお困りごとがありましたら、ROY株式会社までお気軽にご相談ください。
ナメクジの駆除だけで終わらせず、再び侵入しにくい住宅環境をつくるための対策まで一緒に考えます。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。
