<凝縮水の排水工事とは?>


エコジョーズは構造上、凝縮水(ドレン排水)が発生します。
凝縮水(ドレン排水)は通常酸性(pH3程度)ですが、給湯器内で中和器(炭酸カルシウムを充填)を
通すことにより、中性(pH7程度)にして排出されます。
このドレン排水は、下水道法では「汚水」に分類されます。
「汚水」以外には「雨水」があり「汚水+雨水」=「下水」となります。
そのためトイレやお風呂の生活排水と同じように、汚水系統に排出することが原則とされています。

一戸建ての場合は敷地内にある「汚水桝(マス)」までドレン排水が流れるように、
ドレン配管(ドレン排水の排水経路)を敷設します。
そして「汚水桝(マス)」の横に穴を開け、そこにドレン配管を通して接続します。
マンションの場合はこの工事が出来ないこともあるので問い合わせが必要です。

ドレン排水の排出量が微量であること、水質を一定に保つ機構を装置内に有していることなどから、
ドレン排水を雨水と同様の取扱いとして、雨水系統の排水設備への排出を認めている自治体もあるので、
その場合は雨どい及び雨水升へ繋ぐことが可能です。(下記写真を参照)
自治体によって少し条件が違うので、念のためホームページを確認したり、
不明な点があれば電話で問い合わせをするとよいでしょう。

<雨どいに繋いだ状態の写真>


【エコジョーズ給湯器】 【雨どいに繋いだ状態】 【繋いだ部分を上から見た状態】
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